精神医療の#MeToo セクハラ被害者の声を集め、議員や関係省庁に声を上げていきます
●弁護士さんが呼びかけた電子署名 あっという間に1万筆以上
週刊新潮が報じた財務省トップ、福田淳一財務次官のセクハラ問題が世間を騒がせている。
福田氏側が、セクハラ告発の女性に名乗り出ることを求めると、女性弁護士さん達が反発。ネットで署名を呼びかけると、あっという間に1万筆以上が集まった。
そして今日19日午前0時、福田氏の「抱きしめていい!」「浮気するか」「胸触っていい?」などの発言を録音したのは、テレビ朝日の女性記者であることが判明した。つまり、セクハラを告発した女性記者は実在したのだ。セクハラを訴え出ても、会社がもみ消したから週刊誌に情報提供したそうだ。
●精神医療の性被害はもっと悲惨で深刻
一般社会でも声をあげるのが大変だが、それ以上に大変なのは精神医療における性被害だ。
鹿児島の精神科医の事件が波紋を呼んでいるそうだ。拡散大歓迎ということなので、私も紹介する。
鹿児島の精神科医の問題は、ご遺族が高検に上申書を提出し、記者会見をするなどの行動を起こした結果、関係省庁(厚生労働省や法務省等)にも知られるようになっているようだ。そして、その事件に関心を寄せる国会議員らも現れ始めたとのこと。もはや、 単なる一地方の事件から 、国レベルの問題になりつつあるようだ。
私も国立成育医療研究センターに要望を何度かしてみたが、精神科で起きたセクハラやドクハラの問題を本気で解決しようという姿勢が感じられなかった。世間ではこれだけセクハラ問題が社会問題になっているにも関わらず、だ。
●ナショナルセンターは、説明責任を果たさないのか?
それどころかセンターに所属していた小児科医が、児童買春容疑で逮捕された事件についても、ほとんど沈黙している。嵐が過ぎ去るまで、ひたすら沈黙を続けウヤムヤにしようとしているようだ。報道が真実なら、真実だと説明するべきだし、冤罪に近いのなら、違うと説明するべきだ。
だから、この後に及んで被害者を救済しようとしている市民団体は、サイエントロジーなどと批判するのはやめたほうがいいと思う。週刊誌に記事を書いてもらったり、政治家に陳情しなければ、改善に動こうとしないのはなぜ?医療に対する根強い不信があるのは、誰のせいなのか考えるべきだと思う。
●患者の秘密を握る精神科医と患者の間には、圧倒的な力関係があり、両者の性的関係に合意は存在しない 知識のある医師が患者に性的言動を続けるのは、性暴力と同じ
女性セブン『鹿児島発セクハラ医師 麻薬取締部が捜査! 鬼畜の診察室』を読んで 前編
女性セブンVol.30 2017年8月17日号

上記の女性セブンに掲載された、鹿児島のセクハラ医師が女性患者に送りつけたという下着の写真↓

精神医療における深刻な性被害についてはこちらから
週刊新潮が報じた財務省トップ、福田淳一財務次官のセクハラ問題が世間を騒がせている。
福田氏側が、セクハラ告発の女性に名乗り出ることを求めると、女性弁護士さん達が反発。ネットで署名を呼びかけると、あっという間に1万筆以上が集まった。
【拡散お願いします】弁護士有志で、チェンジオルグ署名呼びかけを始めました。
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) 2018年4月17日
財務省は、セクハラ告発の女性に名乗り出ることを求める調査方法を撤回してください!!https://t.co/YcPWN6KRie
そして今日19日午前0時、福田氏の「抱きしめていい!」「浮気するか」「胸触っていい?」などの発言を録音したのは、テレビ朝日の女性記者であることが判明した。つまり、セクハラを告発した女性記者は実在したのだ。セクハラを訴え出ても、会社がもみ消したから週刊誌に情報提供したそうだ。
【UPDATE】テレ朝女性社員、週刊新潮へのリーク理由は「セクハラが黙認される危機感」https://t.co/HiwfCrxsd6
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2018年4月18日
●精神医療の性被害はもっと悲惨で深刻
一般社会でも声をあげるのが大変だが、それ以上に大変なのは精神医療における性被害だ。
鹿児島の精神科医の事件が波紋を呼んでいるそうだ。拡散大歓迎ということなので、私も紹介する。
鹿児島の精神科医の問題は、ご遺族が高検に上申書を提出し、記者会見をするなどの行動を起こした結果、関係省庁(厚生労働省や法務省等)にも知られるようになっているようだ。そして、その事件に関心を寄せる国会議員らも現れ始めたとのこと。もはや、 単なる一地方の事件から 、国レベルの問題になりつつあるようだ。
私も国立成育医療研究センターに要望を何度かしてみたが、精神科で起きたセクハラやドクハラの問題を本気で解決しようという姿勢が感じられなかった。世間ではこれだけセクハラ問題が社会問題になっているにも関わらず、だ。
●ナショナルセンターは、説明責任を果たさないのか?
それどころかセンターに所属していた小児科医が、児童買春容疑で逮捕された事件についても、ほとんど沈黙している。嵐が過ぎ去るまで、ひたすら沈黙を続けウヤムヤにしようとしているようだ。報道が真実なら、真実だと説明するべきだし、冤罪に近いのなら、違うと説明するべきだ。
ひぇ~、国立成育医療研究センターって、小児医療のナショナルセンターでしょ。酷すぎる。子どもの患者の憲章第1条「子どもたちは、いつでもひとりの人間として大切にされます。」|援助交際で逮捕 国立病院エリート小児科医は“意識高い系” https://t.co/igEq9Zb1Mu
— 寺町東子 (@teramachi_toko) 2017年10月3日
だから、この後に及んで被害者を救済しようとしている市民団体は、サイエントロジーなどと批判するのはやめたほうがいいと思う。週刊誌に記事を書いてもらったり、政治家に陳情しなければ、改善に動こうとしないのはなぜ?医療に対する根強い不信があるのは、誰のせいなのか考えるべきだと思う。
●患者の秘密を握る精神科医と患者の間には、圧倒的な力関係があり、両者の性的関係に合意は存在しない 知識のある医師が患者に性的言動を続けるのは、性暴力と同じ
多くの被害者を生み出してしまった鹿児島の精神科医の事件の全貌が各方面に知られることにより、大きな反響が起きています。
この南日本新聞の記事では、とても重要な専門家のコメントが書かれています。「患者の秘密を握る精神科医と患者の間には、圧倒的な力関係があり、両者の性的関係に合意は存在しない。知識のある医師が患者に性的言動を続けるのは、性暴力と同じだ」
そうです。もはやそこには合意は存在せず、性暴力そのものなのです。
そして、この問題について関心を寄せ、真剣に取り組みたいと考える国会議員や役人たちも出てきました。これはまさに来たるべき時が来たと言えるでしょう。主治医であった精神科医から性的アプローチをかけられた方、性的関係を持たされた方の声を集め、議員や関係省庁に声を上げていきます。
①いつ
②どこの精神科医療機関で
③どの精神科医に
④どんなことをされたのか
⑤特に脅しや特別扱いをほのめかす言動はあったか
(例:断ったら薬を出してやらない、言うことを聞いたら特別にお薬をあげる)
⑥その結果治療にどのような影響があったか
これらについて以下に報告して下さい。合意があったかどうかはもはや関係ありません。
mail: info@cchrjapan.org
電話:03-4578-7581
FAX:03-4330-1644
手紙:〒160-0023東京都新宿区西新宿7-22-31-711
市民の人権擁護の会日本支部
女性セブン『鹿児島発セクハラ医師 麻薬取締部が捜査! 鬼畜の診察室』を読んで 前編
女性セブンVol.30 2017年8月17日号

上記の女性セブンに掲載された、鹿児島のセクハラ医師が女性患者に送りつけたという下着の写真↓

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