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2018/08/16

『日本モンサントと筑波大学 学生に金銭払い肯定コメントをSNSに投稿させた』というニュースと『ヘルス・リテラシー』 後編

●PR会社が、金銭を支払ったうえで、肯定的なコメントをSNSに投稿させているのは、『遺伝子組み換え作物』だけなのか?

アメリカって凄まじいと思っていた私だったが、つい先ほど、このニュースをみて危機感が募った。





日本モンサントが、筑波大学と共催で、遺伝子組み換え作物に関する啓発イベントを行い、金銭払った上で“肯定ツイート”を促していたというニュースを知ったからだ。あの悪名高い、子宮頸がんワクチンの公費助成運動に似ている。PR会社は、まだこんな啓発を大学生にやらせているのか、とびっくりした。


そう、今の時代に「健康に生きる」とは、いかに、企業のロビー活動と距離をおくか、でもあるのだ。それなのに、筑波大学ともあろう国立大学が学生にロビー活動の仕組みを教えるのならともかく、騙すようなことをさせるなんて!


遺伝子組換等のイベントで金銭払い“肯定ツイート”(2018/08/15 11:52) テレビ朝日ニュース

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遺伝子組み換え作物などの教育イベントについて、主催者側のPR会社が、一部の学生に金銭を支払ったうえで、肯定的なコメントをSNSに投稿させていたことが分かりました。専門家からは疑問の声が上がっています。

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日本モンサントは、2日に大学と共催で、遺伝子組み換え作物などの教育イベントを行いました。高校生や大学生ら54人が参加しましたが、PR会社が金銭を支払った学生27人に対し、ツイッターにイベントに関する肯定的な感想を投稿するよう促していたことが分かりました。

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投稿のなかには、「遺伝子について楽しく学べた」「遺伝子組み換えって危険なイメージがあったけど変わった」などがあります。こうした宣伝手法について、日本モンサントとPR会社は、「投稿は学生の意思で、業界のガイドラインを遵守(じゅんしゅ)し、#ambassadorと書かれているため宣伝だと分かる」としていますが、投稿時、この表記のない書き込みが複数ありました。

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PR会社は「学生側のミス」と主張しています。遺伝子組み換え食品について、政府は、安全性が確認できたものに限り流通を認めていますが、内閣府の調査によりますと、減少傾向にあるものの、35%が「不安を感じる」と答えています。

こうしたテーマの宣伝方法として、消費者問題に詳しい弁護士は疑問を呈しています。

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日弁連消費者問題対策委員会・板倉陽一郎弁護士:「社会を二分するような問題に『こちらが良い』と何となく思ってもらうための手法。違法ではないが、難しい問題を皆で議論しないといけない時に簡単にどっちかに誘導しようというのは皆、不幸だと思う」


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2018/08/16

『日本モンサントと筑波大学 学生に金銭払い肯定コメントをSNSに投稿させた』というニュースと『ヘルス・リテラシー』  前編

●モンサントの除草剤ラウンドアップが原因で末期ガンになったという男性の訴えが認められ 320億の支払命令

もう、ずっ〜と以前から物議を醸していた『モンサント社』の除草剤『ラウンドアップ』について、とうとう大々的に報道された。アメリカの裁判所が、末期がんの男性の訴えを認め、320億の支払命令を下したそうだ。








●私たちの最大の関心 除草剤グリホサートの危険性と、私たちが口にする食品に、どれだけ混入しているのか?

さて、次に問題になるのは、モンサント社の除草剤が、実際にはどれだけ人体に影響があるのか。そして、私たちが口にする食品に、どの程度混入しているのか、だ。それがわからないから、ネットで論争になっていたのだ。


早速、このような報道があった。




●穀物業界のロビー活動が凄まじいアメリカ 給食にもジャンクフードが入り混んでしまった!?

もっともアメリカの場合、格差が日本よりずっと深刻で肥満問題に直結する。モンサントの問題を考えるなら、映画評論家、町山智浩さんが解説するアメリカのドキュメンタリー映画、『FED UP』(フェドアップ)をみるといいだろう。アメリカは、本当に貧しい地域では、ジャンクフードしか手に入らないという。穀物業界のロビー活動が凄まじく、子ども達の給食にもジャンクフードが入り込んでしまっているそうだ。こうなってからでは遅いと思う。




【肥満なのに栄養失調】他人事ではない!アメリカの人口25%5000万人もの人が肥満なのに栄養失調状態

コーラとかそういうジャンクフードの会社が、学校に援助するんですよ。資金を。それで給食とかに自分たちの飲み物とか食べ物を導入させたり、自動販売機を置くんですね。で、アメリカは各学校は州とか市がですね、運営してるんですけども。各地方自治体、経営が上手くいってないし、特に貧しい地域は学校のお金がないんですね。だから、コーラ会社とかが来て、『自動販売機を置かせてください。その代わりに跳び箱をあげます、鉄棒を作ってあげます』って言われると、自動販売機を置かせちゃうんですよ



この映画をみると、アメリカの肥満で悩む子ども達に、「運動すればいい」とか「ポテトチップをやめて、りんごにしたらいい」というアドバイスが、いかに無意味だということが思い知らされる。フランス革命の直前に、生活に困窮する人々にマリー・アントワネットが言ったとされる、「パンがなければ、お菓子を食べればいい」と同じくらい、呑気な言葉だろう。なぜなら、アメリカの本当に貧しい人たちは、もはや選ぶことすらできないことがわかるからだ。


続く
2018/08/15

国立成育医療研究センターに投書をしてみました 後編

●『トランジション医療』をすすめる上で一番大切なことは、根強い『医療不信』をどのように払拭していくのか

さて、成育や厚労省は現在、『トランジション医療』という事業をすすめている。今まで小児医療でみていた患者が大人になった時に、成人医療にスムーズに移行できるよう、バックアップしている。


私は成育で行われた『トランジション医療』についてのワークショップに参加したことがある。


成育の医師のお話では、『トランジション医療』を進める上でネックになっているのが、私たち患者の中にある、根強い「医療不信」ということだった。


2016年年8月2日、成育で行われた『子どもサマーフェスティバル2016年』で配布された資料
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私はその説明をきいた時に「ちょっと待ってよ」と思ってしまった。


今の医療不信を生み出しているのは、何も私たち市民の『無知』・『無理解』・『無関心』のせいばかりじゃないはずだ。五十嵐理事長の行動を見れば一目瞭然だ。『医療不信』を生み出しているのは、一体誰なんだと思ってしまった。そもそも「ワクチンの被害ではない。『心因性』」というなら、まず『隗より始めよ』。被害を訴える方々を『反ワクチン脳』などと非難するのではなく、彼女たちのために、何か取り組みをしたらいいんじゃないかと思う。




●田中康夫さんが問うている企業倫理 『企業は法律に違反しなければ、何をやってもいいのか』

私が西畠清順氏の炎上騒動に興味を持ったのも、同じことだろう。田中康夫さんがおっしゃっている、『企業に求められる倫理』、『法律に違反しなければ、何をやってもいいのか』ということは、今の医療にも言えることじゃないかと思う。




私は、周産期医療は赤字でもいいと思っている。人の命や健康とは、利益を求めるものではないと思うからだ。だから五十嵐理事長の役割とは、本当は「赤字でもいいんじゃないですか?」と、国民に問うことだと思ってきた。お金がないのなら五十嵐理事長が先頭に立って、募金活動をしたらいいだろう。


それなのに…


私が村中さんのジョンマドックス賞をお祝いする写真を見た時にガッカリしたのは、五十嵐理事長には、そういうお気持ちがないのだと悟ったからだ。


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2018/08/15

国立成育医療研究センターに投書をしてみました 前編

●被害者団体代表の松藤美香さんのお母様がお孫さんに『子宮頸がんワクチン』をすすめた理由 国立病院のオペ室と産婦人科で、看護師として働いてきて、子宮頸がんの患者さん達の苦しみを目の当たりにしてきたから…


先日、息子の検診で国立成育医療研究センターに行ったので、受付近くに設置してある投書箱に投書した。


きっかけは被害者団体代表の松藤美香さんのツイートだった。私は松藤さんに、お母様が看護師さんだときいていたが、まさか国立病院の婦人科で長い間働いていらしたとは思わないからびっくりした。そんな不条理なことってあるだろうか!?



松藤さんのお母様が失望するのは当たり前だ。お孫さんの苦しむ姿を目の当たりにするだけでも辛いと思うけれど、それよりももっと辛いのは、ご自身と同じ医療従事者に、お嬢さんたちがバッシングされることだろう。ワクチンを信じてきたからこそすすめたのに、お嬢さんが「反ワクチン脳」「モンスターマザー」などと非難されたら、たまらないと思う。


しかも日本のナショナルセンター、国立成育医療研究センターの五十嵐隆理事長が、副反応を否定する村中璃子氏を応援しているのだから、裏切られた気持ちで一杯になるのは当たり前だ。




●横田俊平医師 「開業医の先生で、ご自分で接種をした先生は、私の前で涙を流しておられた」

松藤さんが代表をつとめる患者会には、松藤さん以外に周産期医療と関係がある患者さんがいる。被害者の治療に当たっていらした横田俊平医師も、このように証言している。


HPVワクチン過激推進派が誹謗中傷する横田俊平医師-彼の提言はなぜ無視される? Various Topics 2 2018年01月12日

娘さんにHPV ワクチンを勧めたお母さんの思いにはたいへんなものがあります。中には、開業医の先生で、ご自分で接種をした先生にお会いしましたが、私の前で涙を流しておられました。

「父母のこころのケア」も考える必要があると、思っています。



●超低出生体重児で産まれたお嬢さんも被害者のお一人

以前もブログで紹介したが、こちらのお嬢さんは息子と同じ超低出生体重児だ。超低出生体重児は肺が弱いため、ワクチンには格別の思いがある。超低出生体重児の母親が『反ワクチン』のはずがないことは、五十嵐理事長のような立場の小児科医は、誰よりもご存知のはずだ。








●最近話題の『しいたけ浪江』さん 8回の流産を乗り越え、44歳で出産したのに…子宮頸がんワクチンの副反応に苦しんで、子宮頸がんにもなった!? 『浪江』という名前は、厚労省予防接種室長の江浪武志氏と関係がある?


その他にも、「しいたけ浪江」さんというブロガーが最近、人気を集めている。「しいたけ浪江」さんは、子宮頸がんワクチンを打った後に子宮頸がんになった方で、8回の流産を乗り越え40代で出産したのに、子宮頸がんワクチンのものと思われる症状のため、育児もままならなくなってしまったそうだ。この「しいたけ浪江」さんのお父様もまた開業医だそうだ。


「しいたけ浪江」さんのブログ
子宮頚がんワクチン接種者で子宮頚がんになった人の彷徨えるブログ 






続く
2018/08/13

『世界一のクリスマスツリー』騒動のプラントハンター西畠清順氏が、今度は 『星の王子さま』バオバブ苗木で『炎上』!?

●企業の社会的責任とは 注目されれば、どんな方法でもいいのか?株主は喜ぶのか?

一週間ぐらい前から、ネットで騒ぎが大きくなって行くのをハラハラ見守っていた。




あのプラントハンター西畠清順さんが、今度は「星の王子さま」ファンを怒らせ炎上したからだ。




詳しい経緯はこちらのブログで↓





もうねぇ。。


私はため息しか出なかった。


なぜなら私は、西畠さんとコラボをした「ソニー」の株主だから。


父が私のために、貯金がわりにコツコツ買っておいたものだった。


今から何年か前、売り注文を出したその直後、大暴落した。それほど大きな金額ではないけれど、私は投資には向いていないと思い、それ以来取引をやめてしまった。


それから売ろうか何度も考えて、結局、今まで持ち続けてきた。


ソニーの担当者は商談をすすめる前に、「西畠清順 評判」でググったりしないんだろうか!?


なぜ、よりによって「西畠清順さん」なんだろう?


このブログの、田中康夫さんと西畠清順さんについて書いた記事には、今でもたくさんのアクセスがある。


田中康夫さんが糸井重里さんを痛烈に批判する理由 『意識高い系』にウンザリ



どんな人なんだろう?と普通、ググるよね!?


市民感覚とあまりにもずれていて、ガッカリ。『意識高い系』の活動を盛り上げるぐらいなら、もっと地道にモノづくりをしている人たちに、チャンスを!と思う。





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