2018/06/19

超低出生体重児と虐待 成育の奥山眞紀子氏は、虐待防止のためにこれまで何をしてきたのか? 後編

●ナショナルセンターの『政策医療』は誰のためにあるのか

唐突にはじまって物議を醸している【なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018】というネット署名について、「馬の眼」さんがさらに興味深いツイートをしているので、私もブログを更新した。






●医療問題が世間の注目を浴びれば、厚労省は動かざるを得ない 手っ取り早い『対策』は予算をつけ、研究班を立ち上げること?

こちらは、以前紹介した国立がん研究センターの「牧本事件」について記事だ。牧本医師について書かれた部分の大半は、真実ではないけれど、ナショナルセンターで行われている『政策医療』といわゆる御用学者についての記述は、間違っていないと思う。


国がんを「国立成育医療研究センター」に、堀田氏を「奥山眞紀子氏」に変えて読むと、「馬の眼」さんの指摘はその通りじゃないかと思う。


「国立がん研究センター」研究費プール問題の深淵

「国がんの看板である『政策医療』にその一端がある。医師不足をはじめ、医療問題が世間の注目を浴びれば、厚労省は動かざるを得ない。手っ取り早い『対策』は予算をつけ、研究班を立ち上げることです。班長は厚労省の息がかかった施設から選任されることになる」(同前)

 「厚労省と一体」(公的病院幹部)である国がんはその施設の最右翼。理事長は厚労省の意向に唯々諾々と従うだけ。「置き物」である。例えば、堀田氏は2月、政府の健康・医療戦略参与に任命されている。これはまさに厚労推薦枠そのものだ。
 そもそもこれらの政策課題が浮上した背景には厚労省の推進した政策の失敗がある。ひとまず世論に迎合し、対策を取った形を装うことで厚労官僚の責任はうやむやにできる。厚労省は科研費運用で幾多の「弾よけ」を量産しているにすぎない。



●杉並の里子死亡事件 社会貢献に熱心で、PTA会長まで努めるような人物の偽善を「専門家」はきちんと見抜けるのか

調べてみると奥山氏は里親のリスクについて、一応触れていることがわかった。


里親制度 英国新ビジョンに学ぶ ジャパン・インデプス 2018/3/18

「里親の認定に関する調査が不十分で、SOSを出せない状況にあったことが原因で、1つ1つの事例を十分検証し、里親が孤立しないような状況を作っていくことが大切」と述べた。



でも奥山氏の成育だって初期の頃からこんな大失敗をしている。


(なぜ未熟児の育児相談が、精神科医による「治療」になってしまうのか?まして薬や治療を必要としない人を、「精神障害者」にする必要があるのか?私には全く理解できません)
2018-1-28-1.png


記憶に新しい、杉並里子虐待死事件の犯人をマスコミが大々的に報じたのは、逮捕された里親の女性が、必要以上に自分をアピールする人だったからだ。あの女性のように、PTA会長まで務め、社会活動にも熱心な人の偽善を、きちんと見抜けるのだろうか?私には「専門家」と呼ばれる人たちに、そこまで力があるとはとても思えない。


●いわゆるロリコンと呼ばれる人たちの犯罪を、どう防ぐのか?

私が今一番、心配しているのは里子がいわゆるロリコンと呼ばれる人たちのターゲットにされるんじゃないか、ということだ。里親になると行政からは月々、10万円以上の金額が支給されるそうだ。これまでにも、そのお金を自分の遊興費に使い込む里親がいて、問題になっており、告発ブログまである。


●買春容疑で逮捕起訴され、80万円の罰金刑を下された事件があったのに…

私が一番、矛盾を感じているのは、昨年成育の小児科医が買春容疑で逮捕起訴され、今年東京地裁で80万円の罰金刑(求刑は100万円)が下った事件があったから。事件を報じたフライデーには「(他にも余罪があって)かなりの常習犯だったんじゃないか」と指摘されていた。しかも上記の杉並の里子虐待事件のように、交友関係が広く、英語も堪能、おまけに社会活動にも熱心な「意識高い系」の姿も紹介されていた。


フライデー2017年10月27日号 「少女買春で逮捕された32歳小児科医の『エロ診療』」
人権のために、顔をボカしてあります…

2018-6-19-1.png

詳しいことはこちら
『国立成育医療研究センター勤務の小児科医が、児童買春・ポルノ禁止法違反で逮捕』の続報 東京地裁判決で罰金80万円


奥山氏の成育でも、このような事件があるのだから、当然、里親の性犯罪だって起きるだろう。


でも、(もしかたらまだ裁判が続いているから成育は詳しい説明をしないのかもしれないが)成育は、このような事件が起きても私たち患者家族へ説明はない。


成育や奥山氏は、どうやって里親の性犯罪を防ぐというのだろう?


「でっち上げDV」や「虐待冤罪」の被害者が増え続け社会問題化したように、「里親」でもまた同じことが繰り返されるんじゃないか。


彼らは事業を継続させることを考えるあまり、失敗を見ようとしない。


嫌な予感がする。

2018/06/18

超低出生体重児と虐待 成育の奥山眞紀子氏は、虐待防止のためにこれまで何をしてきたのか? 中編

●「ベンゾジアゼピンの常用量依存」以外に、社会問題化した「こころ」の問題

だって成育が、本当に「子どものため「患者のため」に政策医療を考える組織というなら、被害者の救済にも力を注ぐはずじゃない!?ベンゾジアゼピンの常用量依存が社会問題化したことなどは、「子どもの心の診療ネットワーク事業」の中央拠点病院の成育(「こころの診療部」)にも責任があるんじゃないの?


彼らはいつも、マスコミに「専門家」として登場し音頭を取るだけで、いざ被害が出ても知らんふりを決め込む。面倒な被害の救済は地域の開業医などに丸投げし、手を差し伸べようとしない。きっと患者と家族よりも、事業を継続させる方が大切だからだろう。少なくとも、私はそう思っている。


〜「ベンゾジアゼピンの常用量依存」以外に、社会問題化した問題〜

【でっち上げDV、DV冤罪】
ある男性の悲劇 『こころの専門家』の介入と支援で家族がバラバラに 



【虐待冤罪】
『揺さぶられっ子症候群(SBS)』と虐待冤罪  前編 欧米諸国ではすでにSBS理論そのものの科学的根拠に疑念の声が上がっている!?

【精神科医によるカルテ改ざん・性的な被害】
山口龍郎容疑者の逮捕に医療界困惑という報道への疑問 「女性スタッフや患者さんに手を出して散々 つかまってくれてほっとしてます」 前編

(※ 奥山氏の共同研究者(主任研究者)に関する報道) 仰天ミス 渋谷バラバラ 歌織被告は「心神喪失」! 検察側鑑定医に「カルテ改ざん」の過去 『サンデー毎日』(2008年3月30日号)
2017-10-22.png

【「発達障害」の過剰診断】
超低出生体重児の退院後の支援と訴訟リスク 『医療観察法国賠訴訟』を傍聴しに東京地裁へ

超低出生体重児と『発達障害』 「急拡大する『発達障害ビジネス』その功と罪」を読んで


超低出生体重児の長期予後 「東京都の児童精神医療は『投薬以外が第一』」 前編



●奥山氏は、誰よりも「杉並里子虐待死事件」をよくご存知のはずでは?なぜ「里親」のリスクを過小評価するの?

でも今はネットがある。成育の奥山眞紀子氏が、これまでどんなことをしてきたのか、みている人は知っている。奥山氏は厚労省の意向に沿って粛々と仕事をする医師だと思う。こういう仕事をする方を国が有識者、専門家として審議会で重用するから、超低出生体重児の退院後の支援や教育問題が変わらないんだと思う。


「超低出生体重児と虐待」に関する話題です
超低出生体重児と虐待 超低出生体重児はすべての家庭に育てられるのか?

超低出生体重児と虐待 元主治医、成育の初代育児心理科医長は国の専門委員だった!? 前編

超出生体重児の長期予後 親の経済力は子どもの学力だけでなく、健康も左右するのでは?



●社会・経済問題研究家「馬の眼」さんが指摘するこの署名の問題点 「虐待児童の受け皿をなくす方針を決定した張本人たち(奥山氏ら)が、受け皿がなかった故の虐待死を利用しているのでは?」












続く
2018/06/18

超低出生体重児と虐待 成育の奥山眞紀子氏は、虐待防止のためにこれまで何をしてきたのか? 前編

●奥山眞紀子はこれまでどんなことをしてきたのか 誰の方を向いて、仕事をしてきたのか

目黒の虐待事件が社会的に注目されたことで、【なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018】というネット署名が始まった。


この署名活動が物議を醸している。


公開された発起人に違和感を覚える人が多いからだ。


その象徴的な存在が、国立成育医療研究センターの奥山眞紀子氏。虐待死亡事件の検証会議にも名前が出てきた精神科医だ。

第1次報告から第4次報告までの子ども虐待による死亡事例等の検証結果総括報告
kodomo-dv-19.png

国立高度専門医療研究センターには国民に説明する義務がある 私が10年かけて調べてきたこと その2



奥山氏は2002年に、国立成育医療センターが設立された頃から、「こころの診療部」(精神科)の中心的な存在で、厚生労働省が「子どもの心」(「発達障害」「いじめ問題」「虐待問題」「トラウマ」「DV問題」「PTSD」などを含む)に関する事業をはじめると、必ずと言っていいほどメンバーに加わってきた。しかしいわゆる「御用学者」と呼ばれるような仕事もしてきたため、市民団体から利益相反などを追求されている。


精神医学、一刀両断!!! 医者と製薬会社の癒着 2010年04月05日

<奥山 眞紀子・・・国立成育医療研究センター>

このような精神科医が中心となり、日本AD/HD学会第一回総会が東京大学で4月4日に開催されました。奥山眞紀子氏はこの栄えある第一回の大会長を務めました。また奥山氏は、ヤンセンファーマから7万円を得て、コンサータ錠発売記念講演会の座長を務めています。


http://www.k-con.co.jp/js-adhd2010_annai.html

http://livedoor.blogimg.jp/psyichbuster/imgs/6/7/673181ee.jpg


2015-12-17-3.gif



●虐待防止のために国が設置した審議会の専門委員が、診察室で実際にしていたケア 育児心理科医長はPMDAの専門委員なのに、ベゲタミンやエリミンを外来患者に処方していた

国立成育医療研究センターには、「答申書」が3通も出されているし、私も「育児心理科」に要望書を出したのだから、奥山氏は成育の「こころの診療部」でトラブルが起きていたことをご存知だろう。


(国立国会図書館のデータベースに保存されていた3通の答申書(成育での被害事例だと思われます)を紹介しています。是非ご覧ください)
厚労省の『拠点病院事業』の問題点 その2「子どもの心の診療ネットワーク事業」の不都合な真実 (後編)

私の成育の「育児心理科」での被害体験
成育の『育児心理科』は、なぜ『ベゲタミン』や『エリミン』を外来患者に処方できたのか? 私の副作用報告を握り潰したのは誰なのか? その1

超低出生体重児の就学(教育)問題  『障害名』をつけるのは最後の手段にするべき 教育問題は、教育の専門家で議論して欲しい その1


あれから成育の「こころの診療部」から「育児心理科」はなくなったけれど、初代育児心理科医長の笠原麻里医師は、奥山氏の次に虐待死亡事件の検証会議の専門委員になっている。

社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会委員(第6次)
2018-6-13-2.png


と、いうことは、成育が「育児心理科」を廃止したのはカモフラージュに過ぎず、根本的には何も変わっていないのだろう。たとえ、私の元主治医だった初代育児心理科医長が、私と治療契約をきちんと結ばず、私に自己決定権を与えずにベゲタミンやエリミンなどを外来でバンバン処方しても、大した問題じゃないのだろう。彼女はPMDAの専門委員も兼任していたけれど。


そういうことでしょう?


私が保管しておいた育児心理科で処方された薬の一部 販売停止になった危険な薬も含まれています
2018-2-15-5.png

専門委員名簿 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 平成19(2007)年8月13日現在
2018-6-18-1.png



続く
2018/06/14

超出生体重児の長期予後 親の経済力は子どもの学力だけでなく、健康も左右するのでは?

●なぜ医師に書籍ゲラをみせ、感想を求めたの?

6月は私にとって感慨深い月。毎年思い出す、2つの出来事があったからだ。


今から10年近く前、私は国立成育医療センターの育児心理科医長(初代)と言い合いになった。「私の治療方針に逆らったから」という理由で「精神障害者」にされた。

2018-1-28-1.png

(※ 最初は「成育の医師が、そんなバカな診断をするはずがない」と家族にも信じてもらえませんでした。「本当にそんなことを言ったのか、証拠を見せろ」と言われたので、後日元主治医に書いてもらいました。そのため、日付が10月になっています)



それから数年後の2010年。


周産期医療をテーマにした「救児の人々」(熊田梨恵著、ロハスメディア社)という本が発売された。この本には私のインタビューが収められていた。ところが発売前にネットで無料公開されたことで、医療者にバッシングされた。精神的ショックで首が動かなくなった。「なんとかして欲しい」と出版社社長と話し合ったのは6月だったーーーーー


これまでの経緯についてはこちら
成育の『育児心理科』は、なぜ『ベゲタミン』や『エリミン』を外来患者に処方できたのか? 私の副作用報告を握り潰したのは誰なのか? その1

超低出生体重児の就学(教育)問題  『障害名』をつけるのは最後の手段にするべき 教育問題は、教育の専門家で議論して欲しい その1


紆余曲折あり結局、私の章は削除していただいた。


「救児の人々」には、周産期医療の関わる医療者だけでなく、患者家族のインタビューも収められていた。


今まではっきり書かなかったが、削除を考えた一番の理由は、ロハスメディア社がHPVワクチンを推進してきたからではない。


ロハスメディア社とHPVワクチンのプロモーションに関してはこちら
HPVワクチン『ロビー活動』から『薬害裁判』へ 市民を利用し『社会運動』をしてきたのは誰なのか その1

週刊文春 カリスマ女医宋美玄にも「有名病院留学」詐称疑惑を読んで その1

『牧本事件』と『ロハス・メディカル』 その1

私が『牧本事件』に関心を持った理由 『超低出生体重児の教育問題』はどこに行った? 

『牧本事件』と『神奈川県予防接種研究会』と『ジーンテック(GeneTech)』を結ぶ線 その1



インタビューに答えた時には、様々な立場の人の意見を集め世間に問いかけるきっかけになれば、ということだった。



でも、いざネットで公開されたら違った。著者の熊田氏は書籍ゲラが出来上がった時に、ある新生児科医師にみせ、感想まで求めていた。熊田氏の姿勢は、ジャーナリストではなく、まるで指導教官に論文を指導してもらう大学院生のようだった。


正直、「ああ、またか」と失望した。


なぜ、いつも患者家族の声は、医療者の後に続かないといけないのだろう?なぜいつも本音が言えないのだろう?


●本当に言いたかったのは、 「私には『お金がなくても未熟児が自己負担なく助けられること』が、本当に良いことかどうかわからない」ということ

削除した理由を突き詰めれば、成育の育児心理科医師に反発した理由と同じだと思う。


熊田氏から書籍ゲラの感想を求められたその新生児科医師は、「私がこれから話すことは、熊田さんの問題提起には反対のことかもしれない」と前置きをし、このように話している。


日本の場合は、やっぱり今の皆保険制度というものが優れているんですよね。社会保障制度も国全体としてはいろいろな矛盾があるにせよ、お金がなくても未熟児が自己負担なく助けられて、それが続けられているという現実があります。制度的にはどこの国よりも人の命を大切にしているという形にはなっていると思いますが、でもすべてにおいて、大切にしているかというと疑問な点も多々感じています



私には「お金がなくても未熟児が自己負担なく助けられること」が、本当に良いのかわからない。私が一番言いたかったことは、そういうことだった。


なぜなら退院した後の人生の方がずっと長いし、長期的な予後がどうなるか、まだわからないからだ。


子どもは一人では生きていけない。親がみるしかない。超出生体重児の親の中には、子どもが救命されたから追い込まれていく人もいる。だから虐待事件の検証会議でも、取り上げられているのだ。


子ども虐待による死亡事例等の検証について 厚生労働省による検証報告書



「在胎24週未満、500g未満は予後不良」ということがわかれば、「命を諦めたい」と思う親が出てくるのは当然だと思う。


なぜ「私は育てたくない」「命を諦めたい」という意見は、なきものとして扱われるんだろう?完成したこの本への違和感を一言で表すと、母親の悲観的な意見を無理に飲み込ませ、「明るく前向きに生きよ」と言わせるようなところだ。熊田氏は「医療ジャーナリスト」を名乗っている。だから、もちろんこれからも取材でお世話にらないといけない。おそらく医療関係者に遠慮もあるのだろうーーーーーーーそんな想いが手に取るように伝わり私を苦しくさせた。それほどの覚悟がなく、私の実名をネットに晒したんだとわかってしまったから。


●私なら、殺人犯となった母親のインタビューを取りに行く!

私は成育の育児心理科医長だけでなく、インタビューを仲介した医師にも言ったと思う。


「私だったら我が子を殺め、殺人犯になった母親のインタビューを取りに行く!なぜ最悪の人の声をきこうとしないで、丸くまとめようとするんですか?」医療者の善意が伝わるからこそ、私たちは言いたいことをグッと飲み込むしかない。


●「親の経済力は子どもの学力だけでなく、健康も左右する」ということは、当たり前じゃないのか

育児心理科医長と揉めてから、10年近くたち、私の意見はそれほど反発されなくなった。


時代が変わったからだろう。


成育の育児心理科医長は、「障害者手帳」を申請しなければ生きていけない、と私だけでなく、家族にも断言した。 しかし断薬してすでに5年以上経過した。これは毎年受けている健康診断の結果だ。育児心理科医長の診断は間違いだ。

2018-6-4-3.png

私に毎年、診断結果を伝える医師はとても嬉しそうだ。


「あなたみたいな人は50人か60人に1人しかないのよ!」


ちなみに私の父も健康で日経新聞が取り上げたこともある。入社以来、一度も病気で会社を休んだことがないからだ。


「親の経済力は子どもの学力だけでなく、健康をも左右する」ということは、当たり前じゃないかと思う。そして「衣食足りて礼節を知る」は、健康にも言えるだろう。


この世は平等ではなく矛盾に満ちている。


そういうことを考慮せず、「命」を救命しても、と思ってしまうのだ。



(以前いただいた感想です。内容を少し変え、掲載します)

私は沖縄の離島に住んでいます。

子どもに障害が残り、私はショックで最近は家に閉じこもりがちになりました。

環境が悪い職場で働いていたのでこのまま退職になりそうです。旦那は非正規社員でこのままでは生活できなくなるので、団地を応募しています。家を持ちたいという夢は一辺しました。

ブログを読んで、同意することがあります。

すべて読んだわけではないのですが。超低体重出生児の項目です。すべての超低体重出生児を育てられるわけではないという事です。。子供を産んだら全てそれは親の責任。というのはやっぱりおかしいです。。

酷だけどいのちの選択をする権利があってもいいのではと思いました。。。離島に住んでいる私たちにとっては、検査をしに行くのにも、治療をするのも大きな負担です。たくさんの事を諦めなくてはいけません。今の医療にものすごく疑問を感じています。
2018/06/13

超低出生体重児と虐待 元主治医、成育の初代育児心理科医長は国の専門委員だった!? 後編

●本当に「ペアレントトレーニング」のような対策で虐待事件が防げるの? 成育の育児心理科で起きた不都合な真実

問題は、どうしたら虐待を未然防げるか、という対策だ。


これは最後に掲載されている「ペアレントトレーニング」という用語の解説だ。


6-13-6.png


私はこ読んでガッカリした。彼らは、虐待防止対策の一つとして、ペアレントトレーニングをあげているからだ。


でも、ちょっと考えてみたらわかるだろう。


目黒の事件のような父親に通用するだろうか?それよりも即効性、警察の介入など捜査権がある専門家の介入が必要だろう。成育の育児心理科だって、このようなトラブルを起こしている。捜査のプロじゃない人たちが、中途半端に介入することで、引き起こされる悲劇もある。成育の「こころの診療部」は、むしろこうした失敗例を、会議で紹介したら良かったと思う。失敗から学ぶことだってあるだろうから。


(国立国会図書館のデータベースに保存されていた3通の答申書(成育での被害事例だと思われます)を紹介しています。是非ご覧ください)
厚労省の『拠点病院事業』の問題点 その2「子どもの心の診療ネットワーク事業」の不都合な真実 (後編) より一部引用

諮問庁:厚生労働大臣
諮問日:平成21年1月8日(平成21年(行個)諮問第4号)
答申日:平成21年7月30日(平成21年度(行個)答申第30号)
事件名:特定個人の診療録等の不開示決定に関する件


答申書


2018-6-14-1.png

(2)意見書

現在,診療録不開示により,国立○○センター(以下「センター」と いう。)に,全く信頼がおけなくなり,通院していない。治療も受けるこ となく,病状の悪化のおそれもあり,不安の中で苦しんでいる。不開示の理由が審査請求人たちを深く傷つけている。本来患者のものである診療録を速やかに開示し,同人たちの精神的圧迫を取り除くようにしてほしい。

国には,国民を守る義務がある。カルテが改ざんされたために,開示できないのではないか。




●超低出生体重児の親が悩むのは、どのように育つのかがわからないから 一つ一つ、地道に症例報告を出していくべきでは?


超低出生体重児の虐待を防ぎたいのなら、彼らの提言は絵に描いた餅だと思う。所詮、他人事なんだろうと思ってしまう。私は育児心理科医長と診察室で言い合いになったけれど、一週間でいい。一人で育ててみれば少しはわかると思う。


専門家による、超低出生体重児の虐待死を防ぐための提言

子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について 社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会 第7次報告

2018-6-13-7.png

ポイント
○ 低出生体重児として出生した子どもの場合、医療機関では、養育者の状況や養育環境に加えて、社会的ネットワークやサポートの状況なども踏まえて、支援の必要性を判断することが必要です。その上で、支援が必要なときは、地域資源の活用を促すことに加え、市町村の母子保健担当部署につなぐことが重要です。退院時に顕著な問題がみられなくても、地域の支援機関につないでおくことは、その後家族に支援の必要性が生じた場合に適時に支援につなぐことが可能となります。



こちらは、超低出生体重児を育てる親御さんが参加するブログのランキングだ。


超未熟児育児 - 子育てブログ村


いくつかのブログを読めばわかるだろう。


親は皆、同じようなことで悩んでいる。NICUを退院したばかりの頃は、体が弱いことで何度も医療機関に駆け込まなくてはいけない。少し大きくなると発達が気になり集団保育をどうしたらいいかで悩む。学校に入学するようになると、同級生に比べできないことが多い。だから、この子はもっと他に適した就学先があるかもしれない、と迷うのだ。


これらは「心の問題」なんだろうか?


とにかく、正しい情報が少ない。


だから皆が抱える不安や悩みを解消するには、症例を一例、一例、地道に出して行くしかないと思う。でも、ある程度「こういう傾向があります」と言えるには、長い時間がかかるし子どもは個人差が大きいから、すぐにはそんなことは言えない。だから、途中経過でもいい。数字を公表していけばいいと思う。同じような週数の、似たような境遇のお子さんが、どんな風に育ったのかを知るとヒントになる。


例えば、小学校までは算数が苦手でも、中学を卒業する頃には、苦手を克服できているかもしれない。そのお子さんは、どうやって、克服したんだろう?家庭学習?塾に通ったの?それとも通信教育?問題集はどこの出版社のもの?親が知りたいのは、そういう具体的なことだ。



これらの不安をひっくるめて、まるで「精神疾患」のように扱うのは間違っていると思う。


●日本の教育制度が、超低出生体重児を想定して制度設計されていないという問題は、心の問題などではない!

それに専門家は「ペアレントトレーニング」が防止対策になると考えているようだけれど、実際に育ててきた私には、「ペアレントトレーニング」なんてやって当たり前だ。発達がゆっくりな超低出生体重児は現在の教育制度のハザマに埋もれるかもしれない。日本の教育制度が、高度医療で救命された超低出生体重児を想定して制度設計されていないからだ。だから「ペアレントトレーニング」のさらに上を、それぞれが創意工夫し積み上げて行くしかない。


彼らの提言は基本的に、制度に子どもを無理にでも合わせよ、というものだと思う。