2014/09/30

「やめたほうがいい」なんて絶対に言わないわ

昨年の今頃、落ち込んだ時に星占いをみたら「敗北を素直に受け入れるべき。今は大きなショックでも、ブログに心境をつづってみては?必ず、あの時が転機だったと思うはず」と書いてあった。


私は単純なのだ。


一年近く続くと思わなかった。本当に転機になった気がする。ブログを書くようになって新しい出会いや、つながりが生まれた。


そうやって知り合った、ある方と話をした。その方は著名な方だけど私に親切にしてくれる。でも、いつも不思議に思っていた。「どうして私と長い時間、おしゃべりするのかな?」話といっても、いつもたわいもない話ばかりだ。


別れ際に「こうやって、話したり聞いてもらったりするとリフレッシュできる」というようなことをおしゃっておられた。


そうだったんだ。だったら私も嬉しいな。


一昔前は銀座のママのようなプロがいて、こういう男性の心を癒やしていた。銀座のママのような女性じゃないと、彼らの心は癒やせないのだ。でも今は、かえってプロの女性では癒やせない何かがあるのかもしれない。


最近、ある男性が、数ヶ月前に亡くなっていた、ということを知った。


驚いて「お線香を」と伺おうとしたら、ある事実を偶然知ってしまった。今はSNSがある。なんと、その人には別の家族がいて、子どもまでいたのだ。


じゃあ、奥さんだと思っていたのは誰なんだろう?


その男性は外資系に勤めておられて収入は多い。社会的地位だってめちゃくちゃ高い。でもそれが盲点になったようだ。


一人で過ごす部屋を借りていた。前触れもなく、発作が起きた時一人だったのだ。出かけたら数日帰らないのは当たり前で、海外出張も多かった。


発見された時に遺体の損傷が激しく、警察もはじめは事件を疑ったそうだ。


教えてくれた方は、私だから話したくなったのかもしれない。


亡くなった男性はどこかで私を避けているような感じがしていた。その理由がはじめてわかった気がした。私は、もしも奥さんだと思っていた女性が悲しそうだったら「お線香を」と思っていた。でも、そういう雰囲気は一切なかった。


だからこのまま胸にしまっておこう。


先ほど、話をした方に、共通の知人である、ある男性のことを教えてもらった。その男性にも妻がいて、お子さんがいたそうだ。でも「愛人も何人かいるんだよ」と言っていた。


何をやっているんだろう。


有名になって大勢に囲まれても、私には幸せには見えなかった。不思議の国のアリスに出てくるウサギのようだと思っていた。生き急ぐような感じがしていた。だから、愛人をつくる理由がわからなくもない。愛人だと噂される女性が離れない理由も、わかる気がする。


私はその人に「あなたは間違っている」「やめたほうがいい」なんて絶対に言わないわ。


人生にもバランスシートがある。神様はよくみていて、ちゃんといつか収支のバランスを取るの。言わなくても御自身がよくわかるはず。


私の叔父さんは人情噺で有名な落語家だ。はじめて叔父さんの芸をみた時背筋がピンとなった。心をガツンを持っていかれた。この人は本物だと思ったからだ。半端な気持ちではいってはいけないと、次に寄席に出かけたのは20年後。


こんな時代だからこそ、叔父さんの落語には人が集まるんだろうな。




2014/09/29

朝日新聞と山谷えり子氏へのバッシング 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を読んでみようかな

数年前、「自分の意見が言えないんだったらブログを書きたい!!」とある医師に言ったことがあった。あの頃、何を言っても上手く伝わらなかったけれど、今はどう思っているんだろう。


今年のはじめ、「『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』が面白い」とある人が言っていた。


表向きは格闘技の本だけれど、『力道山』がどんな役割を担って生きてきたか、知っている人はよく知っている。朝日新聞へのバッシングや山谷えり子氏の「在特会」との関係が次ぎ次ぎ報道され、「読んでみようかな」と急に思い立った。


業界で『フィクサー』とささやかれている方から実家には年賀状が届くそうだ。『フィクサー』と聞いて私達は笑ってしまった。だから、私はロビイストやフィクサーを『悪』だと決めつけるつもりはない。



木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
(2011/09/30)
増田 俊也

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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか wikipediaより一部引用

史上最強の柔道家と呼ばれる木村政彦の生涯を書いた評伝。その過程で、明治、大正、昭和、平成にかけての柔道史と、世界の総合格闘技(MMA)史や、空手、合気道、ブラジリアン柔術、プロレス史などに触れられている。


昭和12年から全日本柔道選手権を13年連続で保持、「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」「鬼の木村」と讃えられた木村の生涯を、新聞記者出身の作者が、これまでに築いた取材力と人脈を活かしながら、18年の取材執筆を元に書かれている。



朝日新聞へのバッシングをみていたけれど、なかなか収まりそうにない。最新号の週刊文春を手にとると想像しているよりも深刻な事態だと驚いた。


気になったのは以下の点だ。


  • 木村伊量社長が20年来の友人である、政治評論家の加藤清隆氏に絶縁を告げた。加藤氏が「朝日はちゃんと謝ったほうがいい」と進言したから。


  • 会社の存亡がかかっているのに、特報部と社会部で足の引っ張り合いをしている。


  • 日本ABC協会の調査によると、昨年8月には約756万部だった部数は、一年後の今年8月には約725万部と、一年で30万部以上も落としている。消費税対策のために、上半期、販売対策に50億ほどかけたといわれている。しかしその上半期で7万部も減らしている。6月から7月にかけては13万部も減らしてる。


  • 近年、朝日の広告の売り上げは全盛期の半分以下の800億まで落ち込んでいる。今、社内では、今年の広告収入は前年比90%程度だといわれており、単純計算で80億円のマイナスになる。



学生の頃、実家では日経新聞しかとっていなかったから「違う新聞もとって」と父にお願いして朝日新聞をとってもらった。


父は朝日が嫌いだったけれど、私のお願いをきいてくれた。


はじめて「従軍慰安婦」について掲載された日のことは今でも忘れられない。


今から5、6年ほど前、長年購読してきた朝日を解約した。


父は、私が取材を受けるようになってから、どうして朝日が嫌いだったのか教えてくれた。朝日の記者さんが会社を取材した時に「あのさぁ〜鈴木さんさぁ〜」と会長に話しかけたからだそうだ。


私もいろいろな記者さんにお目にかかったけれど、そのような記者さんには会ったことがない。三菱重工爆破事件の犯人のように、「帝国主義」とでも思っていたのかな?やっぱり一昔前の記者さん達は、私達が嫌いだったんだろうな・・・。


私も、なんとなく感じていた。朝日の記事は、なにかがおかしいんじゃないだろうか。新聞はどこでも多かれ少なかれ、主義主張があるけれど・・・。


夫に相談したら、「解約してもいい」と言われた。早速、販売店に電話をかけたら、ご主人に解約する理由を尋ねられた。


今まで思ってきたことを正直に答えた。


すると、ご主人は黙って私の説明をきいていた。私が思っている不満はもっともだというようなことも言った。きっと、毎日多くの解約の電話がかかってくるんだろう。


しかし、それからすぐ、ご主人が新聞奨学生と呼ばれる新聞配達の学生を連れてきて、「解約しないで欲しい」と夫にお願いした。「この学生が大学に通えなくなるかもしれない」と言うのだ。


新聞奨学生 wikipediaより一部引用

新聞奨学生(しんぶんしょうがくせい)とは、新聞社の奨学金制度を利用する学生。学費の一部もしくは全額を新聞社が肩代わりする代わりに、在学中新聞配達業務を行う。

業務を行う場所は、学生側が選択することは不可能で、新聞社側が学生の通学時間を考慮し、人材募集中の販売店の中から選択する。

多くは、都市部の新聞販売店に斡旋される。自立した生活ができ、経済的問題を解決できる利点の反面、労働環境は決して良好とは言えない場合もあり、時に奴隷と呼ばれるほどの重労働が課されるケースが発覚することもあるなど、問題点もある。



夫は学生の姿をみたら「解約するのをやめよう」と私に言った。大学教員の夫は、教え子の中にも新聞奨学生がいた。頭を下げる学生を目の前にしたら解約などできなくなったのだ。


でも、その時思ったよ。


現場の記者さんは新聞奨学生と販売店のご主人が、こうして頭を下げていることを知っているんだろうか。私は新聞というものは、記事で売るものだと思っていた。「おまけをつけます」や、こんな売り方って、新聞とは呼べないんじゃないのかな。トラブルが絶えない新聞の契約について、きちんと取り上げた新聞社はあったかな・・・。


あの時の予想は、今現実となった。


夫の友人には朝日に務めている人がいる。本社前には、毎日のように街宣車がきていたそうだ。その話を聞いたのはまだ8月の終わりだった。しかし、朝日への批判はなかなか収まらない。


ここまで非難が殺到すると、私はもう批判する気になれない。良い記事を書く記者さんだっておられる。だから朝日が窮地に追い込まれているからチャンスとばかり、キャンペーンをはじめた新聞社も信じられない。


そんなことをしても新聞全体のイメージを損ねるだけだ。かえって解約するきっかけが掴めずにいた人に、解約するよう、背中を後押しするようなものだと思う。国民には「騙されていたのかもしれない」というマスメディア全般への不信が根強くある。今後はNHKへも飛び火するんじゃないかと思っているくらいだ。


新聞でも雑誌でもテレビでも、どこも似たようなもの。「オープニングセレモニー」に招待してもらって記事をかいたり、黒塗りのハイヤーで取材をしたり、肩書きをフルにいかし高額な講演料収入をえたり、スポンサー企業と一緒にゴルフに出かけたり。そんなことを「仕事」あるいは「付き合い」と称してやっていた。


これが「民主主義を支える基盤」なんだろうか、と、ずっと思っていた。


「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」は18年という時間をかけ、かかれたノンフィクションだ。今、私達が知りたいのは、この本にかかれているようなことであり、生き残っていけるのは増田俊也氏のような記者だと思う。


今年、ある方にお目にかかった。それまでお名前を知らなかったけれど、かいたものを読んだ時、「もしかしたら」と思う人だった。私がこれまでずっと追ってきたことを、増田氏と同じように、社会に伝えて下さるような人じゃないのかと思っている。


こんな時代だからこそ私は思う。真の『ジャーナリスト魂』を持つ人ならば、たとえ自分が批判されようとも、心から応援したい。


『民主主義を支える基盤』とは、そういうことだと思うからだ。


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朝日にクレーム殺到 電話回線パンク状態 現場記者も苦情処理 誤報問題 2014.09.22 夕刊フジ


慰安婦問題や東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長の調書の大誤報で苦境に立たされている朝日新聞。連日、読者の批判にさらされているが、影響は日々の取材活動にまで及び始めているという。殺到するクレームに対処するため、「会社側が、苦情処理の手伝いのために現場の記者たちをかり出している」(関係者)というのだ。


 世間の朝日バッシングが止まらない。


 木村伊量(ただかず)社長が11日、東京・築地の東京本社で謝罪会見を開いてから批判のボルテージはさらに上昇し、「購読を中止する読者も相次いでいる」(関係者)という。


 18日付朝刊の読者の投書を紹介する「声」欄に《朝日新聞の一連の問題に対し、「声」に寄せられた投稿は千通を超えています。多くは厳しい批判です》と同紙自ら窮状を明かしている。


 殺到するクレームや苦情は現場の記者たちをも苦しめている。


 事情を知る朝日関係者は「苦情を受け付ける電話回線がパンク状態で、窓口担当だけでは処理しきれなくなっている。そこで現場に出ている記者たちにクレーム処理を手伝うよう要請が出ている」と明かす。


 現役記者の1人も「私の同僚も手伝いに行かされていた。社長の会見やこれまでの会社の対応をみると、批判を受けても仕方がないとは思うが」とため息をつく。


 難局を乗り切るため、異例のスクランブル体制を取る朝日。


 クレーム処理担当への記者の動員について、同社広報部は夕刊フジの取材に「今回の一連の問題については、みなさまから多くのご批判、ご意見をいただいており、真摯に受け止めています。お尋ねの件については、お答えを差し控えさせていただきます。なお、読者のみなさまからのご意見、ご批判を聞くことは、弊社の社員として大切な業務だと考えております」と回答した。


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ターゲットにされた「拉致担当」山谷氏 2014年09月20日 08時00分 東京スポーツ新聞社


 山谷えり子国家公安委員長兼拉致担当大臣(63)が、在特会幹部と写真に納まっていた問題で18日、釈明した。在特会とは「在日特権を許さない市民の会」のことで、昨今話題になっていたヘイトスピーチに関わっているとされる。山谷氏は「在特会の人であるとは知らなかった。国家公安委員長なので、面会の要否については慎重に対応していきたい」と話した。


 写真が撮られたのは2009年。2月22日の竹島の日、島根県松江市のホテルだった。山谷氏は同市で講演。自民党ではほかに高市早苗総務相(53)や稲田朋美政調会長(55)が、極右団体の関係者と写真を撮っていたと、海外で話題になったばかり。山谷氏は「ヘイトスピーチは憂慮に堪えない状況と思っている」と在特会と無関係を強調した。


 このところ永田町では山谷氏にまつわる怪文書が流されるなど、完全にターゲットにされている。今月中に北朝鮮による拉致再調査の報告があるとされるが、これが安倍政権の命運を握っており、拉致担当の山谷氏が注目されているというわけだ。


北朝鮮事情に詳しい関係者は「北朝鮮からの報告が遅れている。先週、山谷氏はスイスのジュネーブにある国連欧州本部まで行って、拉致問題を世界に訴えた。これで『この時期になぜ?』と北朝鮮が態度を硬化させてしまったようだ」と指摘する。山谷氏のこの行動は再調査の報告を前に北朝鮮にプレッシャーをかける狙いがあったが、逆効果になりかねない状況だ。



「再調査の報告内容によっては安倍政権の支持率は上がるでしょう。逆にいえば悪い内容なら支持率は暴落する。北朝鮮はそんな安倍政権の事情を知っているから、カードは向こうにある。プレッシャーはきかない」(前出関係者)


 狙われた山谷氏の手腕が問われている。



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外国人記者も総攻撃 山谷えり子大臣「ヘイト問題」で大炎上 2014年9月26日 日刊ゲンダイ


 ヘイト集団との関係が取りざたされる“渦中”の山谷えり子拉致担当相が25日、外国特派員協会で会見。予想通り、外国人記者から集中砲火を浴びた。


 本人は拉致問題でスピーチに来たつもりだったようだが、外国人記者の関心は「在日特権を許さない市民の会」(在特会)元幹部らと一緒に写真撮影していた一件のみ。質問した9人中6人が“在特会との関係”に厳しく切り込んだ。


 タイムズの記者が「(在特会の元幹部と)何年前から知り合いで、何回ぐらい会ったのか」「在特会についての考えを聞かせてください」と質問。すると、山谷大臣は急に表情を曇らせ異様なまでにまばたきし、こう返した。


「在特会の関係者ということは、存じ上げておりません」「いつとか、何回とか、記憶にありません」「一般論として、組織についてコメントすることは適切ではない」


■時間切れで逃げ去り


 ノラリクラリの応答に記者らはヒートアップ。


「国連や米国務省、警察は在特会はヘイトクライムのグループだと指摘している。警察のトップとしてはっきりとこの場で、ヘイトクライム、ヘイトスピーチなどの差別的な行為は絶対許すべきではないとおっしゃっていただきたい」と詰め寄られると、ようやく「憂慮に堪えないことである」「警察といたしましては、必要な警備を行い、そしてまた違法行為があれば、法と証拠に基づいて厳正に対処していかなければいけない」と釈明した。


 そして山谷大臣が過去にメディアの質問に対し、「在日特権」という文言を使っていたことが明らかにされると会場は騒然。しかし時間切れということで、山谷大臣は逃げるように去っていった。


 会見後、質問した外国人記者のひとりは憤る。
「納得できない。『在日特権』と言っている時点で在特会のシンパでしょう。在特会と警察とのつながりは公然の秘密なんでしょうね」


 日本のイメージが、さらに悪化したことだけは間違いない。



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2014/09/26

ヤッホーブルーイング『よなよなエール』が大出世!

先日夫が大好きと書いたのは、『よなよなエール』というビールだ。その『よなよなエール』を製造しているクラフトビール最大大手の『ヤッホーブルーイング』(長野県軽井沢町)がキリンと資本業務提携するそうだ!


よなよなの里 エールビール醸造所 公式通販 商品一覧

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夫は『よなよなエール』が大好きでずーーーと応援してきた。ビールが好きな人への贈り物には、いつも『よなよなエール』を贈っていた。飲んだ方が必ず言うのは「へぇ〜どこのビールですか?おいしいなぁ」。


ただ、おいしいといっても、本当にビールが好きじゃないと苦みが残るかもしれない。そのクラフトビールが、これだけ売り上げが伸びたのなら、日本にも、本物のビール好きが増えた証拠なのかも。だからクラフトビールを牽引してきた『ヤッホーブルーイング』の功績はとても大きい!


キリンもよくわかっているようだ。25日の日経の朝刊には「伝統的なビール会社では開発やマーケティングの発想に限界がある」という磯崎功典社長のコメントがある。


私もずっと思ってきたよ。


私はね、学生の頃からビールが好きだったから、キリンビールの試飲のアルバイトもやっていたの。あの頃も今もそうだけれど「水着姿のキャンペーンガール」みたいな売り方って、何かが違うな、とずっと思ってきた。


だって、ビールって男性だけの飲み物じゃないでしょう?男性だけに買ってもらうんじゃ、今の日本ではもう売り上げが期待できないと思うのだ。


それに、いくらきれいなお姉さんが「おいしいですよ〜」とすすめたって、お姉さんがいなくても、また買ってくれるのかな。その売り方は、「飲ませる」「手に取らせる」だけであって、本当のビールの「おいしさ」を伝えているわけじゃない。息子のよくいう『昭和』の発想じゃないのかな、とずっと思っていた。


今から10年くらい前、西友の食料品売り場でバドワイザーのキャンペーンガールをみた時に、もうこの方法は終わりだと思った。なぜなら、近所のスーパーの食料品売り場なのに、下着が見えそうな短いワンピースを着た若い女性にビールの試飲の仕事をさせていたからだ。


すすめられた、男性も、偶然目にした夫のような男性も思わず後ずさりするような、すごい光景だった。


地元のスーパーに休日来る男性は、たいてい奥さんと子どもが一緒だったりする。心の中ではニコニコでも、ホイホイ手にするわけにいかない。だから声をかけられないよう、皆足早に去っていくのだ。


この方法を考えた人はどうして男性心理を考えないんだろう?と思ってしまった・・・


あの頃から、地ビールが静かに台頭していったのだ。


ちなみに夫は、この『よなよなエール』をゼミ合宿にワンケース必ず持って行き、お酒が好きな学生に飲ませている。「先生、苦ーーーい」と言われても「これが本物の味だなんだぞ」と教えている。でも学生の中には毎年必ず一人や二人は、「おいしいビールですね」という学生がいる。


ビールを売りたいんだったら、こういう顧客を大切にした方がいいんじゃないかな。


ところで、『ヤッホーブルーイング』(長野県軽井沢町)は今をときめく「星野リゾート」の傘下だ。


星野リゾート公式サイト

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息子が産まれて1歳になった頃、はじめて家族で出かけたのが小淵沢にある「リゾナーレ」だった。夫の学生が星野リゾートに就職した数年前からは、お互いの両親を連れて「星のや」や「界」に出かけるようになった。


「星のや」や「界」に行くと、斬新だなと思うことがある。それは、女性従業員の服装やメークだ。今までの旅館は一言でいえば和服姿の「女将」に代表されるように、どこかで男性を意識した女性像を押しつけてような気がする。


あのような雰囲気が一切ない。


ここで働く女性は、作務衣のような地味で目立たない服装だ。メイクも色をあまり使わず、髪も短く、ショートカットの女性が多い。年齢は、若すぎず、30代半ばぐらいの方が多いようだ。


こう書くと、地味で目立たないと思うでしょう?


でもそれなのに、「この人はきれいだな。知的で上品だな」と思うのだ。たぶん本当に美人が多いんだと思う。ちなみに私の後輩も美人だ。


私だけがそう思っていたのかと思ったら、夫も皆そう思っていたようだ。美人なのに、ちっとも嫌みに感じないのだ。「私、仕事ができるんです!」というような感じもない。


たぶん、世の中が求めている女性像が変わっているのに、体質の古い会社はわかっていないんじゃないのかな、と思う。「美人」の定義も少しずつ変化しているし、男性が求めている女性像だって、変化しているのだ。


日経の記事の最後に書かれていることにもびっくり。このビールは30代の女性に好まれていたそうだ。こんなくせのあるビールも売れるようになったんだ。難しいと言われる女性、それも30代に評価されるのはやっぱりすごいな。


価同社は通販サイト「楽天市場」など新販路をいち早く開拓。(中略)価格は350ミリリットルで270〜290円前後と高単価で20代〜30代の女性顧客の比率が高い。キリンにとって学ぶ点が多い。


星野リゾートの原点は、軽井沢の小さな旅館「星野温泉旅館」だった。軽井沢のリゾートホテルといえば、プリンスホテルといわれた時代があった。あの小さな温泉旅館が、ここまで大きく成長するなんて。あの頃は思いもしなかった。


そして星野リゾートといえば、経営不振に陥ったリゾート施設や旅館の再生で知られる。環境教育にも力を入れてきた。地元の歴史や文化を大切にしつつ、一方で現代風にアレンジする。今の時代にぴったりだったのかもしれない。


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玉造温泉「出雲界」のルームキー。出雲といえば「たたら製鉄」だから?ちょっと感心してしまった。


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キリン、「よなよなエール」と資本提携 2014年9月24日14時25分 スポーツ報知


キリンビールは24日、地ビール最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)と資本・業務提携することを明らかにした。地ビール人気の高まりを背景に、両社は製造や販売で協力してビール市場の活性化を図ることが狙い。


 ヤッホーは「よなよなエール」が看板商品で、売り上げが伸びている成長企業。
両社は麦芽などの原料調達のほか、商品の開発やインターネット販売など販売促進活動でも協力する。


 またキリンは2015年春に新設する事業会社で始める地ビールの製造販売などに、ヤッホーの知見を生かしたい考えだ。


 10月にヤッホーの親会社で、高級旅館やホテルを展開する星野リゾート(長野県軽井沢町)から発行済み株式を取得する。第三者割当増資も引き受け、ヤッホーの株式の33・4%を保有する第2位の株主となる計画。


 ヤッホーの井手直行社長は東京都内で記者会見し「(提携で)設備投資や物流コストを削減でき、商品開発に注力できる」と語った。キリンビールの磯崎功典社長は「味覚の多様化を進め、女性や若者を新たな顧客として取り込みたい」と提携の意義を強調した。


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キリンが“あの”クラフトビール会社と提携! エキサイトニュース ビール女子 2014年9月25日 より一部引用


伝統の大手と革新的なベンチャーの化学反応とは?具体的な業務提携として、


〇ヤッホーブルーイング社の製造拡大に対応するため、キリンビール社での一部製品の委託醸造


〇原材料の調達、物流の共有


〇若手を中心とした共同の人材育成


〇イベントとインターネットを組み合わせたファンづくりなど、ヤッホーブルーイング社が展開している新たな手法によるマーケティングについてのノウハウの共有


などが掲げられ、クラフトビール業界で一位の年間生産量を誇るヤッホーブルーイング社側は急激に拡大する需要への対応策といった面が大きい様子。


また、資本面では、10月にキリンビール社からヤッホーブルーイング社に十数億円を出資し、最終的にキリンビール社が全体の33.4%にあたる普通株式を保有する見通し。


キリンとヤッホーの目指すもの「若者のビール離れ」などもいたるところでぼやかれ、全体的に落込みを続けるビール業界の中で、まだまだ市場は小さいものの、年々成長を続けるクラフトビール業界。


ヤッホーブルーイング社ではこれまでに9年連続の増収増益を記録しており、前年比40%増という急成長中。今回、キリンビール社と提携するにあたり他の大手メーカーからの提案もある中、双方の今後の展開により具体的に共感できる部分が多かったキリンビール社との提携に至ったとのこと。


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2014/09/24

新しい提案を考える 『遺伝子』をもっと身近に!

被害者が必ず口にする言葉がある。「私のような被害者を、これ以上出したくない。同じ思いをして欲しくない」「私の被害をいかして欲しい」。


市民運動「ワクチン反対の会・神奈川」

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裁判がはじまっても勝つとは限らないし、何年かかるのかもわからない。しかし一方で、被害者にとったら闘うこと、そのものが生き甲斐になるので、否定もできない。ただ、私は裁判があろうとなかろうと、やっぱり支援したいと思っている。最後まで責任を持ちたいからだ。


国はワクチンをすすめる方向に向かっている。医療を産業にしようと考えているーーーーー


以外に思うかもしれないけれど、この動きをとめられないことは、被害者はよくご存じなのだ。


被害者がツイッターで意見を言えば、どうしてもネガティブに傾きがちになる。医療者ではないのだから、不確実な情報に飛びつくことだってあるだろう。先の見えない不安を抱えているから当然だ。それをわざわざ、「デマ」「不安を煽っている」と指摘する人までいる。


こんなことをしていて、何か生み出されるんだろうか。話をすると別人のように冷静な方なのに。


「こんな空気を変えたい!」と、急に思い立った。


斉藤さんの配信されたばかりの記事を読んだ時に、私の4年間に、ようやく区切りがついたと思ったからだ。


HPVワクチンの推進の方法は、間違っていたと思う。でも、過ぎたことは仕方がない。被害者の方が感じるくらいだ。推進してきた医師がこれ以上、罪悪感を抱えてしまうのもよくない。


市民運動「ワクチン反対の会・神奈川」のFBにあった地下室の写真を見た時悲しく思った。黒岩知事はどうしちゃったんだろう。お友達しか大切にしないの?それとも「反ワクチン」には冷たくしてもいいと考えておられるの?


だから、次に行こうと思う。友人のメールが頭から離れないことも理由の一つだ。結局、前にすすんでいかないと、ワクチンで防げるはずの、彼の患者さんのような犠牲者が増えてしまう。それはとても悲しい選択だ。


※    ※    ※



普通に生活していてB型肝炎になる可能性はかなり低いですが、国策としてはワクチンはしておいた方が良いと思います。


B型肝炎は帯状疱疹のように感染後治ったかのうように見えても、肝臓の中に潜んでいて将来問題を起こすことがあります。


それと外国から入ってくる肝炎が多くなっています。外国産が次第に増えているのは国内の日本人間でも増えているのではないかと思われます。そのほとんどはsexualに感染しますが、若い女性に感染するとまた問題が起きてきます。


ユニバーサルワクチンにしていないのは日本と北欧くらいのもので、しかも日本は隣に数億人の感染者を有する中国があるわけですから、国としてはprotectするべきだと思います。医療関係者は学生も含めて当然全員ワクチンをします。


http://japan-hepatitis-day.org/about_whd.php


昨年、40歳代の初感染男性が亡くなり、今年は30歳代の男性で、キャリアからの肝炎悪化で亡くなりました。


ちなみに私は患者の針を刺して抗体陽転。



※    ※    ※



B型肝炎は主に「性交渉」で感染することで知られている。だから、中国大陸でB型肝炎が増えると、どうして日本で増えると考えられるのかが、まだよくわからないけれど・・・。でも、彼がそこまでいうなら、と思う。


それに国も、B型肝炎を定期接種にしたいと思っているだろう。


でも、もしかしたら、また同じような副反応騒動がおきるかもしれない。HPVワクチンの被害も、被害者が満足するような治療体制がすぐに整うかわからない。そんな中で推進すれば、反対運動が激しくなり世論を分断するかもしれない。


そこで、考えたのが「遺伝子検査」の普及だ。


私は日本の国民皆保険はほとんど破綻していると考えている。今後どうするかと考えた時に、「創薬」という道は間違っていないと思っていた。


斉藤さんの記事にあった「メガファーマのノウハウを吸収できれば」という考え方も。「騙された」とどこかで思っていることと、これからのことは別に考えなくてはいけない。ちなみに、医療と同じくなくてはならない日本の「資源開発」も、もともとは海外の技術だった、と父が言っていた。


科学技術に国境はない。


※    ※    ※



第二回 ワクチンビジネスの作法 HPVワクチンの起爆剤にしよう 子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男



日本のワクチン業界は確かに閉鎖的だった。競争にさらされていないので時代に対応した再編成も進まず、メーカーの規模も小さい。戦前の体質を色濃く引きずってもいるようだ。

(中略)

「だから、市場をオープンにして、外国産のワクチンが入ってくれば、外資と国内メーカーの提携も進んでいくだろう。メガファーマのノウハウを吸収できれば、これから拡大していくに違いないアジアのマーケットにも展開していけるはずだと、バイオ課は考えたわけですね。HPVワクチンをその起爆剤にしよう、と」



※    ※    ※



薬害被害者代表にも尋ねてみた。「遺伝子検査を普及させるという考えはどうですか?今でも賛成ですか?」。すると「普及させて欲しい」と教えてくれた。今、基本的なCYP検査だけだと、一万円ぐらいでやってもらえるそうだ。数年の間に、ずいぶん安くなったんだね。


※    ※    ※



八咫烏 CYP検査 テーマ:薬の知識 2012-03-05


是非、皆さんも一度検査されることをお奨めします。 

http://www.medibic.com/product/okusuri.html

こちらの検査で、CYPの遺伝的体質が分かります。

ここの検査では、
CYP1A2、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6
の4つが検査できるようです。

代謝薬品で一番多いCYP3A4が入っていないのは、これが欠落した人は殆どいないためです。

精神科領域で特に問題となるのは、
CYP1A2
フルボキサミン(ルボックス、デプロメール)、ジプレキサ、3環系抗うつ剤
CYP2C9
フェニトイン
CYP2C19
ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
CYP2D6
SSRI、抗うつ剤、抗精神病薬(非定型、フェノチアジン系)

詳しくはこちら
http://seishiniryohigai.web.fc2.com/seishiniryo/kusuri/cyp.html

遺伝的に、CYP1C19は、10人に1人はこのCYP酵素を持っていないことです。
ジアゼパムは、要注意です。

さらに、気を付けなければならないのは、薬の中には、CYPの代謝を阻害する薬があるという事です。
要注意は、SSRI、ルボックスとパキシルです。
これらの阻害作用は強い。
また、フェノチアジン系(クロルプロマジン、ピレチア、プロメタジン、ヒルナミン)などもCYP2D6阻害作用があります。

ルボックスとジプレキサの併用などとんでもありません。

ちなみに、CP換算とかジアゼパム換算は、こうした体質や相互作用は考慮されていません。

3万5千円位かかるようですが、これでわかる遺伝的体質は一生変わらないので、検査お勧めです。

アメリカでは、添付文書に遺伝体質ごとの用量の記載が始まったとの情報があります。




※    ※    ※



最後にもう一度、西岡久寿樹先生のご発言と、2010年のMRICのメルマガ、そして中村祐輔先生のブログを引用させていただく。


※    ※    ※



世界初のがん予防ワクチンとは  子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男


今回はHPVワクチンを打ったという共通項がはっきりしているわけですからね。だけど、じゃあ全員に症状が現れるのかといえば、それは違う。我々の実態解明班のチームでは、接種した子たちのゲノムを解析し、何か起こった子と何も起こらなかった子の遺伝情報を比較対照してみるつもりです


※    ※    ※



vol 64 新型インフルエンザワクチンの副作用対策: 米国のゲノム研究 


マサチューセッツ大学医学部、研究員、医学博士
林 恵美子
2010年2月22日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp


 ワクチンによる重篤な副作用を呈した患者、例えば、インフルエンザ脳症患者の白血球DNAを積極的に収集し、ゲノム解析によりその遺伝的背景(遺伝的なリスク)を明らかにすることは確実に一定の割合の患者の重篤な副作用や脳症を未然に防ぐことが可能となるであろう。例えば、AIDS患者におけるHIV治療薬(ネビラピン、アバカビル)に対する副作用と患者白血球のHLAとの関連が解明されており、薬疹や失明、死を防ぐことが可能となっている。


米国FDAは、ホームページ上で副作用回避のために投与前の遺伝子診断を奨励している。このように、インフルエザ脳症やワクチンによる副作用の高危険群を同定することが必要不可欠である。副作用に対する詳細な解析、さらに副作用の少ないワクチンの開発と製造を行うためにも、より多額の研究開発予算が必要である。



※    ※    ※



がん免疫療法(4):変革期のがんワクチン療法-2 中村祐輔のシカゴ便り


特定のHLAが非常に多い日本では、これまで試みられてきたペプチドワクチンをうまく利用することが、患者さんの利益にも、医療費の高騰を避けることにもつながると思うのだが、海外ブランドを尊ぶ傾向の強い人たちを説得するのはなかなか難しい。


※    ※    ※



被害が出てしまったことは変えられない。でも、「被害者が出てきて下さったことで、より安全に、より確実になった」。そんなふうに、未来は変えていけるはず。


検査がすぐに普及しなくて、重要性だけでも広まれば。「遺伝子」というキーワードは、推進派も薬害被害者も薬の専門家も、亡くなっていった友人も、私達皆を『有機的』につなげる。


これから提案してみようと思う。何年かかるかわからないけれど。





2014/09/23

今、何が起きているのか 

佐藤優さんの 『インテリジェンス 武器なき戦争 』を読んだ時、不思議な感覚があった。なんとなく「こうなのかな」と思ってきたことに対して、答えが書いてあるような気がしたからだ。


たぶん、これで本物の『インテリジェンス』を持つ人達が動きだすんだろうな。


『神奈川県予防接種研究会』と、「このワクチンを象徴する出来事」は全く関係ない。


「子宮頸がんワクチン」の是非判断できない厚労省 集中 より一部引用


ここへ来て新たな〝敵〟も現れた。線維筋痛症の専門家である東京医科大の西岡久寿樹医師だ。


西岡氏は「HPVワクチン接種後の疼痛などの症状は未知の疾患である」と主張し、研究班を設置。反ワクチン団体の〝ニューヒーロー〟となり、薬害団体の集会で講演を行うなど活動を活発化させている。


厚労省関係者は「因果関係がはっきりすれば厚労省にとっても望ましい」と表向きは大人の対応だが、「西岡先生は線維筋痛症の専門家で、今回の症例の専門ではない。現時点で〝西岡説〟は仮説でしかないのも事実」と微妙な距離を保っている。



恐らく多くの被害者とご家族、そして政治家も知っておられるはず。きっと一部の官僚だって知っていると思う。でも、伝わっていないのは、あまりにもその事実が重いからだ。皆、口外したらいけないと考えるのだ。


政治家が動いたとしても、全く別の理由で動いているんだよ。ヒントは、以前の私のように重い十字架を背負って生きていかない方がおられるかもしれない、ということだ。


チッソの功罪 『水俣病』と『クロスカップリング反応の応用』そして子宮頸がんワクチン副反応問題


それを教えてもらったから、私は何かせずにはいられなくなったのだ。事情を知らない人達に『反ワクチン』などと心ない批判を受けながら、被害者のためにそっと力を貸しているであろう姿を想像するからだ。


「いいか。あの人は●●党、この人は●という宗教を信仰しているから嫌だなんて言っていると、今の世の中で何もできないぞ。特定の宗教や政党に所属しているような人だから、社会や政治に関心がある、とも言えるんだ」


「たとえ、右翼や暴力団に所属する若者でも、その主張の中に正当な批判がある時には、真摯に耳を傾けなくてはいけない。話し合うと良い若者だったりするんだ」


いつか父が私に言っていた言葉は、その通りだと思う。もしもそうしたことをしないと、人として道を踏み外すかもしれないからだ。


HPVワクチンをすすめてもいいと思っている。でも「やれ」というだけなら簡単なのだ。被害を訴える女の子達をみると、何か起きているかもしれないと皆思う。政治家でも官僚でも皆恐くなってためらってスイッチが押せなくなる、そういう状態なのだ。


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<子宮頸がんワクチン>被害者連絡会、県支部を来月設立 全国7カ所目 /千葉  毎日新聞 2014年9月19日(金)11:52 から一部引用

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◇「早期治療法の確立を」 実名公表、市川の吉田さん 苦痛の現状と救済訴え



「手遅れになる前に、早く治療法を確立してほしい」。近く設立される千葉県支部に参
加する市川市の吉田理恵さん(19)と母浩美さん(51)は救済を訴える。


理恵さんが最初にワクチンを接種したのは2012年3月。同年5月、9月と計3回接 種した。5月の接種後、度々高熱に襲われるようになり、高校を休みがちになった。13 年の年末には、頭が針で刺されるような痛みと高熱が3週間近く続いた。コレステロール 値が急上昇し、体重が10キロ近く増えた。


千葉や東京の病院を転々としたが、原因は分からなかった。だが、線維筋痛症などの治療を行う東京都内の病院で、ワクチンとの関連を指摘された。


症状は日を追うごとに増えている。脱力感▽体の痛み▽不随意運動--。記憶障害もあ り、ひらがなやカタカナが認識できなくなる時もあるという。左半身がまひし、今では左 手の握力は「ほとんどゼロに近い」状態になり、得意だったピアノを弾くこともできな い。「部屋のピアノを見るとつらい」と話す。


一人では外出できず、日中はほとんど横になって過ごす。入浴も自力では困難だ。就職も進学もあきらめ、「何もできない」が口癖になった。


そんな中、他の被害者や地方議員、医師らと出会い、苦しみを語り合う中で、団結して国に救済を訴えていく必要を感じた。実名を公表する理由について、理恵さんは「顔と名前を出した方が世間に訴える力があるのなら」と語る。浩美さんは「人に頼ってばかりでは解決まで時間がかかってしまう。自分が生きてるうちになんとかしなくては」と決意している。


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2014/09/22

反ワクチン団体の〝ニューヒーロー〟?

全面戦争に突入しちゃうかも、ということで緊急メモ書き。


西岡久寿樹先生の説は仮説だけれど、あってもいいんじゃなのかな。そして、西岡先生が出てきた理由は、もっと別にある。そうじゃなかったら、逆に出てこれないんじゃないのかな?これを読んだ時、私が以前書いた「このワクチンを象徴する出来事」は、 全く皆に知られていないんだな、と思ったよ。


たぶん、情報が伝わっていないんだね。 あと、もうこうやり方は、お互い消耗するからやめようよ。子どものケンカみたい。話し合えば解決することもあったのにな、と悲しくなりました。。。


「子宮頸がんワクチン」の是非判断できない厚労省 集中


ここへ来て新たな〝敵〟も現れた。線維筋痛症の専門家である東京医科大の西岡久寿樹医師だ。


西岡氏は「HPVワクチン接種後の疼痛などの症状は未知の疾患である」と主張し、研究班を設置。反ワクチン団体の〝ニューヒーロー〟となり、薬害団体の集会で講演を行うなど活動を活発化させている。


厚労省関係者は「因果関係がはっきりすれば厚労省にとっても望ましい」と表向きは大人の対応だが、「西岡先生は線維筋痛症の専門家で、今回の症例の専門ではない。現時点で〝西岡説〟は仮説でしかないのも事実」と微妙な距離を保っている。






2014/09/22

見えないビジネスにメスを 『ブラックリスト』という裏技

メルマガに記載されていた「利益相反」に関してだけは、賛同できない。


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「利益相反」や「ロビイスト」「PR会社」などが問題ではない。「善意」を特定の企業の利益に利用してしまうことが問題だからだ。


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子宮頸がんワクチンにみる利益相反 その6 ロビイストはこう暗躍する ジャーナリスト 野中大樹 から一部引用

ロビー活動、最近の言い方でいうと、「パブリック・アフェアーズ戦略」というのは、ひとつの政策実現のために議員や官僚に陳情するだけでなく、メディア、市民運動家など、さまざまな立場のひとたちに働きかけるため、推進派の当人たちも、その戦略の渦中にいることを気づかせないのです。


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啓発活動には、学生の団体が大きな役割を果たしていた。もし、これ以上社会問題化していったら、大学だって当然問題にしなくてはならない。医療者との危機意識の差を感じてしまった。


今から10年ほど前、「社会貢献」がブームのようにもてはやされた時代があった。大学にも次ぎ次ぎ「公共経営」という学部が出来た。夫の大学でも、いろいろなNPO法人をお招きしたそうだ。


けれど、困った問題が。どの団体にお願いしようか調べてみると中には、NPO法人を隠れ蓑として、不当にお金を集めている団体もあるという。すでに、こういったことは社会問題化しているのだ。「良いことをしているんだから、いいでしょう」は通用しない時代なのだ。


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NPO、犯罪の隠れみのに 暴力団などが好印象を悪用  2012/11/26 0:50日本経済新聞 電子版


特定非営利活動法人(NPO法人)を隠れみのにした犯罪が後を絶たない。大半のNPO法人は善意に基づくボランティア活動などで社会に貢献しているが、クリーンなイメージと緩やかな設立要件に目を付け、詐欺などに悪用するケースも目立つ。来年で制度発足から16年目。運営や認証時のチェック体制の見直しも求められている。


 「多くの人を信用させるにはNPO法人の方がいい」。



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この数年間、ずっとみてきたのだ。啓発をしているという大学生の団体の活動だ。健康や医療をテーマにしている夫の授業には、毎年500人以上集まる。にも関わらず、特定のがんの啓発のために活動する学生を、これまで見たことも聞いたこともない。ボランティアだったら大勢の学生が活動しているけれど、「特定のがんの啓発」はいない。皆、医療や健康に興味があるのにも関わらず・・・。


なんとなく思い当たることがあった。


私は経営学部だったから、広告代理店のまねごとをするサークルがいくつもあった。様々なイベントを企画し人を集め、利益を得ていた。同級生が教えてくれたことがある。


「今までいろいろ企画したけれど、ブレイク寸前のお笑いの人を呼んできて、チケットを売る。これが、一番お金になるのよ。知名度があるわりにギャラが安いの。ブレイク寸前だから、チケットもすぐにさばける。でもそういう人を見つけ出すのが難しいのよ」。


彼女の話と、今回の啓発がどこか重なって見えるのだ。


彼らがある啓発イベントでお菓子を配っていたことがあった。これを知ったある先生が怒っていた。「『末期がんの患者さん達が、どんな思いで毎日暮らしているか君達知らないだろう!』って自分の学生だったら、一言言いたいね」。


この前、たまたま知り合った出版社の方に疑問をぶつけてみた。


「『テレビや雑誌に出られるよ。マスコミの就職に有利になるよ。エントリーシートに書けるよ』って、学生を勧誘していたんじゃないんですか」。


その人はいとも簡単に答えてくれた。


「ああ、そうだと思いますよ」。


斉藤さんの記事を読んで「やっぱりな」と思ってしまった。今は疑いの眼差しに耐えきれなくて、どうしていいかわからないそうだ。


彼らには、お正月にテレビで注目されたゼミの学生のような、強い想いを感じなかった。


寄付を受けたっていい。その金額に見合う努力が社会に見えたら、結果がついてこなくても貢献だと思う。でも、それが見えないし、感じられないから批判が多くなるのだ。


私も自分でやってみたからわかる。社会貢献というものは、必ずしも良い結果を生むとは限らない。でも、悪い結果になってしまった時に、目を背けず最後まできちんと責任を果たすのが真の「貢献」じゃない。


そして最後の最後まで、導くのが大人の役割だ。でも、そういう教育的指導をしているようには思えなかった。


本当に悪いことをしている大人は、表には姿を決して見せないものだ。 私自身が、医師や患者会の方に来ていただき講義をしてもらうよう働きかけたから、責任を感じている。「どこかで線を引かないといけないだろうな」と思って見ていたのだ。


ある方法があると教えてもらった。


『ブラックリスト』があるそうだ。そこに名前を載せれば、その団体は学内で活動できないという。いくつかの条件があるそうだ。今後の成り行き次第で、載せることが可能になるかもしれないそうだ。もともと大学には薬害で有名な弁護士がおられる。他にも方法があるかもしれない。


今回の騒動はただの「利益相反」の問題ではない。「社会貢献にも社会的責任が伴うでしょう?」という問いかけなのだ。


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企業の社会的責任 wikipediaより一部引用


企業の社会的責任(きぎょうのしゃかいてきせきにん、英語:corporate social responsibility、略称:CSR)とは、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をすることを指す。 日本では利益を目的としない慈善事業(いわゆる寄付、フィランソロピー、メセナ)と誤解・誤訳されることもある。


企業の経済活動には利害関係者に対して説明責任があり、説明できなければ社会的容認が得られず、信頼のない企業は持続できないとされる。持続可能な社会を目指すためには、企業の意思決定を判断する利害関係者側である消費者の社会的責任(consumer social responsibility) 、市民の社会的責任(citizen social responsibility)が必要不可欠となるといわれる。



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自分達でやってきたことを「直視できない。説明ができない」というのなら規制という方法で学生を守ることを考えないといけない。


でもそれでいいの?自分達で変われないの?自分達で、ちゃんと説明できないのかな?


見えないビジネス「パブリックアフェアーズ戦略」の副作用は、世論の大反発だ。今後、今までの反省も説明もなく、推し進めたら反発がますます激しくなるだろう。反発は反対派のせいばかりじゃない。そこを勘違いすると、また溝が深まるだろう。





2014/09/20

メルマガの感想 ネットで意見を書く、難しさと意義

医療系のメルマガに、HPVワクチンに関する記事が掲載されていると聞き読んだ。私への批判かもしれない、とある人が教えてくれたからだ。


読んだ感想は、書かれていることは正しい意見だと思った。


このブログで書いてきたことは、このままだと「戦後最大の薬害裁判」になるかもしれない。「薬害」と主張し、活動されておられる方々がおられる以上、そうなる可能性が大きいと思っている。だから、もしも、なるのなら、何が原因なのか。それを記録に残しておきたい、ということだ。


そしてもう一つ。


友人や知人が、被害者の姿を見た時に教えてくれた「中枢神経に影響があるかもしれない」という意見。それが、どの程度正しいことかどうか、見届けたい、ということ。


メルマガに書かれていたようなことは、「水俣病」の認定を巡って、同じようなことを父が私に言っていた。


ただ、被害者の中には、すでに4年間も支援がない状態で置き去りにされている方がおられる。被害者のおかれた厳しい状況を考えると、早くいろいろなアプローチで支援をして欲しいと考えるのだ。症状の重い被害者の中には、脳に炎症がある方がおられるそうだ。そういう被害者は家から出られない。お母さんが一日中つきっきりで看病しないといけないそうで、仕事をやめた方もおられる。だから、因果関係があろうとなかろうと、一日も早く医療的支援を、と切実に思う。


一つの考え方として、早期に治療体制をつくることも正しいと思う。「かもしれない」で研究をすすめておくことだって。そもそも、副反応が出るというけれど、それを治療する体制はほとんどないのだ。今は手探りでも、様々なアプローチがあってもいい。


そういうことを、反対派と推進派とで集まって議論する場がないのだ。


私は裁判じゃなく、話し合いで解決を、ということを目指してきたから思う。


どうして1年前に被害者にあって、話だけでもきいてくれなかったんだろう。政治家にお願いしないと、あってもらえないのはどうしてなんだろう。


もう一つ、避けて通れないのが「利益相反」。製薬企業との金銭のやり取りだ。これが、コミュニケーションを難しくさせているように思う。


ここから先は、対話など成り立たなくなる可能性もある。


次に何がおきるかというと、断絶だ。推進している人の意見など、もう知りたくない。聞きたくない。見たくない。反対している人の中には、そういう人も出てくるんじゃないかと思っている。


私も正直なことをいえば、ワクチンのポスターを目にすると、今は見たくないと思う。心が受け付けなくなってしまった。


このブログに対しての批判はいただく。けれど、批判よりも多いのは「たった一人で、よく、真理に近づいていった」というものだ。


ある人が昨日教えてくれた。「批判が出る、ということは、それだけ真理に近くなっている証拠でもあるんだ」。そうなのかな。


斉藤貴男さんの記事を読んだ時に、印象に残ったのは土屋先生のご発言だった。ここまで先生がおっしゃるなんて、と驚いてしまった。


きっと先生も私と同じなんだと思う。巻き込まれた人にしかわからない「やるせなさ」を感じた。


そういう気持ちを、正直につづるのが、このブログの目的だ。はじめの約束と違うのは事実だもの。それに、個人が見てきたこと、感じてきたことを、残しておくことだって、意義があるだろう。


それにしても。


斉藤さんの記事を読んだ時に、「勇気を出して、ブログをはじめてよかった」と思った。私の中では、一つの区切りになったから。


そして、気になる話も教えてもらった。ネットで数万人ものフォロワーがいるという有名な人。何か書くと、たちまち「いいね!」が山のようにつく。


でもその人は「もう裸の王様かもしれない」と言っていた。


被害者の方も私に教えてくれた。「(推進してきたある医師は)私達のことをとても恐れている。私達を生み出したのが、自分達が立てた戦略だとわかっているんだろう。とても罪悪感を感じているようだ」。


だから話しあえればと思っていた。「お金にならないから冷たくするわけじゃない」ということを、少しでも被害者に知ってもらわないといけないからだ。


人は本来善良だから、悪いことをしたと思う気持ちが強いと、心に何かのスイッチが入るようだ。どんなに「善意からしたんだ」と思っていても苦しむ被害者の姿を見ると、心は乱れていくだろう。


情緒不安定になっていった人にも私は言ったことがあった。「もう少し抑えて生きていけば楽になれるのに」。でも、そういうことを言う人ほど離れてしまったようだ。今まわりにいるのは「いいね!」を深く考えずに押す人ばかりだ。自分達がダメにしている、ということに気づいていない。まわりからは、面白おかしくやっているようにしか見えないから「裸の王様」と言っていた。


ショックだった。いつかこうなると思っていたからだ。


肝心な時にその人の心に届かないんじゃ、しょうがないけれど、いつも考える。本当の「誠実さ」とは、なんなんだろう。うすうすそうなるとわかっていても、何も言わずにいて、後から「私はやっぱりこうなると思っていた」と言うことなんだろうか?


昨日は、ネットで自分の意見を書く難しさと、その反対の意義とを、いろいろ考える一日だった。







2014/09/19

心は東北に

亡くなった友人のご両親から、お花のお礼の葉書が届いた。「今年もお元気だった」と嬉しくなる。



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昨日から、「免疫」や「水俣病」に関する記事にアクセスが増え出した。どんな理由であれ、知ってもらうのは嬉しい。


亡くなった友人は、「抗体」をいくつかつくり、しかも「NK」が専門だったそうだ。免疫療法に関する論文も発表しているようだ。と、いうことは、中村先生の「がんワクチン」と関係があるんだよ、と夫が教えてくれた。「がん治療の薬はこれからだよ」とも言っていた。


亡くなる直前、私を選んであらわれたのは、やっぱり「免疫の研究者」だったからなのかもしれないね。


研究者が目指している「免疫療法」とは、私が亡くなった友人のために、活動するようなことなんだと思う。あの手この手で、何かを成し遂げるため、努力し続けることだ。


例えば、夫に何かをお願いするなら、夫に直接お願いするよりも、私にお願いした方がいいかもしれない。


では、夫に「うん」と言わせるにはどうすればいいだろう?


夫はビールが大好きだ。


でも、ビールなら「なんでもいい」というわけではない。好きな銘柄があって、人気商品だけれど、嫌いなビールしか置いてない店では途端にがっかりする。冷えてないビールも嫌いだ。私が冷蔵庫に入れ忘れると、怒り出す。


何か提案をする時、朝却下されても私はすぐに諦めない。帰宅してからビールと好物のおつまみをササッと出して再び言葉をかえ、提案してみる。すると、同じことを言っているのに「そうなんだよ!」とすんなり通ったりする。


以外と単純なのだ。


そういう工夫を、ずっとし続ける。どうすれば目の前の人に「うん」と言わせるか考えるのが「免疫療法」なんだと思う。


でも、これは夫の場合であり、他の男性は違う。お酒が飲めない人にビールを出したらいけない。日本酒は飲めるけれど、焼酎は飲めない、という人もいる。だからこれからは「オーダーメイド医療」と言われているのだ。


「免疫療法」は発展途上だそうだ。「効かない」といっても、「インチキ」とは言い切れない場合があるんだよ、と教えてくれた。もしかしたら、ビールだと思っていたけれど、「発泡酒」や「ノンアルコールビール」を選んでしまっているかもしれないから・・・。


16年間もたてば別れている夫婦もいる。同じ研究室の先生は、夢にあらわれても気づかないかもしれない。忙しいから何かしたくても、する時間がないだろう。


今年の結婚記念日はすっかり忘れていたのに、お花をおくることは忘れなかった。「私を選ぶなんて、さすがだわ!」と思ってしまった。


でも、これからどうしよう?何をしたらいいのか、よくわからなくなってきたよ。もう一度、私の前にあらわれて、教えて欲しいな・・・。


ところで、葉書には気になることが。「私達は高齢だから」というようなことが書いてあったのだ。


葉書を目にした途端、心が東北に向かう。もう一度行ってみようかな。





2014/09/18

悪魔は人の心が作り出すもの  世界一の支援体制を

近い将来、「子宮頸がんワクチン」の被害は裁判になるといわれている。それも「戦後最大」。だから、裁判がはじまってからでは遅い。私の中にはそういう気持ちもあり、ブログを続けている。


以前ある人と言い合いになったことがある。私が「悪魔は人の心が作り出すもの」と言ったら、その人は「悪魔とは絶対的なもの」と言って譲らないからだ。


今でも、「あなたは間違っているよ」と言うのかな?


思い込みだけで、やってもいないことまで「悪い」と決めつけるのはよくない。集英社インターナショナルに掲載されている、ジャーナリストの斉藤貴男さんの取材の重要だと思う部分を書いておこう。


私が一番注目したのは土屋了介先生のご発言だ。実は他の報道関係者に聞いたことがある。「土屋先生は、何も知らないで担がれただけだ。嫌いになったらいけないよ」


斉藤さんのインタビューはそれを裏付けるものだった。


ただ一つ残念なことが。


「私は患者さんや、患者団体のために動いてあげようと思った」とおっしゃるのなら、被害者のためにもきちんとした医療体制をつくって欲しい。医療体制だけではなく、被害者や市民も中に入れて支援体制も充実させて欲しい。被害者が生きていくのは、社会だ。被害者は受け入れる社会の理解がないと、孤立していくのだ。


ある免疫の研究者に教えていただいた。その方は免疫学者でもあるけれど、がん治療を行う臨床医でもある。臨床の最前線で働いているし、関連学会で重要な仕事をしておられる。「もしも中枢神経に影響する自己免疫疾患だったら、『(治療法のない)難病』ということになるんだ」と言っていた。


ちなみに「抗体を見つけるには、どんな研究者にお願いすればいいんですか?」と尋ねたら、「がんワクチンを成功させるのと同じくらい、難しいかもしれない。一番の早道は、関西におられる、著名な研究者にお願いすること」。「B細胞」を研究しておられるそうだ。


それを教えてもらったのは、もう一年も前だった。「自己免疫疾患じゃなければいいのに」と思った。


被害者と支援する方々は「神奈川が医療で世界一を目指すなら、被害者のためにも世界一の支援体制を!」とおっしゃっている。私も、そうあって欲しいと願っている。


私は西岡久寿樹先生の所属する東京医科大学の「渡航者医療センター」で狂犬病ワクチンを接種した。西岡先生のように、副反応と疑われる症状に対応して下さる先生がおられる、ということは、私達市民に「安心」を与えてくれる。「万が一の時にも対応してくれる」という安心感が、医療機関全体のイメージアップにつながるだろう。


被害と思われる症状を研究し、今後にいかすことは悪いことではない。マイナスをプラスに転換しようとする発想が、なぜ生まれないのか不思議でならない。


以前読んだ日経メディカルに土屋先生のインタビューが掲載されていた。どうして患者さんの活動を支援するようになったかが書いてあった。受け持った患者さんのご家族に「『あの時、本当はこうして欲しかった』という手紙をいただいたことがあり反省した。その時から、患者さんのための医療を、真剣に考えるようになったんです」というようなことが書いてあった。


私は土屋先生にお目にかかったことがあるから、日経のインタビューの言葉をずっと覚えていた。先生らしいと思ったのだ。土屋先生のお話は、私の主張と似ている。違うのは被害者への姿勢だ。だから斉藤さんの記事を読んで「被害者のためには何もして下さらないの」と残念に思ってしまった。


被害者だって、同じ『困っている患者さん』なのだ。ただ、土屋先生のお歳を考えると、もうこれ以上は「お願いします」と言ってはいけない気もする。


裁判になるとどうしても、土屋先生に疑いの眼差しがそそがれるだろう。先生の晩節を汚すことがなければいいけれど・・・。


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第2回 ワクチンビジネスの作法 子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男 集英社インターナショナル 2014年9月16日 より一部引用


圧倒的な物量作戦

(略)

──がんが予防できる初めてのワクチンという関心の持ち方だったんですね。

(中略)

子宮頸がんというのは性格上、社会防衛のためには半強制的にでもワクチンを打ってもらわないと、という種類の病気ではない。ということは希望者にだけ打つ任意接種でよいのだけれど、接種対象が未成年なのに値段が高いから、公費の助成を求めたいと、私はそういう立場でした。ですから厚労省がどうしてHibや肺炎球菌と同じ扱いにしたのかが、いまだに疑問なのですよ」

(中略)

──土屋先生はその後、まだ副反応の問題が大きくなる以前に、公費助成の運動から手を引かれたと聞いています。何があったのですか。


「実行委員会を旗揚げして間もなく、ある人に頼んで、民主党政権の小沢一郎幹事長(現・生活の党党首)に面会を求めたんです。患者会とか婦人科学会とか、公費助成を願っている人たちをイーブンに、皆さんを引き連れていこうと考えました。幹事長代行が会ってくれることになったのですが、仁科さんはその前に小沢さんに会いに行ってるんだよ。新聞にも載りました。


事情を確かめたら、GSKの専務が仕掛けていた。それでもう、僕は辞めると。その幹事長代行に皆さんを引き合わせることはしましたが。だってね、GSKの仕事をやる気はないから。私は患者さんや、患者団体のために動いてあげようと思っただけなんだから



──先生ご自身は、GSKに何事かを頼まれたことはなかったのですか。


「一切ない。私はGSKのフランス人社長(当時も現在も同社日本法人のトップはフィリップ・フォシェ氏)にも会いに行き、『新しい薬を開発されたことは尊敬するが、お宅の専務がやってることはおかしい』とはっきり言いました。『これはまさにCOI(Conflict of Interest=利益相反)に引っかかることなので、お止めいただいたほうが御社のためにもいいと思う』と。でも一向に収まらず、これ以上はただ利用されるだけだということで」


──仁科亜季子さんとはお話しされましたか。


「秘書の方には、仁科さんも患者代表のおひとりなのですから、ご一緒に行っていただかないと、と申し上げました。『わかりました』と言ってくれましたが、何度かああいうことが続いた。


ご本人はだんだん我々とは一緒に来なくなっていったんです。長妻厚労相に署名を届けに行ったときにはいらして、ただ、控え室で患者団体が待っているところに後から来て、さっさと大臣室に入ろうとしたのを止められたり。らしいな、という。面談の場でも彼女が真っ先に発言しようとしたのを、長妻さんは制止して、『土屋さん、ご苦労さん』と言ってくれて。


実際、その直後には公費助成が決まったのですから、私の役目も済んだわけです。実行委員会は任意の、既存の団体のまとめ役でしかなかったので、私が代表を辞任したというよりも、会そのものが自然消滅したということです」


以下略


*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*


先生のご発言にはもう一つ気になることがある。


「実行委員会は、既存の団体のまとめ役」という部分だ。もしもそうならば、もっと詳しい説明が必要だと思う。なぜなら「既存の団体」の中には、製薬企業との金銭のやり取りがある団体があるからだ。


未来を担う女性に子宮頸がんワクチン公費助成を


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「ここからここまでは、疑われても仕方がない。落ち度がある」という部分と、「ここからここまでは善意であり、決して間違っていない。私達も譲れない」という部分があるはず。私達市民にそれがわからないことが問題なのだ。


金銭のやり取りがある場合、私はフェードアウトはやってはいけないと思う。線を引いて考えるにしても、外からでは想像するしかなくなるからだ。


すぎたことを責めたいわけではない。説明責任があると思うのだ。


一つだけ皆さんに知って欲しいことがある。


がん治療にあたる専門医は、毎日、がんで亡くなっていく人を目にする。今、批判されているワクチンをすすめてきた医師の一人が私に言っていた。


「一日に7人も患者さんが亡くなってしまったことがあった。あの時は『地獄』を見たと思った」。


だからHPVワクチンをすすめようとしたことは間違っていないと思う。「ワクチンでがんが防げるなら」という「善意」ではじまったことなのは、確かな事実だと今でも信じている。


医師の日常を私達市民があまりにも知らなすぎる。それが、私達の心が、悪魔を作りだしてしまう最大の理由だと思っている。


最後に私が友人からもらったメールをアップしておこうと思う。私の「B型肝炎ワクチンは定期接種にすべきですか?」という問いかけへの返事だ。最後の二行に注目して欲しい。こんな風に正直に教えてくれると、「どうして今まで何も教えてくれなかったの?それは大変!なんとかしないと」と思うのだ。


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普通に生活していてB型肝炎になる可能性はかなり低いですが、国策としてはワクチンはしておいた方が良いと思います。


B型肝炎は帯状疱疹のように感染後治ったかのうように見えても、肝臓の中に潜んでいて将来問題を起こすことがあります。


それと外国から入ってくる肝炎が多くなっています。外国産が次第に増えているのは国内の日本人間でも増えているのではないかと思われます。そのほとんどはsexualに感染しますが、若い女性に感染するとまた問題が起きてきます。


ユニバーサルワクチンにしていないのは日本と北欧くらいのもので、しかも日本は隣に数億人の感染者を有する中国があるわけですから、国としてはprotectするべきだと思います。医療関係者は学生も含めて当然全員ワクチンをします。


http://japan-hepatitis-day.org/about_whd.php


昨年、40歳代の初感染男性が亡くなり、今年は30歳代の男性で、キャリアからの肝炎悪化で亡くなりました。


ちなみに私は患者の針を刺して抗体陽転。



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