2016/04/28

2016/04/27 週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その8

以上、NHKクローズアップ現代の前半部分を文字におこした。この後、JRだけでなく私鉄の事故についても言及する。


(※こちらの公式サイトに番組の詳しい内容が掲載されています↓)
NHKクローズアップ現代 No.3710 2015年10月1日(木) “世界一の鉄道”に何が ~多発する事件・トラブル~ 


もちろん事故が起きるのも、復旧までに時間がかかるようになってしまったのことも、一概にJRの責任だとはいえない。私達市民が効率を際限まで求めた結果だともいえるからだ。


●世界的にテロの脅威が高まる中で


ただ・・・


世界中でテロの脅威が高まっている今、新幹線がいつ、テロの標的になってもおかしくない。新幹線とは我が国を象徴する乗り物だからだ。自己紹介をご覧になればわかるように、私にとったら、テロは身近な出来事だ。遠い国の出来事だとは思えない。


そういう時代に、「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge』
ウソを重ねて被害者接触をはかった元WHO職員」などと記事にされることは、まさに、JR東日本の常務取締役が番組の中でおっしゃった「きちんと洗い出ししきれていなかったリスク」にあたるのではないかと思う。


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村中璃子 Wedge』などで検索すれば、わかる。例え、どんなに的外れな批判であってもこれだけ多くの批判があちこちのブログなどに書かれていることは問題だと思う。


●いつかこうした批判が出ると思っていた


これは理化学研究所の笹井秀樹副センター長が亡くなった翌週、東海道新幹線のグリーン車の座席においてあった、ウエッジに掲載されたイラストだ。写真を撮ったのは、あまりにも後味が悪かったから。


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笹井さんは著名な研究者だったから、東海道新幹線のグリーン車には、一緒に仕事をしてきた方だって乗車しただろうと思う。もしかしたらお葬式に参列するために乗車し、このイラストを目にしたかもしれない。


「笹井さんは亡くなっているのに・・・」と考えるとなんとも嫌な気持ちになった。


イラストが掲載されたウエッジを持ち帰ろうかと考えたけれど、読みたい記事は他にない。重いしかさばる。だからこうして写真だけを撮った。もしもアンケートなどがあったら「誰かを痛烈に批判する記事を掲載するのはやめて欲しい」と書こうと考えていたからだ。


ウェッジは月刊誌だ。グリーン車に雑誌を配置したいのなら、私は書店に並んでいる週刊誌の方がいい。週刊誌は一週間でニュースが入れ替わるし、どんな特集が掲載されていても、「週刊誌だから」で、素通りできるかもしれない。


●新幹線は、単に輸送のためだけにあるのか


新幹線のような長距離を走る列車というものは、単に人を運ぶだけじゃないと思っている。


JR東海といえば、いぜんは『クリスマスエクスプレス』や『シンデレラエクスプレス』というCMで有名だったからだ。


◆  ◆  ◆





シンデレラエクスプレス wikipedia
1987年にJR東海が東京発新大阪行の新幹線最終便に対して付けたキャッチフレーズ。21時ちょうど発だったことが、童話シンデレラをイメージさせたことからついたもの。

◆  ◆  ◆


このCMのテーマのように、楽しいとか、悲しいとか、人の気持ちだって運んでいる。


JR東海は大切なものを忘れてしまったのだろうか。


2016/04/28

2016/04/27 週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その7

●最新のデジタルATC自動列車制御装置への依存


背景には最新のデジタルATC自動列車制御装置への依存がありました。


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適切な運転速度を示し、オーバーした場合は、減速停止させるシステムです。


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衝突事故を防ぎながら、3分に1本という超過密ダイヤを可能とするために、12年前に導入されました。


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ショートが起きた今回のトラブル。ATCは架線のつなぎ目を通り過ぎたところで停止するよう指示を出していました。


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しかし前方の電車に気づいた運転士は架線のつなぎ目だとは知らずに、手動で停車。再び動かす際に、適切な手順を踏まずショートさせてしまいまったのです。


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●ATCに従っていれば問題は起きないと運転士に教育 


JR東日本は、ATCに従っていれば問題は起きないと運転士に教育。架線のつなぎ目の場所やショートの危険性は教えていませんでした。


JR東日本 川野邊修 常務取締役
「いろいろなシステム化が進む中で、落とし穴というか所謂リスクというものが、きちんと洗い出ししきれていなかったという反省です。そこをきちっと洗い出し、つぶしていく作業をきちっとやっていきたいと考えています」


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続く



2016/04/28

2016/04/27 週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その6

●高度化した鉄道システムに、乗務員が対応できていないことも


年々高度化してきた鉄道のシステム。しかしそのシステムの乗務員が対応できず、大きなトラブルに発展していたケースもありました8月JR京浜東北線で起きたトラブル本来止まってはいけない架線のつなぎ目に電車が停止。


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その直後、激しくショートし全線が停止しました。


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乗客が撮影した車内の様子です。多くの乗客が車内に閉じ込められました。トラブルは翌朝まで続き、35万人に影響が及びました。


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乗客
「(車内は)30度以上あったんじゃないですかね。結構暑かったように思います。1時間過ぎた頃からイラつきが見える方がいました。暑さにもやられて、体調を崩しているようなご年配の方もいました」


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運転士はなぜ、止まってはいけない場所に停止してしまったのか。


続く


2016/04/27

東日本への言及が多い点について


●「東日本への言及が多く、ミスリードを招くのでは?」というご指摘に関して


私のブログを訪問していただきありがとうございます。
上記のようなご指摘いただきましたので、ご説明させていただきます。


ご指摘にありました通り『Wedge』(ウェッジ)はJR東海グループが発行している月刊誌で、
私が株主総会に行ったのはJR東日本です。


息子が鉄道ファン(乗り物好き)なので、よく知っています。


小学校3年生の夏の自由研究



私は、そもそも、JRの分割は、会社にとってであり、
乗客にはあまり関係がないと思っています。
新幹線をみてもわかるように、
広範囲を走るからです。
実際に、東海から、東に乗り継ぐ人は多いんじゃないでしょうか。


私が問題だと感じたのは、東海であのような記事が出されたら、
東と何らかの関連があるのでは、と、思われてもしかたがないのでは、ということです。
ウェッジが東海関連の会社でも、
今、問題になっているクリニックがあるのはJR東日本の関連だからです。


「東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携部門」に関する公開質問書

「東京大学医科学研究所先端医療社会コミュ二ケーションシステム社会連携部門」に関する公開質問書(アインホールディングス版)


この後、クローズアップ現代の中で、
JR東日本の常務取締役がこのようにおっしゃっていました。


「いろいろなシステム化が進む中で、落とし穴というか所謂リスクというものが、きちんと洗い出ししきれていなかったという反省です。そこをきちっと洗い出し、つぶしていく作業をきちっとやっていきたいと考えています」


私は今回のウェッジへの批判は、この「洗い出す点」にあたるのではないかと思います。
JRが危惧すべき盲点というべき点だと思ったからです。


我が家には、飛行機の座席におかれている雑誌がたくさんあります。
息子が乗り物好きなのでお土産は機内誌なのです。


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一方で、ウエッジはありません。


今回、ブログを書くにあたり久しぶりに機内誌を手にとりました。


気づいたことがあります。


私は今まで飛行機の機内誌は、退屈でつまらない、と、どこか物足りなく思ってきました。
しかし、それこそがリスク管理だったのかもしれない、ということです。
飛行機会社はリスクを知っているから、
ウェッジのような特集を組まないのではないでしょうか。


続く


2016/04/27

週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その5


●システムの高度化に伴い通信用のケーブルが増加 その結果線路脇などにも多くのケーブルが敷かれることになった


燃やされたのは電車の運行に不可欠な電力供給や通信用のケーブル。フェンスのすぐ脇に敷設されていました。


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(※青い印は私がつけたもの)
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「信号関係の重要な情報がやり取りされています。ちょっと無防備だったなとは思います」


なぜ、誰でも手が届く場所に重要なケーブルが設置されていたのでしょうか。


JR東日本ではコンピュータによる運行管理をすすめてきました。分刻みの緻密なダイヤと安全性を両立させるため、電車の位置や信号機など、保安設備の管理を司令室で一元的に行っています。


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システムの高度化に伴って、データのやり取りをする通信用のケーブルが増加。その結果線路脇などにも多くのケーブルが敷かれることになったのです。


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事件を受けJRでは社員を総動員して昼夜を問わず見回りを強化し、さらにケーブルを耐火シートで覆うなどの緊急対策などに追われています。


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続く


2016/04/27

週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その4

●トラブルが目立つ首都圏


8月以降、トラブルが目立っているのが首都圏です。8月4日、34万人に影響が出たJR京浜東北線の架線切断トラブル。

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のべ、8万人近くが影響を受けたJRの鉄道施設への連続放火事件。


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相次ぐトラブルや事故から浮き彫りになったのは最先端システムに潜む、落とし穴や鉄道の重要施設が悪意に対して無防備な実態です。


●約8万人が影響を受けた連続放火事件


JR東日本の施設に火をつけたとして逮捕された野沢伊佐也容疑者(42)です。JRに対して一方的な恨みから放火を繰り返したと警視庁はみています。


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●鉄道関係の情報は、比較的簡単に誰もがアクセスできる


現場となったのは、電車の運行に欠かせない重要な設備ばかり。利用客が多い、山の手線や中央線が被害にあいました。


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野沢容疑者は事件との関連をうかがわせる写真や文章をインターネットにたびたび投稿していました。


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「大きな混乱を生じさせるつもりでやっていたのは間違いないと思います」鉄道の運行に詳しい、工学院大学の高木亮准教授です。鉄道の設備に関する情報が本やインターネットで簡単に手に入るため、狙われ安くなっていると言います。「鉄道関係の情報というものはそんなに閉ざされたものではなくて、ちょっと調べればわかることが一杯ありますし、やる気になればこれくらいのことが平気で出来る時代になっていんだろうなと思います」


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続く


2016/04/27

週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その3


●NHK クローズアップ現代 2015年10月1日 世界一の鉄道に何が 多発する事件・トラブル





今、全国の鉄道で大きなトラブルが多発しています。 乗客35万人に影響が出た運転ミス。 15の路線に運休や遅れが広がる大混乱も起きています。取材から浮かび上がってきたのは、高い利便性の裏に潜む鉄道のぜい弱性でした。


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正確な運行と高い安全性で世界一といわれてきた日本の鉄道。 今、何が起きているのか迫ります。


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●日本は年間236億人が利用する世界一の鉄道大国


鉄道を利用している人の数が最も多いとされる、年間236億人。1分とずれない正確なダイヤを誇り、日本は世界一の鉄道大国と言われてきました。しかし今、鉄道トラブルをどう防ぐかが、問われる事態となっています。


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●東京都心 駅の数よりも多い1500もの電車が分刻みで走る


こちらは朝のラッシュ時、東京都心を走る列車です。JR、私鉄、地下鉄にモノレール。多彩な電車が人を運んでいます。黄色い点、一つ、一つが電車を表していまして、駅の数よりも多い、1500もの電車が分刻みで走っています。


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●相互乗り換えがすすみ便利になった一方で、30分以上遅れる『輸送障害』は15年で3倍に増えている


最近、鉄道会社通しの相互乗り換えがすすみ、ますます便利になってきています。この緻密なダイヤを可能にしたのがIT技術を駆使した最新の運行管理システムです。スムーズに動いている時は利便性が高いこのシステム。しかし一度トラブルが起きると多くの電車が止まったり、遅れたり、その影響が広範囲に広がり、しかも復旧までにかかる時間が長くなっています。全国で運休や、30分以上遅れる『輸送障害』と呼ばれる事態は15年で3倍近くに膨れ、年間5000件を越えています。


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続く
2016/04/26

週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その2

子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge』
ウソを重ねて被害者接触をはかった元WHO職員 | 野中大樹 週刊金曜日 | 2016年4月22日
(1085)号 から一部引用
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/001987.php


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『Wedge』(ウェッジ)はJR東海グループの(株)ウェッジが発行している月刊誌。東海道・山陽新幹線のグリーン社では無料で配布されている。

(中略)

村中(璃子)氏が高校を訪れたのは、ことし2月26日のことだった。


●『お母さんを通さないで』


当時の状況を知る関係者によれば、村中氏は同行の養護教諭にAさんの様態をくりかえし尋ねた。村中氏は「HPVワクチンの副反応」ではないなどと述べた上で雑誌『ウェッジ』を示し、「この雑誌はAさんにも渡している」という趣旨の発言もしたという。Aさんは雑誌『ウェッジ』どころか、村中氏のことも知らず、面識もない。


村中氏は次にAさんの同級生らを通してアプローチを試みている。その歳、村中氏は自分が「医師」であることや、母親を通さないでAさんに会いたいということも同級生らに伝えていた。


ジャーナリストは、正攻法とは違うやり方で取材対象者に迫ることが必要な時もある。相手が政府や企業などであればガードが堅くなることが常だからだ。しかし高校生のAさんの場合はそうではない。


それにしてもなぜ村中氏はAさんに〝狙い″を定めたのだろうか。PR(パブリック・リレーションズ)業界の事情通は「村中氏や『ウェッジ』は世論に最も公開的に働きかけるやり方を実践している」と分析している。


Aさんの母親が、Aさんの体調不良の原因はHPVワクチンかもしれないと思いい至ったきっかけは、昨年1月、TBS系「ニュース23」で西岡氏らの取り組みが紹介されたからだ。「西岡先生が登場されていました。HPVワクチン副反応の症状が紹介されていて、娘の症状にそっくりだと思ったのです」(母親)村中氏は『ウェッジ』4月号でも西岡氏を槍玉にあげている。


もう一つ考えられるのは昨年10月の合唱祭だろう。副反応で光過敏症になり、サングラスが必需品になったAさんは合唱祭に欠席するつもりだった。しかしクラスメートの一人がサングラスをかけて合唱祭に出ようと提案したことがきっかけで、Aさんも出場することに。この〝美談″はネット上で話題になった。


村中璃子氏が取材した沖縄県在住の少女



西岡氏や、ワクチン被害者として全国的に知れ渡ったAさんを〝足払い″にかけることができれば、「薬害はウソだった」と世論に強くアピールすることができるーーー。


●イデオロギー?


小誌は『ウェッジ』に対し、村中氏の取材にまつわる事実関係と道義的責任を問うた。『ウェッジ』は「取材源秘匿の観点からお答えすることができません」と回答してきた。「取材源」ではなく「取材者」のありようを問うたのだが。


さらに興味深い見解を示した。<子宮頸がんワクチン接種の症状を巡る問題は、専門的な知識と判断が必要とされる科学の問題であり、イデオロギーの問題にしてはいけません>


専門的な知識が求められるのはHPVワクチンの問題に限った話ではない。このワクチンについては自民党内でも多数の反対の声があがっているし、政治的には対局にある共産党は反対していない。


「イデオロギーの問題」にしたがっているのは、どっちだろうか?


◆  ◆  ◆


●村中氏のいじめのような取材・・・


こちらは、被害者のお母様、松藤美香さんのブログ。再三にわたり、村中氏とウェッジに抗議していたことがわかる。こういう抗議が出ているにも関わらず、ネットに掲載された村中氏の記事。両方を読み比べてみた。申し訳ないけれど私には、ウエッジと村中氏のほうが、「プロパガンダ」のように思えてならない。


前々から噂が出ていた、LINEのスクリーンショットも掲載されている。それに、自分の学生時代のことを考えたら、嫌いな同級生のために、サングラスをかけたりしないもの!


被害者のお母様で被害者団体代表 松藤美香さんのブログ

ウェッジに掲載されている、ジャーナリストで医師の村中璃子氏がかいた記事




続く

2016/04/25

週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge(ウェッジ)』」にびっくり! JRの危機管理態勢は大丈夫? その1


●週刊金曜日「子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge』(ウェッジ)」にびっくり!


2016年4月22日
(1085)号の週刊金曜日が、とうとう、あの『村中璃子』氏を取り上げた。


週刊金曜日 2016年4月22日
(1085)号 子宮頸がんワクチン被害者に矛先を向ける雑誌『Wedge』 ウソを重ねて被害者接触をはかった元WHO職員 野中大樹
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村中氏の大学の先輩、田中康夫氏も、村中氏についてサンデー毎日に記事を書いたそうだ。(記事がPDFで公開されています↓)


「サンデー毎日」連載「ささやかだけど、たしかなこと。」第23回 子宮頸がんワクチン「薬禍」をめぐる神学論争の前に雇用をも生み出す検診の徹底を!◆サンデー毎日


先日お目にかかったジャーナリストも村中氏と『Wedge(ウェッジ)』を話題にしていた。この勢いだと、そのうちテレビで放送されるかもしれない・・・。


●JR東日本の株主総会 抗議活動に会場のホテル周辺は厳戒態勢・・・


数年前、JR東日本の株主総会に行った。会場は四谷駅をおりてすぐのホテル。ホテル周辺は異様な雰囲気に包まれていた。抗議活動をする方々が押し寄せていたからだった。


JR株主総会に抗議 闘争団を先頭に宣伝行動 - Weekly Zenshin 
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2012/07/254223.html


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あの時は「JRも大変だな」と思ってみていたけれど・・・さすがに今回の村中氏の取材は行き過ぎだ。「JRには、目的のためなら手段を撰ばず、という体質があるから、抗議活動を行う人達がいるのかもしれない」と思ってしまう。


そうじゃなくても、ウェッジの執拗な記事の出し方には首をかしげる。そもそも、新幹線のグリーン車に無料配置する雑誌に、被害者に矛盾を向ける記事を出す必要があるのだろう?ウエッジはJR西日本の関連会社だそうだけれど、JRは、東日本だろうと西日本だろうと北海道だろうと、危機管理態勢にあまり大差がない感じがする。


●NHKクローズアップ現代 「世界一の鉄道に何が 多発する事件・トラブル』を見て怖くなった・・・


実家がある街はJR沿線で、私も家族も、JRにあまり良い印象を持っていない。例えば朝のラッシュ時、遅延証明書をもらおうとお願いすると、以前のJRは「若い女性は後にして下さい!」なんてことを平気でやっていたからだ。


昨年JR東日本管内では、大きな事故が立て続けに起きた。妹は乗車したバスが放火事件の影響で立ち往生し数時間も家に帰れなくなった。知りあいにも事故の影響を受けた人が何人かいて、皆、帰宅したのは明け方だったそうだ。母も新幹線に乗ろうとしたら、事故に巻き込まれ、駅員さんに誘導され線路を歩いたことがあると言っていた。


JRは事故が多いから、実家では事故情報を欠かさずチェックしなくてはいけなかった。


それでも息子は新幹線が大好き。サービスや対応が少々悪くても「JRだけの責任じゃないし」と、今までは考えていた。


けれど昨年、NHKクローズアップ現代の「多発する事件・トラブル」という特集をみて、考えが変わった。年々高度化している鉄道のシステムに、乗務員が対応できず、大きなトラブルに発展してしまったケースを紹介したからだ。





この特集をみて以来「JRにはなるべく乗らないほうがいいかもしれない」と思っていた。もし事故が起きたら・・・と怖くなるからだ。


そこに今回の『ウェッジ』!


JRは鉄道会社だ。どんなに多角化がすすんでも、電車を安全に走らせることを第一に考えるべきだと思う。事故はどんなに防いでも必ず起きる。その時に、応援したり味方になってくれるのは、利用してくれる私達乗客なのに。何のために、ここまでして記事を出し続ける必要があるんだろう?


ということで、いつものように、週刊金曜日とクローズアップ現代の特集を記録に残しておこう。


続く
2016/04/21

『牧本事件』と『ロハス・メディカル』 その6



●牧本医師の活動と『子どもの心の診療ネットワーク事業』の違い


さらに興味深い動画をみつけた。こちらの動画には、MDアンダーソンがんセンターから帰国した直後の吉野氏がうつっている。





1分過ぎには牧本医師も登場し「シュウさん」という患者さんに呼びかけている。牧本医師は休日もこうして患者さん達と一緒に過ごしてきたのだろうか。


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こちらの国立成育医療研究センターがすすめてきた、『子どもの心の診療ネットワーク事業』と牧本医師の活動を比べて欲しい。医師や官僚が考えた「机上の空論」という言葉がピッタリだと思う。動画では、患者さん達が嬉しそうに笑っている。患者と家族が主人公で、医師がそっと見守るという感じだ。患者や家族が求めている支援とは、牧本医師がしてきたような活動なんだと思う。


厚労省の『拠点病院事業』の問題点 その2「子どもの心の診療ネットワーク事業」の不都合な真実 (前編)

厚労省の『拠点病院事業』の問題点 その2「子どもの心の診療ネットワーク事業」の不都合な真実 (後編)


しかしそのために、現場を去らなくてはいけない事態に追い込まれてしまったのだろうか。さぞかし無念で、本当は言いたいことも沢山あったんだろう。


●『牧本事件』と『福島県立大野病院事件』 ロハス・メディカルの対応の違い


上医師や『ロハス・メディカル』が医療者に認知されたきっかけは、現役の産科医が逮捕・起訴された『福島県立大野病院事件』だった。『ロハス・メディカル』の川口恭氏や『周産期医療の崩壊をくい止める会』が、刑事裁判の被告人となった産科医のために、福島地裁に足を運び続けた。法廷でどんなやり取りが行われたか、Webサイトで報告するためだ。


これは私が福島地裁の裁判長に手紙を送った時の配達記録だ。


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私が判決が下る数ヶ月前、というタイミングで手紙を送ることができたのは、『ロハス・メディカル』に掲載された川口恭氏の傍聴記を読んでいたからだ。


福島県立大野病院事件公判傍聴記(全)投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年02月18日 00:01
http://lohasmedical.jp/blog/2008/02/post_1066.php

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●牧本医師には、なぜ冷たいのか?


『福島県立大野病院事件』は、『ロハス・メディカル』が詳細な記録をWebにアップし続けたから、支援の輪が広がった。それなのになぜ?牧本医師には冷たいのだろう?冷たくしなければいけない理由があるのだろうか?


◆  ◆  ◆

https://twitter.com/KamiMasahiro/status/339909137494323201
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日本版NIHに医系技官が抵抗しています。それは研究費の配分権を取り上げられるからです。三浦審議官が「頑張って」いますが、官邸ではバツとか・・・。それにしても、国がんの牧本事件は効きましたね。彼が研究費を流用していたのは、医師主導治験です。彼の利益相反関係どうなっているんでしょうね

◆  ◆  ◆


変わったのは私ではない。


私は『牧本事件』も『福島県立大野病院事件』と同様の構図があると思っている。だからこれからも、情報発信を続けていく。