2017/08/12

「『プレ金の経済効果5000億円』と試算のシンクタンクが解散」というニュースを読んで ロビイストには書けない手紙 前編

●『子宮頸がんワクチンのロビー活動』 周産期の著名な医師よりも、私の方が詳しい!?


パブリック・アフェアーズ戦略パブリック・アフェアーズ戦略
(2013/05/02)
西谷 武夫

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先月あるメディア関係の方が教えてくれた。その方は、私のブログ記事を、ある著名な医師に紹介したそうだ。我が国を代表するような、名医であるその先生は、私が何年もかけ調べてきたワクチンなどの『メディア戦略』に関心があるという。


『医療志民の会』について 『がん対策基本法』から『医療志民の会』そして『公費助成運動』『医学部新設推進』へ

『HPVワクチン』を推進した任意団体と『牧本事件』

私が探し続けてきた人は、新日本パブリック・アフェアーズの座間恵美子氏か?


私は少し驚いた。その先生は周産期医療ではとても有名だ。それなのに、子宮頸がんワクチンのロビー活動について詳しいことをご存知ない。驚くことに、私の方がよく知っているというということだった。


なるほど。


だから『パブリックアフェアーズ戦略』は別名『見えないビジネス』なのか、と改めて思う。





私は「騙された感」が未だにぬぐいきれない。

◇  ◇  ◇
「見えないビジネス」を教育から排除しよう
子宮頸がんワクチンの真実!主役はロビイストとPR会社?

寺島
ワクチンの承認とか定期接種化、これはやはりロビイストの活動、これが大きく効果があったということですか?


平井
はい。「大きかった」とは言えると思いますね。働きかけるプロですから。いろいろな市民団体を作ったり、患者団体にお金を出すということも間に入ってコーディネートしたりとかしているらしいですし、勉強会をやったりシンポジウムをやったりとかメディアを使ったりとか、本当に上手い、宣伝のプロであり、黒子でもあるんです。見えないビジネスの一つなんじゃないですかね。

◇  ◇  ◇

そしてもう一つ。偶然なことに、このロビー活動に関係する出来事があった。


かれこれ7、8年以上、知りたくてたまらなかったことを、知るチャンスがとうとう訪れたのだ!


●『子宮頸がん』ワクチンのロビー活動と『小児がん』の啓発活動 どこからどこまでが、プロのロビイストの仕事なのか?

子宮頸がんワクチンのロビー活動が活発に行われていた2009年頃、小児がんの啓発活動も盛んに行われていた。


例えば、小児がんの啓発活動『レモネードスタンド』を、日本のテレビ局が取り上げ出したのも同じ時期だった。





私は夫が研究などのお手伝いをさせていただくこともあったから、もともとがん治療に関心があった。私自身は、患者や家族でもないけれど、『レモネードスタンド』を取り上げたテレビ番組を何度もテレビでみたし、乳がんの治療薬開発をテーマにした『希望のちから』という映画のDVDを買って、今でもiPhoneに入れて持ち歩いている。





NHKのクローズアップ現代で取り上げた『小児がんの晩期合併症』をブログに文字起こししたのも、純粋に関心があったからだ。


だから啓発活動などをお手伝いするようになって、いつのまにかロビー活動に迷い込んでしまったんだろう。


プロのロビイストが考えた『パブリックアフェアーズ戦略』とは、簡単にいうと、私のような市民を利用し、社会運動や社会貢献のようにみせかけ、『ビジネス』を盛り上げていくのだ。社会にとって必要であったとしても、『ビジネス』であることに変わりはないのだ。


しかもロビイストは黒子に徹し仕事をするため、「私はロビイストです」なんて言わない。よ〜く、みていかないと誰がロビイストなのかはわからないのだ。


マスコミの方には、「ロビー活動に詳しい」と紹介していただいた私だけれど、ハッキリと、どこからどこまでがロビー活動だったのか、よくわからない。だから未だに誰かに出会うたびに「この人はロビイスト?」と疑う自分が嫌になる。


でも今年の夏の初めだった。小児がんの治療に関わってきたある先生に、直接尋ねる機会が訪れた。


続く