2014/03/10

虐待事件に思うこと 日本の虐待防止対策に足りないもの

このブログの虐待関連の記事を読んで下さる方が増えているようだ。


今日も双子の女の子の虐待のニュースがあった。私は悲惨な事件が起きるたびにいつも思ってきた。どうして日本は、親として未熟だったり、明らかに不適格でも、無理に育てさせようとするんだろうか。


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(1995/04/28)
ビートたけし

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ある時、病院で不法行為を目の当たりにした。私達のまわりだけ急に静まりかえり、異様な空気に包まれていた。子どもを守らないといけない子ども病院の中で、大人が恐くて見て見ぬふりをする。もちろん私もだけど。


私はその時思っちゃったよ。「虐待を防止しましょう」と正論をいっても、実際には難しいんじゃないのかな。ちょうどその頃全国で「子どもの心の診療拠点病院事業」という事業がはじまろうとしていた。「絵に描いた餅」とはまさにこのことじゃないだろうか。ある新聞記者さんにそう言ったらその通りだと笑いだしてしまった。


私は10年近くたつのに、あの時の子どもの様子が忘れられない。日常的に虐待を受けているか、暴力を目にしているんじゃないかと感じてしまったからだ。


以前ビートたけしさん原作の「たけし君ハイ!」というドラマを見た時、懐かしく感じた。なぜなら、祖父がたけしさんのお父さんのような感じだったからだ。私が祖父の話をすると皆気の毒だと思うみたい。祖父の話をするのは自分をわかって欲しいからではない。私は今幸せだと思ってくらしている。そうじゃなくて今、まさに、日常的に虐待を受けている子ども達が気になるのだ。


日本の虐待防止対策が上手くいかないのは発想を変えないからだと思っている。明らかに育てられない親からは子どもを引き離すこともしていかないといけないだろう。同時に支援のあり方も変えなくては虐待は減らないんじゃないだろうか。


私が子どもの頃、祖母は近所に住むお姉さんをいつも気にしていた。そのお姉さんは性格もよく、きれいだったけれど兄弟が大勢いるから、満足に教育が受けられなかったのだ。祖母は「きちんとした教育を受けられれば、世界が広がるのに」というようなことを私にいつも言っていた。


ある時からそのお姉さんがお手伝いさんとして祖母の家に来るようになった。少しでも生活が楽になればということだった。でも、いつの頃からか祖母のお金に手をつけるようになってしまった。祖母は見つけるとそのたびに根気よく諭していた。「人が悪いんじゃない。育った環境のせいだから」と。


義理の父もやさしい人だった。民生委員をずっとしていて母子家庭のお母さんには、仕事を見つけていた。お子さんが非行に走った方には親身に相談にのったそうだ。だから葬儀にはそういった方々が駆けつけて下さった。私達はとても励まされた。こころから悲しんでいることがわかるからだ。


虐待事件の報道をみるとどうしても思い出してしまう。専門家と呼ばれる方々はそこまで熱心にできるのだろうか、と。一人の人として信じて、向き合っているんだろうか。もし途中で放り出するのなら、何もしないほうがいいかもしれないんだよ、と思うのだ。はじめからできないことはできない。「皆で考えましょう」とやっていかないといけない部分もあるんじゃないだろうか。


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双子虐待死で父親を2回目の起訴 次女への傷害致死罪で 2014.3.10 16:17 MSN産経ニュース

 愛知県豊橋市で双子の女児が相次いで死亡した事件で、名古屋地検は10日、2012年に当時生後2カ月だった次女に暴行を加え、翌年に死亡させたとして、傷害致死罪で、父親のトラック運転手、鈴木和也容疑者(34)を起訴した。鈴木被告の起訴は三女を死亡させたとする同罪に続き2回目。

 起訴状によると、12年2月23日午後6時半ごろから同9時15分ごろにかけて、豊橋市の病院の病室内で、次女、紅玲愛ちゃんの頭をつかんで自分の体にたたきつけたり、頭を激しく揺さぶったりする暴行を加え、脳挫傷などを負わせ、13年7月に死亡させたとしている。紅玲愛ちゃんは当時、風邪による発熱で入院していた。

 鈴木被告は、昨年7月に当時7カ月だった三女、望玲愛ちゃんを自宅で暴行、死亡させたとして起訴されていた。双子はともに脳を損傷して死亡しており、県警は乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)に陥っていたとみていた。


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次女暴行死容疑で再逮捕 愛知、双子連続死の父親 2014.2.17 14:24 MSN産経ニュース

 生後7カ月の三女に対する傷害致死容疑で父親が逮捕された事件で、愛知県警豊橋署は17日、三女の双子の姉も暴行、死亡させたとして傷害致死容疑で、父親のトラック運転手、鈴木和也容疑者(34)=同県豊橋市=を再逮捕した。容疑を否認している。

 鈴木容疑者は平成24年7月に三女の望玲愛ちゃんを暴行し、急性硬膜下血腫で死亡させた疑いで昨年12月に逮捕されていた。

 再逮捕容疑は24年2月23日午後6時半ごろから同9時15分ごろにかけ、豊橋市内の病院で風邪による発熱で入院していた生後2カ月の次女紅玲愛ちゃんを揺さぶる、あるいはたたきつけるなどの暴行を加え頭の骨を折るなどのけがを負わせ翌年に死亡させた疑い。

 県警は紅玲愛ちゃん、望玲愛ちゃんはいずれも脳を損傷する乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)になったとみている。鈴木容疑者が当時1人で付き添い容体が急変し看護師に告げたという。紅玲愛ちゃんは心肺停止状態から脳死状態となり脳障害が原因の感染症で昨年7月に死亡した。



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暴行死の7カ月三女、左腕も骨折 心肺停止で病院搬送時 2013.12.11 11:54  MSN産経ニュース
 

 生後7カ月の三女を暴行し死亡させたとして愛知県警が傷害致死容疑で同県豊橋市のトラック運転手、鈴木和也容疑者(33)を逮捕した事件で、昨年7月に三女が意識不明となり病院に搬送された際、左腕の骨が折れていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。県警豊橋署は、鈴木容疑者が三女の望玲愛ちゃんの体を揺さぶった際、腕を強く握るなどして骨折させた疑いもあるとみて、調べている。

 捜査関係者によると、鈴木容疑者は取り調べに「揺さぶったりしていない。娘をあやしていて、手を離したら後ろに倒れた」と供述し、容疑を否認している。

 昨年7月13日午前4時半ごろ、当時同居していた鈴木容疑者の元妻が望玲愛ちゃんの異変に気付いて、病院に搬送した。望玲愛ちゃんは心肺停止状態で、左上腕の骨が折れていることが確認された。望玲愛ちゃんはそれまで骨


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