2014/04/08

「見えないビジネス」を可視化しよう

これは2009年に公開された映画「ハゲタカ」の派遣社員によるデモのシーンだ。映画では派遣社員の労働環境改善のための市民運動が、お金で買収されていく様子がえがかれている。


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「最初っから俺を騙すつもりだったんだろう!」


「ハゲタカ」の予告編は週刊金曜日で取り上げられていた「子宮頸がんワクチンのロビー活動」、「見えないビジネス」とどこかだぶって見える。この映画が公開されたのは、HPVワクチンのロビー活動が行われていた2009年だった。


ある薬害団体代表の方が私に言っていた。マスコミに取り上げられ名前が知られると、いくつかの製薬企業から寄付の申し出がくるようになったという。なぜ製薬企業は薬害団体に寄付をするのだろうかーーーーーー


あの時、私が思わず口にした「人の善意や、やり切れない気持ちを、薬やワクチンの普及に利用しないで下さい」という言葉はどこか核心をついていたのだろう。それが「悪意」からくるものではなく「お金儲け」でなくても。


私の同級生の父親はバブル紳士と呼ばれるような人達が多かった。貧しい時代の反動からなんだろうか。高級車を乗り回したり、不動産を買いあさったり、女性につぎ込んだりして浪費するのだ。ただただ、刹那的な快楽に溺れていくようで心が満たされているように見えなかった。


父がある銀行の頭取のお見舞いに伺った時、やはり私に言っていた。その方は末期がんだったそうで有名な大病院のホスピスに入院していた。「家族も見舞いに来ないようだし、あまり幸せそうではないようだ」。そう言っていた。


子どもの頃、家族でよく遊んだ「人生ゲーム」ではお金がすべてのように思えたのに。人の「心」や「幸せ」というものはお金では買えないし、もしも買えるようなら、それは「偽り」じゃないかと思ってしまう。お金がなくなればすぐに離れていくだろうから。私は前半の人生で、そんなことを学んだように思う。


外国資本が悪いとは思っていない。この映画でも「ハゲタカ=悪」とはえがかれていない。実際に、子どもの命を救った薬には外資系製薬企業のものも沢山ある。


そうではなく、こうやって騙すように決めてしまっていいのだろうか、と思うのだ。公費とは税金のこと。つまり私達の国の税金の使い道を、外国の製薬企業が豊富な資金力で決めてしまっていることになる。「見えないビジネス」は「あからさまな敵対的買収」と同じではないだろうか。そう考えると、なんともやり切れない気持ちで一杯になるのだ。


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映画「ハゲタカ」予告編

弱肉強食の世界。企業買収で利益を得るもの達。人は彼らをこう呼んだ。
「ハゲタカ」

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日本は宝の山だ。
日本を買い叩け!

2009年混迷する日本に————


TOB(株式公開買付)です!仕掛けたのはブルー・ウォール・パートナーズ

赤いハゲタカ(中国系)が襲いかかる


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ブルー・ウォール・パートナーズはアカマ自動車様に対する、株式公開買い付けを開始いたします。

狙われたのは大手自動車メーカー

今どきこんなあからさまな敵対的買収が成功すると思っているのか!
一体奴らのバックは誰なんだ!

日本経済存亡の危機

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「ホワイトナイトをお願いしたい」

「アカマを助けていただけませんか。アカマは日本国そのものなんです」

「お引き受けしましょう」

迎え撃つ伝説のハゲタカ

ハゲタカ VS 赤いハゲタカ

「売って!売って!売りまくれ!」

「アカマを買い占めろ!」

「この勝負、必ずとる」


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「狂ってるな」

「最初っから俺を騙すつもりだったんだろう!」

「何を企んでいるんですか!」

「まともに闘って勝てる相手じゃない」

「終わってしまうぞ!」

「あこがれや夢、そんなもので飯が食えるほど生やさしい時代ではない」

「こんな時代だからこそ、夢や希望を語るリーダーが必要なんです」

こんな国に、誰がした。

何のために闘うのか、何のために働くのかーーーー日本人が見失いかけた答えがここにある


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「見えないビジネス」を教育から排除しよう 

子宮頸がんワクチンの真実!主役はロビイストとPR会社 から

週刊金曜日 平井康嗣編集長
電通がまず乗り出したと。そこで段取りが非常に上手くてですねー、


2009年の秋に土屋さんがいたがんセンター中央病院で記者会見を開く、と。
で、そこに子宮頸がんの体験者の方が来る、
啓発している女子大生が来る、
自治医科大の先生が来る、と。


ということでやったと。


その効果がてきめんで、公費助成を求める声が強まっていくと。マスコミが大々的に報道したってことがありますね。それで段取り的には「子宮頸がんワクチン公費助成推進実行委員会」が設立されていったと。


おはよう寺ちゃん活動中 寺島尚正アナウンサー
「広告代理店が動いた」ということはですね、ビジネスの側面というものもあったんですか?



平井
最初の電通が動いたという点はわからないと。ただその後、ロビイング会社が動いていてそれは明らかに商業ベースで動いていますね。


(中略)

平井
米国では非常にロビー団体、ロビー活動って有名で、その活動事態可視化されているんですね。日本でも最近、ロビー会社っていうのが非常に増えていて今回の調査でも私も新しく知ったこともあるんですけれども、このロビイストは企業を顧客としている。今回の場合はグラクソ・スミスクラインです。そして永田町や霞ヶ関に働きかけていくと。それで政府機関を動かしていくと。そういう活動をしているわけです。


国会議員秘書だったり永田町の言語というか論理に詳しい人を雇って、活動していくわけです。こうすれば、こう動くと。世論をこう形成して、こうやっていけば官庁が動いて立法化されると、こういうことをよく知っているわけです。



寺島
ワクチンの承認とか定期接種化、これはやはりロビイストの活動、これが大きく効果があったということですか?



平井
はい。「大きかった」とは言えると思いますね。働きかけるプロですから。いろいろな市民団体を作ったり、患者団体にお金を出すということも間に入ってコーディネートしたりとかしているらしいですし、勉強会をやったりシンポジウムをやったりとかメディアを使ったりとか、本当に上手い、宣伝のプロであり、黒子でもあるんです。見えないビジネスの一つなんじゃないですかね。


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グラクソ・スミスクライン株式会社 プレスリリースより一分引用

日本は、2011年、極めて高い業績を達成しました。日本は革新性が評価される市場で、GSKは、非常に高い発売成績を収めています。ここ3年間で日本に おける売上は、35%増加し、8つの新製品を発売しました。この中には、特に公費助成の導入に伴い2011年に非常に好調だった「サーバリックス」が含まれています。今後3年間は、10の新薬とワクチンを含む25以上の適応拡大製品を発売する予定です。この業績と見通しは、日本のマネジメントチームの努力によるもので、そのことにより今や日本は、GSKグループの成長機会の先頭に立つ市場となりました。



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