2014/04/14

私を泣かせて下さい

Hayley Westenra‪ - Lascia Ch'io Pianga (Live)- 私を泣かせ‬てください

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Lascia ch'io pianga mia cruda sorte
e che sospiri la liberta.
Il duolo infranga queste ritorte
de'miei martiri sol per pieta.

私を一人で泣かせてください。
この残酷な運命に、溜息をつかせてください。
失われた自由に。
哀れみだけが、私の悲しみの
鎖を打ち砕いてくれますように。


資料をあたって確認した。こころの専門家に「私達がやるからあなたは黙っていて。あなたなんかに何ができるのか」と言われたのは2007年の五月末。


と、いうことは7年前のちょうど今頃、一番最初の要望書を書いていたのか。あれからこうやって書くのは何度目なんだろうーーーー


学会発表して下さった社会学者の方が「最後に、こころの専門家に何か言いましたか?」と私に尋ねた。思い出した。私は「変えるために、(天国にいる子ども達に)ここに連れてこられたと思っている」と言ったのだ。


日本トラウマティック・ストレス学会に伝えたいこと 私が地上に出た日 育児支援と人権と


その後、手記を発表したものの、またしても「お子さんには軽度の学習障害があるんじゃないか」「発達検診に行かないなんて」「世の中を変えるなんて無謀」などとメールが送られてくる始末。


一度もあったこともないのに、「お子さんには障害があるのでは」といわれ喜ぶ親がいるのだろうか。読んだ途端、パソコンの前でフリーズしてしまった。気を取り直してインタビューに応じたら今度は一斉にバッシング・・・。


ヘンデルの有名なオペラ「リヨルド」のアリア、「私を泣かせて下さい」はその頃よくきいていた曲だ。


当時、繰り返しみた夢がある。大勢の人達と一緒に、地下の暗い牢獄に閉じ込められているのだ。そこから私一人だけ逃れ、青い空の下に出てくる。空はどこまでも澄み渡り、全くの別世界で平和そのもの。でも次の瞬間、「まだ、あの牢獄の中には何人もの人が助けを求めて待っている」とはっとし、目覚めるのだ。


これ以上はどうにもならないと思っていた。


でも、数年前のことだった。ある著名な精神科医が参加する予定だという勉強会で「話をしてみませんか?」という有り難いお話をいただいた。その前にも「本を書いてみませんか」などというお話をいただいたことがあった。


心が動いたけれど、お断りしてしまった。私のことだ。引き受けたら、一生懸命とり組むだろう。もしかしたら、家庭を顧みなくなるかもしれない。そうなってしまうのが恐かったからだ。


「中学生になる頃、第二次性徴は男の子にとって一番大切な時期」と夫は私に言っていた。体の小さい子ども達にとって、この時期は最後の大きなチャンスだそうだ。


24週前後の超低出生体重児の予後はまだわからないことも多い。「できるだけ良い症例をつくり、社会に貢献したい」という当初の目標から遠のいてしまうかもしれない。息子のために、チャンスを逃してはいけない。


その一方で考える。虐待の報道があるたび、実の親に子どもが殺されるたび、心がざわめくのだ。あの時断ってよかったのか。自分の子どもさえよければいいのだろうか。


先日、その方にメールをいただいた。ブログの感想と、「先生ならあなたの気持ちをわかってくれると思う」とあった。


私は返事を書きながら泣いていた。


何人も、何人も退院後の子ども達が死んでいったけれど、子ども達には弁護士がつかない。親を擁護したり、厳しく処罰しようとする人はいても、亡くなった子どものために闘う人はいたのだろうか。子ども達は本当はこう言いたかったんじゃないだろうか。


「お家に帰りたくなったよ。どうしてお家に帰したの?恐かったよ。痛かったよ」


「子どもがかわいいと思わない。育てたくない」という母だっているだろう。育てたくても、経済的・精神的余裕がなく育てられない母親だって。


「命を救命してもらった」という事実は悪い意味でも重くのしかかる。「ありがとう」と言わざるを得ない状況に追い込んでいくのかもしれない。「私、育てたくないんです」なんて言えるだろうか?


その著名な精神科医は、誰もが知っている殺人事件の精神鑑定などを引き受けてこれらた方だ。その先生に記事を読んで欲しいとお願いした。


運命は変えられなくても、この世に生をうけた意味はあるはずだ。親を処罰するだけでは事件は防げない。超低出生体重児(未熟児)は、どんな家庭や親でも育てられるのか。


せっかく地上に出たのだ。もう少しだけつなげられれば。誰か、パスをつなげてくれる人がどこかにいれば、と願って生きてきた。


せめて声だけでも届け。


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判決が重すぎると激怒した鬼畜父が娘にやったこと―寝屋川1歳女児虐待死 yamadayamaさん NAVERまとめ より

頭を平手で強くたたき、床に頭を打ちつけさせ、頭部への強い衝撃で脳が腫れる「脳腫脹(しゅちょう)」で死亡させた。

左あごの骨折で食べ物をかむことができない状態だった。

大阪1歳児虐待死、左あご骨折で食べ物かめず 瑠奈ちゃんの体重は約6・2キロで、同年齢の平均約11キロより大幅に軽かった。

瑠奈ちゃんら3人の姉妹全員が真冬にもかかわらず、下半身はオムツだけで過ごしていた

喉に噛んだ跡のほとんどない肉まんが詰まっていた。瑠奈ちゃんはあごの骨を折っており食事ができる状況になかった。捜査本部によると、両親が虐待を隠ぺいするため故意に肉まんをのどに詰めたのだという。


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【寝屋川女児虐待死】真冬に姉妹全員オムツ姿 逮捕の両親、育児放棄か2010.4.12 14:17(産経新聞)


 大阪府寝屋川市の岸本瑠奈ちゃん(1)虐待死事件で、市職員が昨年2月に自宅を訪れた際、瑠奈ちゃんら3人の姉妹全員が真冬にもかかわらず、下半身はオムツだけで過ごしていたことが12日、関係者への取材で分かった。姉2人はひどい虫歯だったことも判明。寝屋川署捜査本部は、傷害致死容疑で逮捕された両親が、3人とも育児放棄していたとみる一方、三女の瑠奈ちゃんだけが暴力をふるわれた背景を調べている。


 関係者によると、市は昨年2月24日、未熟児で生まれたのに一度も乳幼児健診を受けていなかった瑠奈ちゃんの子育て支援のため、職員を派遣。母親の美杏(みき)容疑者(27)は四女を妊娠中で、瑠奈ちゃんと姉2人は上半身は服をまとっていたが、下半身はオムツだけだった。さらに姉2人にはひどい虫歯があり、瑠奈ちゃんの両ほほに青あざがあった。


 また、瑠奈ちゃんと姉2人はいずれも、市の乳幼児健診を一度も受けておらず、美杏容疑者は健診の日程などを説明しようとした職員に、「何しにきた。健診の行き方なんか聞いてへんで」と怒鳴ったという。このため、市は姉妹への育児放棄を疑ったという。


 一方で、瑠奈ちゃん以外の姉妹に目立った外傷は見つかっておらず、直接的な暴力をふるわれたのは瑠奈ちゃんだけとみられる。


 美杏容疑者は瑠奈ちゃんを妊娠していた際、妊婦健診を受けていなかった上、出産直後の入院中から面倒見が悪かったという。


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