2014/06/03

募金活動の精神 『私は常に卵の側にいます』

子宮頸がん予防ワクチンの被害者のお母さん、北海道美唄市の佐藤美也子さんの動画がFBで静かに広まっている。あっという間に1万2千以上。


2014/05/29 「1から10まで数えられない」ほどの記憶障害、知的障害に苦しむ少女たち~子宮頸がんワクチン被害者の声

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「私を消して欲しい」「こんな体はいらない」
と痙攣しながら叫ぶ娘を
泣きながら私と主人で押さえる毎日。

助けて欲しいんです。
本当に苦しいんです。
早く治療法を見つけて下さい。



私は村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチが好き。 村上氏は、2009年2月15日に行われた受賞式のスピーチで、イスラエルのガザ攻撃を批判したのだ。「常に卵の側にいます。間違っていても正しくても常に側にいます」という姿勢に共感した。


国際社会においてイスラエルロビーの力を借りることはノーベル賞受賞の最大の原動力だそうだ。私達が知らないだけで、『言論の自由』はあるようにみえて、ないのかもしれないね。


中東からの村上春樹氏批判について。村上春樹さんのエルサレム賞受賞スピーチ後の心情のインタビューについて。 ねこねこブログ


私は「周産期医療の崩壊をくい止める会」の募金活動の精神とは、村上氏のいう「いかに壁が正しく卵が間違っていたとしても、私は卵の側に立ちます」ということだと考えてきた。


「救命された者が、救うことのできなかった命のため」そして「社会への恩返しのため」に行う活動だから、遺族や被害者のほうを向くべきだと思っていたのだ。医療者ではない私は、少なくともそういう姿勢でいようと思って参加した。


村上春樹エルサレム受賞スピーチ 書き起こし.com of7nさんの書き起こし より一部引用


というわけで、率直に言います。たいそうな数の人々からエルサレム賞を受け取るためにここに来るべきではないと忠告されました。中には、私がここに来たら私の本の不買運動を展開するとまで警告した人々もいました。


理由はもちろん、ガザで起こっている激しい戦闘です。国連のレポートのよれば、1000人以上の人が封鎖されたガザ市で命を落としています。その多くは非武装の市民-老人や子供たちです。


賞についての話が出るたびに、私は自問しました。このような時期にイスラエルを訪れ、文学賞を受賞することは適切なのだろうか?これが、紛争の一方の側に味方する印象を造らないだろうか?圧倒的な武力を解き放つ選択をするという政策を支持することにならないだろうか?もちろん、このような印象与えたいとは思いません。私はいかなる戦争も反対ですし、いかなる国も支持しません。また、同じように自分の著作がボイコットされるのも本意ではありません。


しかし、じっくり考えた末に、結局は来ることにしたのです。こう決心した理由の一つは、あまりにも多くの人に来るなといわれたことでした。恐らく、多くの作家がそうだと思いますが、私は他人に言われたことと反対のことをする傾向があるのです。もし人々に「行くな」とか「するな」と言われたら-特に、脅されたら-私は行きたくなるししたくなる。これは、私の、言うなれば、作家としての習性なのです。作家とは特異な人種です。作家は自身の目で見、自身の手で触れたもの以外を完全に信用することができません。


被害者のお母さんの訴えを聞いて、丸二日考えた。


知り合いには、ワクチンの被害者もいる。だから本当はよく知っていた。被害を救済されるまでには、長く苦しい道のりがある、ということを。


私がやらなければいけなかったのは、被害者を守ることだったんじゃないだろうか。


このまま、もつれた糸をほどくような対話がなされないのなら、教育への介入にルールを設けるべきではないだろうか。いっそのこと排除していくべきかもしれない。


被害者への冷たい対応をみていると、そうした方がフェアじゃないかと思えてくる。


製薬企業は巧妙にそれとわからない形で、ロビー活動を仕掛けておいて、被害者が出ても「ワクチンに被害はつきもの」とばかり知らんふり。一生障害を背負って生きなくなるかもしれない子ども達に、それはないんじゃないだろうか。


動画が広まっているのは被害者への同情だけではない。薬やワクチンをすすめる人達にはメディアに出すという『アメ』を、否定する人達には無視という『ムチ』を、という見えないビジネス『パブリックアフェアーズ戦略』にNOをつきつけているんじゃないだろうか。


見えないビジネス 『パブリックアフェアーズ戦略』は人と人とのつながりを遮断する その2  重篤な被害にも向き合って下さい!

これからのこと 見えないビジネスはこれで最後にして欲しい


彼女達は、医師や製薬会社を信じて接種したのだ。その被害者に「草の根運動でがんばれ」というつもりなのだろうか?


そう思っていても一方で、揺れる気持ちもある。超低出生体重児だけでなく小児がんの晩期合併症などは、もっと広く社会に知ってもらって、子ども達を支える必要があるだろう。


どちらにしても、「それでも大人を信じます」というお嬢さんの言葉に、大人はこたえないといけないと思う。こたえるためには、目に見える形で、世の中に支援の和を広げないといけないと思う。


推進して来た大人達が何もしようとしないなら、誰かがつくっていくほかない。


手をあげようかな。





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