2014/07/02

『集団的自衛権』行使容認をめぐり揺れる日本に思う

6月29日、60代の男性が、集団的自衛権反対の抗議のために自殺を試みた。この自殺未遂事件をNHKが報道しない、とネットで話題になっている。ネットで抗議の声が拡散され、おととい30日夜、官邸前にはいちじ三万人もの人がつめかけたそうだ。


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(2014/06/06)
川野喜一

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こうした一連の騒動をNHKがほとんど報道しないのは、やっぱり不自然ではないだろうか。


『集団的自衛権』行使は、『アルジェリア人質事件』と無関係というわけではあるまい。だから触れずにおこうか考えてきた。


6月は株主総会のシーズンだ。経営が上手くいっている時はいいけれど、赤字が続く時には家まで新聞記者が押し掛けて質問されたこともあった。「どうして収益が悪化しているんですか」。


母から聞いた時、失望した。経済部の記者なのに知らないのだろうか。資源開発において、欧米のロビー活動はすさまじいからだ。


私は『集団的自衛権』行使容認について、一言では言い表せない。今はネットがある。検索すれば父の友人と思われる遺体をみることができてしまう。目にすれば、心穏やかでいられない。複雑な感情が私にはある。


しかし、アルジェリア人質事件が報道された時、ある報道が目がとまった。献花におとずれた小学生の男の子が「将来自衛官になって、海外で働く日本人を守りたい」と言っていたのだ。


この言葉にハッとした。私にも息子がいるからだ。涙が出るほど有り難いけれど、一人の母親としたら、子どもに紛争地帯に行きたい、と思わせたらいけないのではないだろうかと思ったのだ。


私の仲人は二人いて、一人は特攻兵だった。


戦争についてほとんど語ろうとしなっかったけれど、一度だけ夫にいったそうだ。特攻兵がのる飛行機には片道だけのガソリンしかつんでいない。練習の時、怖くなって何度も失禁していたそうだ。


夫の研究室には仲人がかいた色紙が今も大切に飾ってある。そこには『和』という大きな文字がかかれている。多くを語ろうとしなかったけれど、それがすべてじゃないか。


ところでこのブログのテーマは「利益相反」でもある。


ロビー活動にはいろいろ思う。悪いものだと言い切れない最大の理由は、父が苦労した姿をみてきたからだ。しかし、もしも私が資源開発のために講演会などをして社会に働きかけたらやりすぎでしょう。


「大切に思うからこそ、一線をこえない」。そういう姿勢が必要だと私は考えている。


ワクチンにもロビー活動があるという。お金をかけて啓発しているのに、製薬企業の思惑通りにはいかないようだ。ワクチンへの不信はどこから生まれているのだろう。


NHKをはじめメディアは力を失っている。もはやお金では人の心は動かせない、ということじゃないのかな。


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日揮、献花の受け付け終了 8900人が弔問 人質事件 2013年2月1日 朝日新聞


アルジェリア の人質事件で社員らが犠 牲になったプラント建設会社「 日揮 」は 1日、 横浜市 の本社などでの献花の受け 付けを終えた。同社によると、献花台を設 けた1月23日から10日間の弔問は、東 京本社( 東京都 千代田区 )と合わせ約 8900人に上った。


「こんなにいっぱい殺される事件が二度とおきませんように」。 千葉市稲毛区の小学5年生 、岩井海星君は 午後5時過ぎ、母親と訪れ、花束を手向け た。将来の夢は自衛官 。「皆さんのように海外で活躍する日本の人を守ります」と 誓って手を合わせ、涙を流した。


献花台の最終日と聞いて駆けつけた人も 多かった。 横浜市 の主婦鈴木忍さん(57)は「日本を代表して日本のためにもな る仕事をしていたのに。無念だったでしょうが、受け継いでくれる日本人もきっとい ますよ」。


東京都板橋区の無職赤荻義賢さん(60)も献花後、「同世代の人も犠牲になり、事件はひとごとではない。よく頑張ってくれましたと感謝を込めて祈り ました」。


同社は今後も横浜の本社に記帳台を置 く。土日祝日を含め、午前9時半から午後 5時半まで。


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新宿駅前で焼身自殺図る 集団的自衛権反対を主張 2014年6月29日 20時18分 中日新聞


29日午後2時10分ごろ、東京都新宿区のJR新宿駅南口の歩行者用横断橋上で、拡声器で「集団的自衛権反対」などと主張していた男性が、自分の体に火を付け自殺を図った。病院に運ばれ、全身のやけどで1~2カ月の重傷だが、命に別条はないという。


 新宿署によると、午後1時5分ごろに「男性が橋の鉄枠に乗り、拡声器でしゃべっている。ガソリンの臭いがする」と110番があった。男性は地上約20メートルの鉄枠の上に登っており、警察官が下りるように説得したが、約1時間後、ペットボトルに入ったガソリンのような液体をかぶり、ライターで火を付けた。


 男性は50~60代でグレーの背広姿だった。同署で身元を調べている。現場は甲州街道に架かる横断橋。日曜日で多数の買い物客がおり、周囲は一時騒然となった。


 近くにいた大学生新開鴻起さん(21)によると、男性は鉄枠の上にあぐらをかいて座り「70年間平和だった」「戦争しない」「政教分離」などと話していた。「君死にたもうことなかれ」と、与謝野晶子の詩の一節を口にした後、火を付けたという。


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