2014/07/15

『免疫療法』では病気がちっとも治らない? がんと教育

夫の知り合いの方が突然がんを宣告されたそうだ。それもステージ4。


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一度もあったこともないのに悲しくなってしまったよ。家族がいるんだろうか。お子さんは?いろいろと考えてしまう。


でも、こんな話をきくのはもう何回目?


最近がんが増えているのかと思って尋ねたら、統計にはあらわれていないそうだ。と、いうことはストレスの高い職業だからなんだろうか。


「体が資本なんだから、まずは自分の専門の『運動と免疫』をもっと社会に広めたらどう?お金や地位よりも、健康、命だよ」と言ったら、意外なことに「そうだな」という。よほどショックだったんだね。


ところで、『NK活性』で検索したら、インチキ免疫療法のサイトが出てくる、出てくる。一生懸命実験して、発表しても、こういうインチキ免疫療法を儲けさせるだけなんだろうか。なんだかがっかり‥‥。


友人の医師が私に言っていた。「免疫療法でちっとも病気は治りませんが、免疫で病気は沢山起こるようですね。自己免疫疾患は概念的に怪しげですが、やっぱりあるんです」


その言葉にまたがっかり‥‥。


夫は「免疫療法はまだ発展途上なんだよ」と私に言っていた。


でも研究を続けるうちに、だんだんわかってきたそうだ。免疫というものは基本的にがんになる前にはたらくもの。それを越え、がんになってしまったものを治すのは難しいんじゃないか。


「だから、がんになる前にできる限りのことをすれば、インチキ免疫療法に行かなくなるんじゃないの?ちゃんと教えればいいじゃない」と言ったら、「教えても、なかなか実行できる人がいない。多くの人は、がんになってからはじめて気付く。後悔するんだよ」と言う。


そのうえ夫は、「インチキ免疫療法があってもいいじゃないか。高額なお金をとるのは許せないけれど、末期がんの患者さんにはもう治療をしてくれる医師がいないことが多いんだよ。だから、たとえインチキでも、治療してくれる医師がいるだけいいかもしれないんだよ。治療が生き甲斐になるんだ」と言う。


私はそんな仏様のような心境になれそうにない。心が広くないからンチキクリニックの宣伝をみると、『天罰が下ればいいのに』なんて思っちゃうなぁ。


でも考えてみれば私も、精神薬を出すだけ出され、クリニックを追い出された経験をした。あの時は絶望した。「がん難民」と呼ばれる患者さんの辛さが少しはわかる。確かにどこにも行く所がない、というのは何より辛い。


中途半端な正義感ほどたちの悪いものはないかもね。


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ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5 Pouch


もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。


人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアの Bronnie Ware さん。彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。


1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」

「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。Ware さんによると、これがもっとも多いそうです。人生の終わりに、達成できなかった夢がたくさんあったことに患者たちは気づくのだそう。ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま世を去らなければならないことに、人は強く無念を感じるようです。


2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」

男性の多くがこの後悔をするとのこと。仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。


3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」

世間でうまくやっていくために感情を殺していた結果、可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念が最後に訪れるようです。


4. 「友人関係を続けていれば良かった」

人生最後の数週間に、人は友人の本当のありがたさに気がつくのだそうです。そして、連絡が途絶えてしまったかつての友達に想いを馳せるのだとか。もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔を覚えるようです。


5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人がとても多い、と Ware さんは指摘します。旧習やパターンに絡めとられた人生を「快適」と思ってしまったこと。変化を無意識に恐れ「選択」を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が多いようです。



以上、どれも重く響く内容でした。これを読んで、あなたは明日からどう過ごしますか。
(文=阪井亮太)


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がんを学校でどう教える 報告書作成へ 2014年(平成26年)7月14日 NHKニュース 


日本人の2人に1人がかかるとされているがんについて、学校現場で子どもたちにどう教えるかを検討する文部科学省の有識者会議が開かれ、今後、モデル校での授業の実践などを踏まえて来年2月ごろまでに報告書をまとめることになりました。


14日、文部科学省で開かれた会議には、医師や教育関係者などおよそ20人が出席しました。国の「がん対策推進基本計画」の中では、2年後の平成28年度までに学校現場でがんについてどのように教えるかを検討し、実施することになっています。


会議では出席者から「今の学校では生活習慣病のひとつとして教えられているが、ウイルスや小児がんなど生活習慣と関係ないがんも多く、偏見につながるおそれがある。学習指導要領できちんと位置づけて教えるべきだ」という意見や、「家族をがんで亡くした子どもや小児がんを患っている子どもに配慮しながら教えることが必要だ」といった指摘が出されていました。


文部科学省では、今年度から全国の合わせて70の学校をがん教育のモデル校に指定し、授業の実践や教材の作成などを行うことにしていて、有識者会議ではこれらの結果も踏まえて来年2月ごろまでに今後のがん教育の在り方について報告書をまとめることにしています。


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