2014/07/30

おめでとう〜!!

知り合いが素晴らしい業績をあげたそうだ。「『ランセット』って知ってる?」とたずねるから「知ってるよ」と言ったら教えてくれた。私は、長いこと苦労している姿をみてきたから、もう結果が出せないのかな、と内心思っていた。だから自分のことのように嬉しくなっちゃったよ。ヨーロッパのある国のテレビ番組でも紹介されたそうだ。



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映画「希望のちから」から

最後の場面。スレイモン医師を多くの女性達が笑顔で迎える。
一つの有効な抗がん剤が開発されれば、これだけの女性を救うのだ。



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1998年認可以来、ハーセプチンは何十万人もの命を救った。現在スレイモン医師はUCLAで血液・腫瘍学部門長を務めている。リリーとペレルマンは18年間で一千万ドルの研究費を集めた。ハーセプチンは臨床試験を重ね、FDAより適応拡大が承認された。



それはすご〜い!


先日、クローズアップ現代で女子医大の死亡事件を扱った特集をみた。息子が生まれた時のことを思い出し、その人のことを思い出していた。


クローズアップ現代 『幼い命がなぜ… ~東京女子医大病院 医療事故の深層~』 2014年7月22日(火)放送 より一部引用


病院がプロポフォールの投与と死亡の因果関係を唯一認めているのは、2歳の男の子のケースです。


今年(2014年)2月、首に出来た腫瘍を取る手術をしたあと、4日間プロポフォールを投与され、亡くなりました。事故の背景には、病院の医療体制に構造的な問題があることも明らかになってきました。


男の子の主治医は、手術をした耳鼻咽喉科の医師。


手術のあと、人工呼吸器が必要となった男の子は、ICU・集中治療室に入りました。


そこには術後の管理を担当する医師がいましたが、主治医は治療が長期に及ぶ可能性を伝えていませんでした。一方ICUの医師は、治療が短期で終わると思い込みプロポフォールの使用を決定。


しかし治療が長引く中、ICUでの引き継ぎも十分に行われず投与が続いたのです。主治医もICUの医師に任せきりにしていました。この間、薬剤師が投与量が多いと指摘しましたが、その後もプロポフォールの投与が続けられました。



薬を投与する時に、子どもを小さな大人と考えてはいけないそうだ。子どもといっても小児医療には、低出生体重児・新生児から思春期までの幅広い年齢の子ども達が含まれている。大人における個体差に加え、発達に伴う生理的変化の影響もみていかないといけないという。


私は気がついたらいつのまにか、処方された精神薬で依存症に陥っていた。精神薬だと一切知らされないまま、投薬されていたからだ。


でも、「被害者」になって良かったことが一つだけある。CYP(代謝作用促す肝臓の酵素)や薬の力価(薬の強さをあらわす)というものをはじめて知ったからだ。


あの時、何度も断薬を試みたのだが、なかなか上手くいかなかった。どうすればいいか途方にくれ、被害者団体代表の中川聡さんに相談したら教えてくれたのだ。


CYPは子どもの場合、複雑に変化する。子どもに使われる薬の多くは大人用に開発されたものだそうだ。そのため医薬品添付文書には、小児についての記載は乏しいものが多く、鵜呑みにできないことも多いという。


被害者になって、はじめてみえてくるものがある。


彼のような専門家がいるからこそ、小さくうまれた子ども達や、難病の子ども達が成長できるのだ。周産期医療において子どもの薬はとても大切だけれど、それが安全に使われることがどれほど有り難いことか。


「私でも参加できるシンポジウムとか教育講演とかないの?話している姿をみてみたい!」と言ったら「花束をもってきそうだから嫌だ」と言われてしまったよ。


でも、こっそりブログを書いているから、ここに書いちゃおう。


あのねぇ、良いことをしているなら、家族や友人に知らせることだって時には必要なんだよ。私の自己紹介にあるように、亡くなってはじめてわかるんじゃよくないと思うのよ。


日本の小児医療が崩壊した理由の一つは、素晴らしい業績をあげても、それをきちんと国民に知らせてこなかったことだと思っている。知らせないから私達は知らないし、社会も大切に思わなかったんじゃないの?


私は子どもがNICUに入院して驚いたことがある。例えば、未熟児の肺になくてはならない人工サーファクタントは、日本人医師が開発に関わったそうだ。けれど、これをなぜか日本国民は知らない。その他にも救急医療にかかせないパルスオキシメーター。これも日本発の医療機器だそうだ。私なんて退院する時に欲しくなって思わず買っちゃったんだよ。(購入した時は今ほど普及していないので20万円弱もした)


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私が買ったパルスオキシメーター



目の手術をして下さった先生も『神の手』というようなすごい先生なのに、なぜか国民は知らない。


記者会見をするのも父の仕事だったから、とても不思議に思ってしまったの。どうして知らせないのかなって。


「大変残念」と広報部長 本社などに献花台 KYODO NEWS 【共同通信社】

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ロンドンオリンピックで「グレート・オーモンド・ストリート小児病院」が開会式のミュージカルで取り上げられていて、「イギリスの小児病院は国民に大切にされている。やっぱりイギリス人は違うなぁ」と言っていたけれど、日本人は何も知らないから大切にしない、ともいえるんじゃないかしら?


だからせめて、こうしてブログに書いてお祝いしよう。


おめでとうございます!!











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