2014/08/05

薬の副作用の解明も『遺伝子革命』 被害者がもっと普通に社会参加できる世の中になって欲しい

今日は朝10時から、神奈川県予防接種研究会で被害者の方々の聞き取りがあるそうだ。一日も早く被害者とご家族が望むような支援がはじまるよう、みかりんさんのシンポジウムの原稿を再度掲載させていただく。


最近私は被害者は、本当は『弱者』ではないかもしれないと思うようになった。自分がそうであったように、踏みつけられる度に強くなるからだ。被害者はどんな高い壁もいつか乗り越えるかもしれない。『一株運動』の教訓とは、「初期に適切な対応をしないで逃げてしまうと、取り返しのつかない溝をつくる」ということだと思っている。


企業の社会的責任とは ユージン・スミス氏とチッソそして『フェア&リーズナブル』


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ある医療系メルマガで、2010年2月に配信された記事がSNSで話題だ。最後に引用させていただいた。


その他に、薬害被害者代表の方の書いたブログ記事とHPVVの被害を解明しようとしておられる医師のインタビューも引用させていただいた。立場は違っても訴えていることは同じではないだろうか。被害を少なくしよう、医療を良いものに変えましょう、とおっしゃっておられるのではないだろうか。


記事が配信された2010年。『遺伝子医療革命―ゲノム科学がわたしたちを変える』という本を夫と一緒に読んだ。ある方にプレゼントされたからだ。



遺伝子医療革命―ゲノム科学がわたしたちを変える遺伝子医療革命―ゲノム科学がわたしたちを変える
(2011/01/21)
フランシス・S・コリンズ

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内容紹介

未来への鍵は、
あなたの遺伝子が握っている

癌、心臓疾患、アルツハイマーなど、わたしたちを脅かすリスクについて事前に知ることができるとしたら……? 個人個人の遺伝子を解析し、それぞれに適した治療や薬を処方する「パーソナルゲノム医療」時代はすぐ手の届くところまで来ている。世界を代表する科学者が遺伝医療の未来をユーモアたっぷりに解き明かす、希望にあふれたサイエンス書。

■JMMをはじめとする各媒体、政府諮問機関などで医療改革問題に関して発信をつづける上昌広氏(東京大学医科学研究所・客員准教授)による、日本におけるパーソナルゲノム医療の可能性に関する解説(8ページ)付き。



これからはいよいよオーダメイド医療の時代になるのかもしれないと思った。それがいいのか悪いのかわからないけれど、私達個人の思いとは別に、時代はどんどんすすんでいくだろう。勉強しないと怖いなぁと感じた。


例えば、がんになるメカニズムはまだ解明されていないという。「リスクが高い」ということが、すぐに「発病」につながるわけではない。だから、今の段階で検査をするのがいいかよくわからなかった。


私の親族はがんをはじめ、深刻な病を抱える者が多かった。私も検査をしたら、特定の病気にかかりやすいことがわかるかもしれない。でも、今、それを知ってどうするんだろう?と思う気持ちがある。


中には遺伝子をもっていても生活習慣の改善で発病、発症、進行が予防できる病もあるだろう。リスクがあることを知ったら私はかえって不安になり、毎日の積み重ねがおろそかになるかもしれない。


ただ、例外もある。例えば、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが受けた「予防的乳房切除」のような場合だ。私も同じように手術を考えるかもしれない。そういうことをいろいろと考えた。


アンジェリーナ・ジョリーが受けた「予防的乳房切除」とは何か? WIRED.jp


興味深いことにこの本でも、「精神科の診断はあてにならない」というようなことが書かれていた。


日本の精神医療は先進国の中で遅れているという。改革しないと取り残されていくだろう。


新聞報道で裁判をしている中川聡さんを知った時に、ある医療系メルマガに紹介したのは、私に強い危機感があったからだ。精神医療の被害をこのまま看過すると、社会保障費を圧迫していくだろう。子どもや孫世代に重い負担を背負わせることになると思ったのだ。


中川さんのブログ記事から引用させていただく。中川さんが専門家に一目置かれているのは、きちんと薬の勉強をし、批判だけでなく新しい提案をしてきたからだ。私は自分が断薬に苦労したから、中川さんがすすめる検査が広まればいいと思っている。


『薬害裁判』が悪い『煽るような報道』が悪いとっても被害は必ずうまれる。救済までには長い時間がかかる。そろそろ、次の段階へ。では、どうすればいいのだろうか?


この前ある専門家に「いろいろ検討しているけれど、未知の副作用をすぐに見つけ出すのは難しい」と言われた。


最近、私は水俣病における『猫400号』実験のことを考えている。私も、すぐに結果を表に出さなかったのは、何も「隠蔽工作」のため、だけじゃないかもしれない、と思うようになった。


水俣病 wikipediaより一部引用


1959年の10月に新日窒附属病院の細川一院長は、院内ネコ実験により、アセトアルデヒド酢酸製造工場排水を投与した猫が水俣病を発症していることを確認し、工場責任者に報告している(猫400号実験)。しかし、工場の責任者は実験結果を公表することを禁じた



治験が成功するのだって、優秀な専門家を集めても、6年から7年はかかるといわれている。夫が息子のことを、研究者として取り上げないのも同じだろう。やはりある程度時間がたたないと「わからない」ということだ。


じゃあ、何かもっと違うことで、できそうなことは、と考えてみる。遺伝子検査はどうかな。


とにかくできることから、何かを変えていって欲しい。被害者が何年も活動しなくても、もっと普通に社会参加できる世の中になって欲しい。


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八咫烏 CYP検査 テーマ:薬の知識 2012-03-05


是非、皆さんも一度検査されることをお奨めします。 

http://www.medibic.com/product/okusuri.html

こちらの検査で、CYPの遺伝的体質が分かります。

ここの検査では、
CYP1A2、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6
の4つが検査できるようです。

代謝薬品で一番多いCYP3A4が入っていないのは、これが欠落した人は殆どいないためです。


精神科領域で特に問題となるのは、
CYP1A2
フルボキサミン(ルボックス、デプロメール)、ジプレキサ、3環系抗うつ剤
CYP2C9
フェニトイン
CYP2C19
ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
CYP2D6
SSRI、抗うつ剤、抗精神病薬(非定型、フェノチアジン系)

詳しくはこちら
http://seishiniryohigai.web.fc2.com/seishiniryo/kusuri/cyp.html

遺伝的に、CYP1C19は、10人に1人はこのCYP酵素を持っていないことです。
ジアゼパムは、要注意です。

さらに、気を付けなければならないのは、薬の中には、CYPの代謝を阻害する薬があるという事です。
要注意は、SSRI、ルボックスとパキシルです。
これらの阻害作用は強い。
また、フェノチアジン系(クロルプロマジン、ピレチア、プロメタジン、ヒルナミン)などもCYP2D6阻害作用があります。

ルボックスとジプレキサの併用などとんでもありません。

ちなみに、CP換算とかジアゼパム換算は、こうした体質や相互作用は考慮されていません。

3万5千円位かかるようですが、これでわかる遺伝的体質は一生変わらないので、検査お勧めです。

アメリカでは、添付文書に遺伝体質ごとの用量の記載が始まったとの情報があります。


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集英社インターナショナルに掲載された西岡久寿樹先生のインタビューももう一度引用させていただく。


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世界初のがん予防ワクチンとは  子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男


今回はHPVワクチンを打ったという共通項がはっきりしているわけですからね。だけど、じゃあ全員に症状が現れるのかといえば、それは違う。我々の実態解明班のチームでは、接種した子たちのゲノムを解析し、何か起こった子と何も起こらなかった子の遺伝情報を比較対照してみるつもりです



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vol 64 新型インフルエンザワクチンの副作用対策: 米国のゲノム研究 


マサチューセッツ大学医学部、研究員、医学博士
林 恵美子
2010年2月22日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp


 2009年4月、メキシコ及び米国から感染が確認された新型インフルエンザは、今や全世界的レベルで感染が拡大し、現在(2010年1月12日)までのところ少なくとも1.4万人が死に至っている。


アメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)においては、米国内の実際の死者数は、受診しないケースや誤診の可能性を考慮すると、発表された死者数の約2.7倍と見積もっており、世界レベルとなるとさらに多くなると思われる。


 新型インフルエンザは、豚インフルエンザウイルスA(H1N1型)による感染により、突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻汁・鼻閉、頭痛等であり、季節性インフルエンザと類似している。


ただし、季節性インフルエンザに比べて、下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されている。また、感染対象者の多くは10-24歳が大半で、感染者に対しては抗インフルエンザウイルス薬(タミフル・リレンザ)が処方されている。一方、その感染予防策として、抗インフルエンザワクチンが有効であるが、その副作用も無視できない。本寄稿においては、日本における新型インフルエンザワクチンに対する取り組みとその副作用、さらに副作用対策について述べたいと思う。



 我が国における新型インフルエンザワクチンに関しては、がんワクチンの寄稿でも既に述べたが、諸外国に比べて遅れをとっていると言わざるを得ない。海外で使用が認可されているのにも関わらず、Sanofi Aventisサノフィ・アベンティス(フランス)、MedImmune(アメリカ)、CSL Biotherapies(オーストラリア)、Solvayソルベイ(ベルギー)、Baxterバクスター(アメリカ)などにおいては、日本国内では入手できないワクチン製造が日夜行われている。


特に、GlaxoSmithKlineグラクソ・スミスクライン(イギリス)やNovartis Pharmaノバルティス ファーマ(スイス)といった大手製薬会社においては、新型インフルエンザワクチンに対する開発が精力的に行われている。これらのワクチン開発にかける研究費は、日本国内のワクチン研究開発費総額のおよそ10倍に達する*1。さらに、世界的にはワクチン産業が成長市場となっており、2008年の約1兆8000億円の世界市場が、5年後にはその倍に増加することが見込まれている。


しかしながら、日本国内の市場はわずか800億円程度に留まっている。なぜ日本政府はワクチンの開発、ならびにワクチン産業へ力を注がないのか。我が国独自のワクチンを製造し、ワクチンを通じて諸外国へ貢献するくらいの余裕がほしい。



 新型インフルエンザワクチンの開発には、その副作用の原因解明が不可欠である。副作用は約100万人に1人の割合であり、2009年10月19日から2010年1月5日までの間に、2001名に副作用があったと報告されている*2。



 その内訳として、重篤報告数315名、死亡報告数107名である。副作用としては、以下の症状が挙げられる。1)アナフィラキシーanaphylaxis(誘発性の全身性過敏症)、2)ギヤン・バレー症候群Guillain-Barre syndrome(末梢神経、脊髄根、脳神経の急性免疫関連疾患。四肢、体幹、呼吸、咽頭、顔面の筋肉の比較的対称性の上行性脱力を呈する)、3)チャーグ・ストラウス症候群Churg-Strauss syndrome(主に小血管を障害し、血管とその周囲に肉芽腫を伴う血管炎の症状や徴候で喘息、発熱、および好酸球増加を生じる)、4)スチーブンス・ジョンソン症候群Stevens-Johnson syndrome(多型紅斑の水痘型の一型で、粘膜や身体の大部分に広範に生じる)である*3。



  ワクチンによる重篤な副作用を呈した患者、例えば、インフルエンザ脳症患者の白血球DNAを積極的に収集し、ゲノム解析によりその遺伝的背景(遺伝的なリスク)を明らかにすることは確実に一定の割合の患者の重篤な副作用や脳症を未然に防ぐことが可能となるであろう。例えば、AIDS患者におけるHIV治療薬(ネビラピン、アバカビル)に対する副作用と患者白血球のHLAとの関連が解明されており、薬疹や失明、死を防ぐことが可能となっている。



米国FDAは、ホームページ上で副作用回避のために投与前の遺伝子診断を奨励している。このように、インフルエザ脳症やワクチンによる副作用の高危険群を同定することが必要不可欠である。副作用に対する詳細な解析、さらに副作用の少ないワクチンの開発と製造を行うためにも、より多額の研究開発予算が必要である。



 現在、新型インフルエンザは一見、終息に向かっているかのように思えるが、季節性インフルエンザによって毎年約1万人の死者を出しているように、数年後には、新型インフルエンザが季節性インフルエンザにとって替わることが予想される。米国では、2010年1月9日から8日間を「インフルエンザ予防接種の週」とオバマ大統領が宣言したことからも*4、


今もなお、新型インフルエンザの感染を重要視していることが分かる。したがって、我が国においても、新型インフルエンザワクチンの研究開発、ならびに副作用の解明に、産学官が一体となって取り組む必要がある。



*1「安心をもたらすワクチン政策を」 日本経済新聞(2009年11月1日)
*2 厚生労働省 医薬食品局安全対策課 平成21年度薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会 安全対策調査会(第7回)及び新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会(第4回)(第4回合同開催)2010年1月8日開催資料より
*3 ステッドマン医学大辞典改訂第5版より
*4「Presidential Proclamation- National Influenza Vaccination Week」
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/presidential-proclamation-national-influenza-vaccination-week


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「みかりんのささやき」より転載させていただいた。いつの時代でも被害者の思いは同じではないだろうか。被害者とご家族は何をして欲しいのか、何を求めているのかがよく伝わる文章だと思う。


本日のシンポジウム 指定発言 2014-07-27

本日はシンポジウム「医薬品の安全監視を考える~『子宮頸がんワクチン』被害からの問題提起」において、被害者連絡会代表として指定発言を行いました。


以下がその文です。

 
初めに、子宮頸がんワクチンを中止にし、接種者全員の調査をし、子供たちに今何が起こっているのかを調べること。これを国が行うことが責務です。


 私の娘は、子宮頸がんワクチンサーバリックス接種直後から、体のいびれや痛みが現れ、片腕は真っ赤に腫れ、翌日には入院しました。検査に異常がなくとも、その症状は激烈で、熱や吐き気はもちろん、1から10までの数字すら数えられない、自分の名前や家族がわからない、記憶障害で先ほどのことも覚えていない、睡眠障害で寝ながら体を動かして歩き回り転ぶ、嚥下障害、不随意運動、激しい痛みで歩けない、突然倒れる。症状は40にも及ぶほど。それがが取っ替え引っかえ、または同時にいくつも現れ、地獄のような厳しい生活を余儀なくされました。このワクチンを打つ前まで健康だった娘が、廃人のようになったのです。


 この状況が、私の娘だけに起こっている事だとは到底思えませんでした。



 これは本当に大変なことが起こったと思い、記録しておくことは重要だと考えました。日記のように娘の症状を日々書いていましたが、夫がブログを開設して記録として一般公開するべきだと提案しました。
 

そして、「みかりんのささやき」という私のブログは誕生したのです。


 毎日、娘に起こった出来事を記録としてブログに書くようになりました。「絶対に娘だけにこんな事が起こっているはずはない、ほかにも同じように苦しんでいる人がいるはずだ」毎日そういう思いの中で書いておりました。そして、このワクチンは子供をこんなにまで、ひどい状況にしてしまう。それを多くの人に知ってもらいたかったのです。


全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が設立したのは去年の三月ですが、その前から既に私のブログには同じような状況に苦しむお嬢さんのお母さん数人から、私のブログにメッセージを寄せていました。


 今事務局長をしている日野市議会議員の池田さんとも、このブログを通して知り合ったのです。


 娘の症状をいくら小さい声が訴えても、それを取り上げてくれるところは当時はありませんでした。厚労省には報告してもらいましたが、その後何かアクションがあったわけではありません。


 ですから、私が、ネットという世界で症状を訴えていたのはとても良かったと思います。私自身、娘のこの症状を治すヒントはないかと、時間があればネットで検索をし、探していました。それが、同じように苦しむ家族や、問題視する医師、救済に手を挙げて奔走してくださる数々の議員さんたちを繋げたのです。


 このブログが多くの人に子宮頸がんワクチンの被害を気付いてもらうきっかけになり、今では子宮頸がんワクチンの副反応は激烈で重篤な被害が多く発生していることが知られるようになってきました。また、被害に遭っているご本人や親御さんたちが辛い日々と改善に向けた取り組みをブログやツイッターで伝えるようになりました。


 これは、患者の声なのです。


 国に届かない患者の生の声を私たちは常に伝え続けてきました。それを拾える国の制度が無い、または機能していなかったからに他ありません。ワクチンの被害は、その症状が一つではありません。多分過去の薬害の被害も同様でしょう。


一度報告したら終わりという制度も間違っています。被害に遭った人の症状を追いかけ、患者の声を安全対策にどう生かすか。それを国が行うべきなのです。


国が法案を通しておすすめし、国民に打たせたものです。


 副反応が出れば、治る道を患者は日々もがきながら溺れるように探しています。国はその溺れかけている患者に手を差し伸べるべきです。副反応は必ず起きるものだと言い、その裏でなかなか救済はしない。特に個人で訴えれば、無視されるでしょう。


 情報を与えずに効果があるという巧みな言葉を使い、いま被害は深刻化しています。患者の生の声に、どうか国は耳を傾けて欲しいと思います。


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