2014/08/12

今は絶望しか見えません‥‥

エボラ出血熱感染が拡大し、未承認薬の話になってきている。こういう時こそ、感染症や薬の専門家に活躍して欲しいな、と思っている。


その一方で気がかりなことが‥‥。


最近、ある議員さんの事務所に何度かうかがった。


はじめてうかがったのはちょうど、ある女性議員が注目されている時だった。その議員さんがあきれた様子でその女性議員について私にもらしたのだ。「こんなことではすぐに週刊誌の記事になるはず」と。なぜなら、その女性議員についてリークのメールがばんばん入ってきていたからだ。


それも昔、ちょっと仕事をしただけの人から、面識のないその議員さんに‥‥。「一体どういうことをしてきた人なんだろう。どうして議員になったんだろう」とあきれていたのだ。


あの時私は、誰かを傷つけたり、悪いことをしたらいけない。必ずこうやって知られてしまうんだ、と怖くなってしまった。


その後、議員さんの予想は現実のものとなった。


「笹井氏はSTAP論文問題発覚後の3月、副センター長の辞任を申し出たが認められなかった」という報道を知って違和感を覚える。ネットや手元にある週刊誌の記事では「責任を取ろうとしているように見えない」と批判されていたからだ。


あの時殺到していたリークメール。今度はどこにいくのだろう‥‥。


神様はみている きちんと総括して欲しい


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10日前に異変把握 「なぜ解放してあげなかったのか」理研の対応遅れに批判 MSN産経ニュースwest 2014.8.12


理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長が5日に自殺した問題をめぐり、理研の対応に批判が高まっている。理研は自殺の約10日前、笹井氏が体調悪化で職務不能な状態に陥ったことを把握しながら、本人が希望していた辞任を認めず、心理面のサポートも十分に行っていなかった。対応の遅れで最悪の事態を防げなかった危機管理の甘さが問われそうだ。


 複数の関係者によると、笹井氏の精神状態が極端に悪化したのは7月下旬。主宰する研究室で科学的な議論ができなくなり、研究員が「ディスカッションが成立しない」と25日、竹市雅俊センター長に通報した。竹市氏はセンターの健康管理室に相談。「医師の受診を勧めてほしい」との回答を受け、笹井氏の家族らと対応を話し合っていた直後に悲劇が起きた。


 理研は笹井氏の実質的な後任として、26日付で斎藤茂和神戸事業所長を副センター長に起用。しかし、笹井氏の役職は解かず、斎藤氏の人事も正式に公表しなかった。笹井氏にサポート要員をつけるなどの具体的な支援もしなかった。一連の流れは、事態の緊急性を重く受け止めていなかったようにも受け取れる。


 笹井氏はSTAP論文問題発覚後の3月、副センター長の辞任を申し出たが、竹市氏は調査中を理由に認めなかった。外部からの批判も強まり、笹井氏は現職にとどまることに強く責任を感じ、心理的なストレスで体調が悪化していった。関係者は「ずっと辞めたがっていたが許されず、精神が圧迫された」「7月下旬は負担を軽減する最後のチャンスだったのに、なぜ解放してあげなかったのか」と憤る。


 大学院生時代から笹井氏を知る元京都大教授は「研究者として自負心が強く、今後に絶望感を覚えたのかもしれないが、理研のガバナンス(組織統治)の欠如が彼を死に追いやった面は否定できない。懲戒処分の判断も早く下すべきで、決断できないまま、いたずらに苦しめた」と批判する。


 同志社大の太田肇教授(組織論)は「理研の対応は極めて不適切で認識が甘い。一刻も早く役職から外すべきだった」と話す。STAP問題の当事者で研究グループの責任者、センターの要職も務めていた笹井氏。「計り知れないプレッシャーに追い詰められたのだろう。研究者が危機管理職を兼ねる体制には無理があり、今後は危機管理の専門職を置く必要がある」と太田教授は指摘した。


 理研広報室は「再発防止のため、笹井氏への対応が適切だったか速やかに検証する」としている。


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「今は絶望しか見えません」 笹井氏遺族がコメント発表 2014年8月12日 朝日新聞


 STAP細胞論文の主要著者の一人で、5日に自殺した理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長の遺族が12日、代理人の弁護士を通じて、「深い悲しみとショックで押しつぶされそうです。今は絶望しか見えません」とのコメントを発表した。


 コメントでは、理研の研究者や職員に対して「皆様の動揺を思うと胸がつぶれるほどつらいです。今は一日も早く研究・業務に専念できる環境が戻ることを切に願うばかりです」と心情がつづられていた。


 会見した中村和洋弁護士によると、妻と兄宛ての遺書2通が自宅にあり、「今までありがとう」「先立つことについて申し訳ない」などと、感謝と謝罪の言葉が書かれてあった。ほかにも「マスコミなどからの不当なバッシング、理研やラボへの責任から疲れ切ってしまった」などと記載されていたという。


 また、笹井氏は今年6月、理研の改革委員会がCDBの解体を提言したことに大きなショックを受けていた様子だったという。


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「不当なバッシング疲れた」 理研・笹井氏が家族宛て遺書 2014/8 神戸新聞 NEXT


笹井氏遺族のコメント全文 


代理人を務める中村和洋弁護士が発表した笹井氏遺族のコメント全文は次の通り。


 このたびは、STAP論文問題および笹井芳樹の突然の死去に関しまして、皆さまには多大なるご迷惑と混乱を引き起こしましたことを深くおわび申し上げます。


 1週間たった今も、私どもは心が混乱し、あまりに突然の出来事を受け入れることができないでおります。深い悲しみとショックで押しつぶされそうです。この半年があまりに長く、私どもも疲れ切っております。今は絶望しか見えません。


 理研(理化学研究所)およびCDB(発生・再生科学総合研究センター)の職員・研究者の皆さまには、このようなことになり、おわびのしようもございません。皆さまの動揺を思うと、胸がつぶれるほどつらいです。今は一日も早く、皆さまに研究・業務に専念できる環境が戻ることを切に願うばかりです。


 理研の先生方、職員の皆さまにはお一人お一人お会いしておわびの気持ちをお伝えしたいのですが、どうぞご無礼をお許しください。


 このたびのことで、私どもも大変傷つき苦しんでいます。報道機関の皆さまには、私どもの心情をどうかご理解いただき、またプライバシーにもご配慮いただき、これ以上の取材などは控えてくださいますよう、どうかお願いいたします。


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