2014/09/17

横浜みなとみらいの高層ビルを見るたびに、私を思い出して欲しい

昨日16日、集英社インターナショナルの斉藤貴男さんの短期集中連載が更新された。どうして16日だったのだろう。一年たって、こんな展開になるとは思わなかった。


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一ヶ月ほど前、ある薬の専門家に聞いた。「グラクソの研究部門は、きちんとした仕事をしているはずだ」。


だとしたら、強引なプロモーションは何のためだったんだろう。マーケティングのプロだったら、行き過ぎたプロモーションが逆効果になることくらいわかっているはずだ。目的はもっと他にもあるのかもしれないーーーー


斉藤さんの記事を読んだ時、「ああ、やっぱりそうだったんだ」と思った。


HPVワクチンを、強引に国が推し進めた理由だ。たぶん、外資との技術提携などの話があるんじゃないかと思っていたのだ。だからシンポジウムに登壇する前に、父に製薬企業の「株」をもっていないか確認した。


小さなほころびが、やがて大きな不祥事に発展していくのを、間近で何度もみてきたからだ。


父の友人のある企業の元幹部は、社員の行ったインサイダー取引が公になり、記者会見で謝罪したことがある。凄まじいバッシングを受けた。『利益相反』は用心しないと恐ろしい。


はじめて登壇した頃、新聞には「医療は成長産業」「ドラッグラグの解消を」というような記事が盛んに掲載されていた。あの頃、急に「医療を守ろう」「ドラッグラグを解消しよう」という活動や、そのような主張をする患者会がテレビで取り上げられていた。


でも、何かがおかしくないだろうか?


父は私に新聞を見せながら教えてくれたことがある。広報の仕事もしていたからだ。「いいか。新聞の広告は、この大きさでだいたいこれくらいの値段だ」そんな会話を思い出していた。


もしも、「見えない広告」だったら・・・・。きっと、フィクサーやロビイストのような人が狙っているだろう。大野病院事件にも目をつけているはず。


私が大野病院事件の時に、福島地裁に手紙を書いたのは、「(亡くなった妊婦さんと同じ前置胎盤による出血で緊急手術を受け)救命された元患者だから」ではなかった。


福島地裁に出した内容証明郵便

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本当はある事件で、父の会社の社員が逮捕されたからだ。大野病院事件で逮捕され、連行される医師の姿が、その人と重なって見えたのだ。


あの時、手錠をかけられた姿が、テレビや新聞で一斉に報道された。わざわざ手錠姿を放送させ、写真に撮らせるのは「みせしめ」の意味や、「悪いことをした人なんですよ」と強い印象を与えるためなんだろう。


社員の手錠姿をみた時、私はたまらず父に抗議した。その人には幼い子どもや奥さんがいるかもしれないからだ。どうにも我慢が出来なくて、「どうしてこんな仕事を若い人にさせるんですか!」と父を問い詰めてしまった。


だからHPVワクチンの被害が深刻な社会問題になる前に、このブログを書こうと思った。今のうちに「私は違います!」と意思表示しないといけないと思ったのだ。


なぜなら、あの時、私が怒りをぶつけた父は、娘のために頭を下げ、記事にしてくれるよう友人達にお願いしてくれたからだ。父がお願いしたから、父の友人も「電気新聞」のコラムに取り上げてくれたのだ。


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原子力村の良心 『電気新聞』に掲載されたコラム


掲載された日の電気新聞は特別だった。「柏崎刈羽原発7・6号機営業運転再開」をお祝するゼネコンの広告が、ずらっと並んでいるからだ。


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「それなのに」というやるせない気持ちで一杯だ。


父は以前大手ゼネコンの会長の葬儀に参列した時に私に言っていた。「会長の自宅は、びっくりするほどボロボロで感激した」。そういう姿を知らないから簡単に批判できるのだ。批判しておられる「原子力村」にだって良心があるし、外から見えないだけで、すべてが「悪」とは言い切れない。


いくら世界から取り残されるといっても、市民の善意を社会的インパクトに使い捨てにしてはいけないし、被害者を踏み台にしてはいけない。華やかで目立つことだけでなく、大変で困難なことから目をそらさないで欲しい。


「医療には限界がある」と世の中に知らしめるだけの活動ではなかった。「救われた者が、救われなかった方のために手を差し伸べる」という活動だったはず。


横浜みなとみらいの高層ビルを見るたびに、私を思い出して考えて欲しい。


「約束が違う」と私は言ってもいいよね。


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第2回 ワクチンビジネスの作法 子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男 集英社インターナショナル 2014年9月16日 より一部引用


HPVワクチンの起爆剤にしよう


GSKに近い関係者に聞いた。


「新日本PAがHPVワクチンのロビイングを始めたのは、経済産業省のバイオ課が示唆を与えたからです。もっと言えば、GSKに繋いだのがバイオ課でした」


バイオ課は通称だ。正式には経産省製造産業局生物化学産業課。1989年に新設されたバイオテクノロジー関連事務を統括するセクションで、彼らはMMR薬害事件以降の予防接種行政のありように、産業政策の見地から頭を悩ませていたという。


日本のワクチン業界は確かに閉鎖的だった。競争にさらされていないので時代に対応した再編成も進まず、メーカーの規模も小さい。戦前の体質を色濃く引きずってもいるようだ。


実際、2種類以上のワクチンを製造しているのは2013年8月現在でも「北里第一三共ワクチン(株)」、「武田薬品工業(株)」、「一般財団法人化学及血清療法研究所」(化血研)、「一般財団法人阪大微生物病研究会」(阪大微研)、「デンカ生研(株)」の3社2財団である。武田と第一三共を除けば一般の知名度は極端に低いのではないか。しかも北里第一三共ワクチンの場合、2011年に合弁事業となる以前は、“日本の細菌学の父”こと北里柴三郎氏が1914年に設立した北里研究所の1部門だった。


関係者が続けた。


「だから、市場をオープンにして、外国産のワクチンが入ってくれば、外資と国内メーカーの提携も進んでいくだろう。メガファーマのノウハウを吸収できれば、これから拡大していくに違いないアジアのマーケットにも展開していけるはずだと、バイオ課は考えたわけですね。HPVワクチンをその起爆剤にしよう、と」


狙いは現実にも果たされつつあるらしい。とりわけ日本市場に熱心なのはGSKで、この間には化血研との共同開発契約を結んでいる。第一三共と50:50の合弁で設立した「ジャパンワクチン」が北里第一三共の製造したワクチンとともにHPVワクチン「サーバリックス」の営業を手掛ける、という関係も生まれた。



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中長期型支援が促進するポスト3・11地域医療の変容 24 集中 より一部引用


「黒岩祐治・神奈川県知事は『先端医療開発特区の中の医学部』を打ち出した。この特区は本来、東京と大阪の出来レースと見られていた。黒岩氏はここに割って入ろうとしている。黒岩氏―菅義偉・内閣官房長官(神奈川2区選出)ラインは今、医療政策で最も手腕を示しています。『神奈川県予防接種研究会』の委員の顔ぶれは壮観です」


 その顔ぶれを見ておこう。横田俊一郎(県小児科医会会長)▽片岡正(かたおか小児科クリニック院長)▽久住英二(ナビタスクリニック川崎内科医師)▽岩田眞美(横浜市健康福祉局健康安全部医務担当部長〔健康安全課長〕)▽小山万里子(ポリオの会代表)▽高畑紀一(+Actionfor Children代表)▽東恵子(特定非営利活動法人シャーロックホームズ理事長)▽川口恭(ロハス・メディカル発行人)【以上敬称略】


 「これだけのメンバーをそろえて、旧来の風土・文化と全面的に対峙するのは画期的。脚本・演出=菅氏、主演=黒岩氏と役割分担も明確です。発信力の桁が違う」


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第2回 ワクチンビジネスの作法 子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男 集英社インターナショナル 2014年9月16日 より一部引用


圧倒的な物量作戦


──土屋先生はその後、まだ副反応の問題が大きくなる以前に、公費助成の運動から手を引かれたと聞いています。何があったのですか。


「実行委員会を旗揚げして間もなく、ある人に頼んで、民主党政権の小沢一郎幹事長(現・生活の党党首)に面会を求めたんです。患者会とか婦人科学会とか、公費助成を願っている人たちをイーブンに、皆さんを引き連れていこうと考えました。幹事長代行が会ってくれることになったのですが、仁科さんはその前に小沢さんに会いに行ってるんだよ。新聞にも載りました。


事情を確かめたら、GSKの専務が仕掛けていた。それでもう、僕は辞めると。その幹事長代行に皆さんを引き合わせることはしましたが。だってね、GSKの仕事をやる気はないから。


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子宮頸がんワクチン 被害者の声をききに議員会館へ その1


遡ることその二年前の2010年。ある出版社の取材を受け私のインタビューが本となった。しかしその本が出版される直前、私は奈落の底につきおとされたような気がした。出版予告の広告を偶然目にした時だった。薬害を生み出す原因の一つは「利益相反」だと思っていたのに・・・あろうことか隣に掲載されているのは、マーケティングに問題が多いと批判の絶えない外資系製薬企業の広告。よく見ないとわからないが、子宮頸がん予防「ワクチン」の宣伝じゃないか・・・。


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中村 一夫 大和市議会議員 


今日の議会運営委員会に、子宮頸がん予防ワクチン被害者の救済を県に求める意見書を出します!県内同士の議員の方々の協力をいただき、9月定例会では、県内各地の議会に同様の意見書が提出される見込みです。この動きが、県を動かし、国を動かし、被害者の方々への救済へとつながりますように!頑張ります! 2014.9.17


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