2014/09/24

新しい提案を考える 『遺伝子』をもっと身近に!

被害者が必ず口にする言葉がある。「私のような被害者を、これ以上出したくない。同じ思いをして欲しくない」「私の被害をいかして欲しい」。


市民運動「ワクチン反対の会・神奈川」

2014-9-22-1.jpg
2014-09-22-2.jpg




裁判がはじまっても勝つとは限らないし、何年かかるのかもわからない。しかし一方で、被害者にとったら闘うこと、そのものが生き甲斐になるので、否定もできない。ただ、私は裁判があろうとなかろうと、やっぱり支援したいと思っている。最後まで責任を持ちたいからだ。


国はワクチンをすすめる方向に向かっている。医療を産業にしようと考えているーーーーー


以外に思うかもしれないけれど、この動きをとめられないことは、被害者はよくご存じなのだ。


被害者がツイッターで意見を言えば、どうしてもネガティブに傾きがちになる。医療者ではないのだから、不確実な情報に飛びつくことだってあるだろう。先の見えない不安を抱えているから当然だ。それをわざわざ、「デマ」「不安を煽っている」と指摘する人までいる。


こんなことをしていて、何か生み出されるんだろうか。話をすると別人のように冷静な方なのに。


「こんな空気を変えたい!」と、急に思い立った。


斉藤さんの配信されたばかりの記事を読んだ時に、私の4年間に、ようやく区切りがついたと思ったからだ。


HPVワクチンの推進の方法は、間違っていたと思う。でも、過ぎたことは仕方がない。被害者の方が感じるくらいだ。推進してきた医師がこれ以上、罪悪感を抱えてしまうのもよくない。


市民運動「ワクチン反対の会・神奈川」のFBにあった地下室の写真を見た時悲しく思った。黒岩知事はどうしちゃったんだろう。お友達しか大切にしないの?それとも「反ワクチン」には冷たくしてもいいと考えておられるの?


だから、次に行こうと思う。友人のメールが頭から離れないことも理由の一つだ。結局、前にすすんでいかないと、ワクチンで防げるはずの、彼の患者さんのような犠牲者が増えてしまう。それはとても悲しい選択だ。


※    ※    ※



普通に生活していてB型肝炎になる可能性はかなり低いですが、国策としてはワクチンはしておいた方が良いと思います。


B型肝炎は帯状疱疹のように感染後治ったかのうように見えても、肝臓の中に潜んでいて将来問題を起こすことがあります。


それと外国から入ってくる肝炎が多くなっています。外国産が次第に増えているのは国内の日本人間でも増えているのではないかと思われます。そのほとんどはsexualに感染しますが、若い女性に感染するとまた問題が起きてきます。


ユニバーサルワクチンにしていないのは日本と北欧くらいのもので、しかも日本は隣に数億人の感染者を有する中国があるわけですから、国としてはprotectするべきだと思います。医療関係者は学生も含めて当然全員ワクチンをします。


http://japan-hepatitis-day.org/about_whd.php


昨年、40歳代の初感染男性が亡くなり、今年は30歳代の男性で、キャリアからの肝炎悪化で亡くなりました。


ちなみに私は患者の針を刺して抗体陽転。



※    ※    ※



B型肝炎は主に「性交渉」で感染することで知られている。だから、中国大陸でB型肝炎が増えると、どうして日本で増えると考えられるのかが、まだよくわからないけれど・・・。でも、彼がそこまでいうなら、と思う。


それに国も、B型肝炎を定期接種にしたいと思っているだろう。


でも、もしかしたら、また同じような副反応騒動がおきるかもしれない。HPVワクチンの被害も、被害者が満足するような治療体制がすぐに整うかわからない。そんな中で推進すれば、反対運動が激しくなり世論を分断するかもしれない。


そこで、考えたのが「遺伝子検査」の普及だ。


私は日本の国民皆保険はほとんど破綻していると考えている。今後どうするかと考えた時に、「創薬」という道は間違っていないと思っていた。


斉藤さんの記事にあった「メガファーマのノウハウを吸収できれば」という考え方も。「騙された」とどこかで思っていることと、これからのことは別に考えなくてはいけない。ちなみに、医療と同じくなくてはならない日本の「資源開発」も、もともとは海外の技術だった、と父が言っていた。


科学技術に国境はない。


※    ※    ※



第二回 ワクチンビジネスの作法 HPVワクチンの起爆剤にしよう 子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男



日本のワクチン業界は確かに閉鎖的だった。競争にさらされていないので時代に対応した再編成も進まず、メーカーの規模も小さい。戦前の体質を色濃く引きずってもいるようだ。

(中略)

「だから、市場をオープンにして、外国産のワクチンが入ってくれば、外資と国内メーカーの提携も進んでいくだろう。メガファーマのノウハウを吸収できれば、これから拡大していくに違いないアジアのマーケットにも展開していけるはずだと、バイオ課は考えたわけですね。HPVワクチンをその起爆剤にしよう、と」



※    ※    ※



薬害被害者代表にも尋ねてみた。「遺伝子検査を普及させるという考えはどうですか?今でも賛成ですか?」。すると「普及させて欲しい」と教えてくれた。今、基本的なCYP検査だけだと、一万円ぐらいでやってもらえるそうだ。数年の間に、ずいぶん安くなったんだね。


※    ※    ※



八咫烏 CYP検査 テーマ:薬の知識 2012-03-05


是非、皆さんも一度検査されることをお奨めします。 

http://www.medibic.com/product/okusuri.html

こちらの検査で、CYPの遺伝的体質が分かります。

ここの検査では、
CYP1A2、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6
の4つが検査できるようです。

代謝薬品で一番多いCYP3A4が入っていないのは、これが欠落した人は殆どいないためです。

精神科領域で特に問題となるのは、
CYP1A2
フルボキサミン(ルボックス、デプロメール)、ジプレキサ、3環系抗うつ剤
CYP2C9
フェニトイン
CYP2C19
ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
CYP2D6
SSRI、抗うつ剤、抗精神病薬(非定型、フェノチアジン系)

詳しくはこちら
http://seishiniryohigai.web.fc2.com/seishiniryo/kusuri/cyp.html

遺伝的に、CYP1C19は、10人に1人はこのCYP酵素を持っていないことです。
ジアゼパムは、要注意です。

さらに、気を付けなければならないのは、薬の中には、CYPの代謝を阻害する薬があるという事です。
要注意は、SSRI、ルボックスとパキシルです。
これらの阻害作用は強い。
また、フェノチアジン系(クロルプロマジン、ピレチア、プロメタジン、ヒルナミン)などもCYP2D6阻害作用があります。

ルボックスとジプレキサの併用などとんでもありません。

ちなみに、CP換算とかジアゼパム換算は、こうした体質や相互作用は考慮されていません。

3万5千円位かかるようですが、これでわかる遺伝的体質は一生変わらないので、検査お勧めです。

アメリカでは、添付文書に遺伝体質ごとの用量の記載が始まったとの情報があります。




※    ※    ※



最後にもう一度、西岡久寿樹先生のご発言と、2010年のMRICのメルマガ、そして中村祐輔先生のブログを引用させていただく。


※    ※    ※



世界初のがん予防ワクチンとは  子宮頸がんワクチン問題を追う ジャーナリスト斉藤貴男


今回はHPVワクチンを打ったという共通項がはっきりしているわけですからね。だけど、じゃあ全員に症状が現れるのかといえば、それは違う。我々の実態解明班のチームでは、接種した子たちのゲノムを解析し、何か起こった子と何も起こらなかった子の遺伝情報を比較対照してみるつもりです


※    ※    ※



vol 64 新型インフルエンザワクチンの副作用対策: 米国のゲノム研究 


マサチューセッツ大学医学部、研究員、医学博士
林 恵美子
2010年2月22日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp


 ワクチンによる重篤な副作用を呈した患者、例えば、インフルエンザ脳症患者の白血球DNAを積極的に収集し、ゲノム解析によりその遺伝的背景(遺伝的なリスク)を明らかにすることは確実に一定の割合の患者の重篤な副作用や脳症を未然に防ぐことが可能となるであろう。例えば、AIDS患者におけるHIV治療薬(ネビラピン、アバカビル)に対する副作用と患者白血球のHLAとの関連が解明されており、薬疹や失明、死を防ぐことが可能となっている。


米国FDAは、ホームページ上で副作用回避のために投与前の遺伝子診断を奨励している。このように、インフルエザ脳症やワクチンによる副作用の高危険群を同定することが必要不可欠である。副作用に対する詳細な解析、さらに副作用の少ないワクチンの開発と製造を行うためにも、より多額の研究開発予算が必要である。



※    ※    ※



がん免疫療法(4):変革期のがんワクチン療法-2 中村祐輔のシカゴ便り


特定のHLAが非常に多い日本では、これまで試みられてきたペプチドワクチンをうまく利用することが、患者さんの利益にも、医療費の高騰を避けることにもつながると思うのだが、海外ブランドを尊ぶ傾向の強い人たちを説得するのはなかなか難しい。


※    ※    ※



被害が出てしまったことは変えられない。でも、「被害者が出てきて下さったことで、より安全に、より確実になった」。そんなふうに、未来は変えていけるはず。


検査がすぐに普及しなくて、重要性だけでも広まれば。「遺伝子」というキーワードは、推進派も薬害被害者も薬の専門家も、亡くなっていった友人も、私達皆を『有機的』につなげる。


これから提案してみようと思う。何年かかるかわからないけれど。





コメント

非公開コメント