2014/09/29

朝日新聞と山谷えり子氏へのバッシング 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を読んでみようかな

数年前、「自分の意見が言えないんだったらブログを書きたい!!」とある医師に言ったことがあった。あの頃、何を言っても上手く伝わらなかったけれど、今はどう思っているんだろう。


今年のはじめ、「『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』が面白い」とある人が言っていた。


表向きは格闘技の本だけれど、『力道山』がどんな役割を担って生きてきたか、知っている人はよく知っている。朝日新聞へのバッシングや山谷えり子氏の「在特会」との関係が次ぎ次ぎ報道され、「読んでみようかな」と急に思い立った。


業界で『フィクサー』とささやかれている方から実家には年賀状が届くそうだ。『フィクサー』と聞いて私達は笑ってしまった。だから、私はロビイストやフィクサーを『悪』だと決めつけるつもりはない。



木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
(2011/09/30)
増田 俊也

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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか wikipediaより一部引用

史上最強の柔道家と呼ばれる木村政彦の生涯を書いた評伝。その過程で、明治、大正、昭和、平成にかけての柔道史と、世界の総合格闘技(MMA)史や、空手、合気道、ブラジリアン柔術、プロレス史などに触れられている。


昭和12年から全日本柔道選手権を13年連続で保持、「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」「鬼の木村」と讃えられた木村の生涯を、新聞記者出身の作者が、これまでに築いた取材力と人脈を活かしながら、18年の取材執筆を元に書かれている。



朝日新聞へのバッシングをみていたけれど、なかなか収まりそうにない。最新号の週刊文春を手にとると想像しているよりも深刻な事態だと驚いた。


気になったのは以下の点だ。


  • 木村伊量社長が20年来の友人である、政治評論家の加藤清隆氏に絶縁を告げた。加藤氏が「朝日はちゃんと謝ったほうがいい」と進言したから。


  • 会社の存亡がかかっているのに、特報部と社会部で足の引っ張り合いをしている。


  • 日本ABC協会の調査によると、昨年8月には約756万部だった部数は、一年後の今年8月には約725万部と、一年で30万部以上も落としている。消費税対策のために、上半期、販売対策に50億ほどかけたといわれている。しかしその上半期で7万部も減らしている。6月から7月にかけては13万部も減らしてる。


  • 近年、朝日の広告の売り上げは全盛期の半分以下の800億まで落ち込んでいる。今、社内では、今年の広告収入は前年比90%程度だといわれており、単純計算で80億円のマイナスになる。



学生の頃、実家では日経新聞しかとっていなかったから「違う新聞もとって」と父にお願いして朝日新聞をとってもらった。


父は朝日が嫌いだったけれど、私のお願いをきいてくれた。


はじめて「従軍慰安婦」について掲載された日のことは今でも忘れられない。


今から5、6年ほど前、長年購読してきた朝日を解約した。


父は、私が取材を受けるようになってから、どうして朝日が嫌いだったのか教えてくれた。朝日の記者さんが会社を取材した時に「あのさぁ〜鈴木さんさぁ〜」と会長に話しかけたからだそうだ。


私もいろいろな記者さんにお目にかかったけれど、そのような記者さんには会ったことがない。三菱重工爆破事件の犯人のように、「帝国主義」とでも思っていたのかな?やっぱり一昔前の記者さん達は、私達が嫌いだったんだろうな・・・。


私も、なんとなく感じていた。朝日の記事は、なにかがおかしいんじゃないだろうか。新聞はどこでも多かれ少なかれ、主義主張があるけれど・・・。


夫に相談したら、「解約してもいい」と言われた。早速、販売店に電話をかけたら、ご主人に解約する理由を尋ねられた。


今まで思ってきたことを正直に答えた。


すると、ご主人は黙って私の説明をきいていた。私が思っている不満はもっともだというようなことも言った。きっと、毎日多くの解約の電話がかかってくるんだろう。


しかし、それからすぐ、ご主人が新聞奨学生と呼ばれる新聞配達の学生を連れてきて、「解約しないで欲しい」と夫にお願いした。「この学生が大学に通えなくなるかもしれない」と言うのだ。


新聞奨学生 wikipediaより一部引用

新聞奨学生(しんぶんしょうがくせい)とは、新聞社の奨学金制度を利用する学生。学費の一部もしくは全額を新聞社が肩代わりする代わりに、在学中新聞配達業務を行う。

業務を行う場所は、学生側が選択することは不可能で、新聞社側が学生の通学時間を考慮し、人材募集中の販売店の中から選択する。

多くは、都市部の新聞販売店に斡旋される。自立した生活ができ、経済的問題を解決できる利点の反面、労働環境は決して良好とは言えない場合もあり、時に奴隷と呼ばれるほどの重労働が課されるケースが発覚することもあるなど、問題点もある。



夫は学生の姿をみたら「解約するのをやめよう」と私に言った。大学教員の夫は、教え子の中にも新聞奨学生がいた。頭を下げる学生を目の前にしたら解約などできなくなったのだ。


でも、その時思ったよ。


現場の記者さんは新聞奨学生と販売店のご主人が、こうして頭を下げていることを知っているんだろうか。私は新聞というものは、記事で売るものだと思っていた。「おまけをつけます」や、こんな売り方って、新聞とは呼べないんじゃないのかな。トラブルが絶えない新聞の契約について、きちんと取り上げた新聞社はあったかな・・・。


あの時の予想は、今現実となった。


夫の友人には朝日に務めている人がいる。本社前には、毎日のように街宣車がきていたそうだ。その話を聞いたのはまだ8月の終わりだった。しかし、朝日への批判はなかなか収まらない。


ここまで非難が殺到すると、私はもう批判する気になれない。良い記事を書く記者さんだっておられる。だから朝日が窮地に追い込まれているからチャンスとばかり、キャンペーンをはじめた新聞社も信じられない。


そんなことをしても新聞全体のイメージを損ねるだけだ。かえって解約するきっかけが掴めずにいた人に、解約するよう、背中を後押しするようなものだと思う。国民には「騙されていたのかもしれない」というマスメディア全般への不信が根強くある。今後はNHKへも飛び火するんじゃないかと思っているくらいだ。


新聞でも雑誌でもテレビでも、どこも似たようなもの。「オープニングセレモニー」に招待してもらって記事をかいたり、黒塗りのハイヤーで取材をしたり、肩書きをフルにいかし高額な講演料収入をえたり、スポンサー企業と一緒にゴルフに出かけたり。そんなことを「仕事」あるいは「付き合い」と称してやっていた。


これが「民主主義を支える基盤」なんだろうか、と、ずっと思っていた。


「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」は18年という時間をかけ、かかれたノンフィクションだ。今、私達が知りたいのは、この本にかかれているようなことであり、生き残っていけるのは増田俊也氏のような記者だと思う。


今年、ある方にお目にかかった。それまでお名前を知らなかったけれど、かいたものを読んだ時、「もしかしたら」と思う人だった。私がこれまでずっと追ってきたことを、増田氏と同じように、社会に伝えて下さるような人じゃないのかと思っている。


こんな時代だからこそ私は思う。真の『ジャーナリスト魂』を持つ人ならば、たとえ自分が批判されようとも、心から応援したい。


『民主主義を支える基盤』とは、そういうことだと思うからだ。


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朝日にクレーム殺到 電話回線パンク状態 現場記者も苦情処理 誤報問題 2014.09.22 夕刊フジ


慰安婦問題や東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長の調書の大誤報で苦境に立たされている朝日新聞。連日、読者の批判にさらされているが、影響は日々の取材活動にまで及び始めているという。殺到するクレームに対処するため、「会社側が、苦情処理の手伝いのために現場の記者たちをかり出している」(関係者)というのだ。


 世間の朝日バッシングが止まらない。


 木村伊量(ただかず)社長が11日、東京・築地の東京本社で謝罪会見を開いてから批判のボルテージはさらに上昇し、「購読を中止する読者も相次いでいる」(関係者)という。


 18日付朝刊の読者の投書を紹介する「声」欄に《朝日新聞の一連の問題に対し、「声」に寄せられた投稿は千通を超えています。多くは厳しい批判です》と同紙自ら窮状を明かしている。


 殺到するクレームや苦情は現場の記者たちをも苦しめている。


 事情を知る朝日関係者は「苦情を受け付ける電話回線がパンク状態で、窓口担当だけでは処理しきれなくなっている。そこで現場に出ている記者たちにクレーム処理を手伝うよう要請が出ている」と明かす。


 現役記者の1人も「私の同僚も手伝いに行かされていた。社長の会見やこれまでの会社の対応をみると、批判を受けても仕方がないとは思うが」とため息をつく。


 難局を乗り切るため、異例のスクランブル体制を取る朝日。


 クレーム処理担当への記者の動員について、同社広報部は夕刊フジの取材に「今回の一連の問題については、みなさまから多くのご批判、ご意見をいただいており、真摯に受け止めています。お尋ねの件については、お答えを差し控えさせていただきます。なお、読者のみなさまからのご意見、ご批判を聞くことは、弊社の社員として大切な業務だと考えております」と回答した。


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ターゲットにされた「拉致担当」山谷氏 2014年09月20日 08時00分 東京スポーツ新聞社


 山谷えり子国家公安委員長兼拉致担当大臣(63)が、在特会幹部と写真に納まっていた問題で18日、釈明した。在特会とは「在日特権を許さない市民の会」のことで、昨今話題になっていたヘイトスピーチに関わっているとされる。山谷氏は「在特会の人であるとは知らなかった。国家公安委員長なので、面会の要否については慎重に対応していきたい」と話した。


 写真が撮られたのは2009年。2月22日の竹島の日、島根県松江市のホテルだった。山谷氏は同市で講演。自民党ではほかに高市早苗総務相(53)や稲田朋美政調会長(55)が、極右団体の関係者と写真を撮っていたと、海外で話題になったばかり。山谷氏は「ヘイトスピーチは憂慮に堪えない状況と思っている」と在特会と無関係を強調した。


 このところ永田町では山谷氏にまつわる怪文書が流されるなど、完全にターゲットにされている。今月中に北朝鮮による拉致再調査の報告があるとされるが、これが安倍政権の命運を握っており、拉致担当の山谷氏が注目されているというわけだ。


北朝鮮事情に詳しい関係者は「北朝鮮からの報告が遅れている。先週、山谷氏はスイスのジュネーブにある国連欧州本部まで行って、拉致問題を世界に訴えた。これで『この時期になぜ?』と北朝鮮が態度を硬化させてしまったようだ」と指摘する。山谷氏のこの行動は再調査の報告を前に北朝鮮にプレッシャーをかける狙いがあったが、逆効果になりかねない状況だ。



「再調査の報告内容によっては安倍政権の支持率は上がるでしょう。逆にいえば悪い内容なら支持率は暴落する。北朝鮮はそんな安倍政権の事情を知っているから、カードは向こうにある。プレッシャーはきかない」(前出関係者)


 狙われた山谷氏の手腕が問われている。



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外国人記者も総攻撃 山谷えり子大臣「ヘイト問題」で大炎上 2014年9月26日 日刊ゲンダイ


 ヘイト集団との関係が取りざたされる“渦中”の山谷えり子拉致担当相が25日、外国特派員協会で会見。予想通り、外国人記者から集中砲火を浴びた。


 本人は拉致問題でスピーチに来たつもりだったようだが、外国人記者の関心は「在日特権を許さない市民の会」(在特会)元幹部らと一緒に写真撮影していた一件のみ。質問した9人中6人が“在特会との関係”に厳しく切り込んだ。


 タイムズの記者が「(在特会の元幹部と)何年前から知り合いで、何回ぐらい会ったのか」「在特会についての考えを聞かせてください」と質問。すると、山谷大臣は急に表情を曇らせ異様なまでにまばたきし、こう返した。


「在特会の関係者ということは、存じ上げておりません」「いつとか、何回とか、記憶にありません」「一般論として、組織についてコメントすることは適切ではない」


■時間切れで逃げ去り


 ノラリクラリの応答に記者らはヒートアップ。


「国連や米国務省、警察は在特会はヘイトクライムのグループだと指摘している。警察のトップとしてはっきりとこの場で、ヘイトクライム、ヘイトスピーチなどの差別的な行為は絶対許すべきではないとおっしゃっていただきたい」と詰め寄られると、ようやく「憂慮に堪えないことである」「警察といたしましては、必要な警備を行い、そしてまた違法行為があれば、法と証拠に基づいて厳正に対処していかなければいけない」と釈明した。


 そして山谷大臣が過去にメディアの質問に対し、「在日特権」という文言を使っていたことが明らかにされると会場は騒然。しかし時間切れということで、山谷大臣は逃げるように去っていった。


 会見後、質問した外国人記者のひとりは憤る。
「納得できない。『在日特権』と言っている時点で在特会のシンパでしょう。在特会と警察とのつながりは公然の秘密なんでしょうね」


 日本のイメージが、さらに悪化したことだけは間違いない。



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