2014/10/13

神様からのプレゼント 矢作先生に届け!

子宮頸がんワクチンの被害を訴えている被害者やご家族と、ワクチン接種をすすめる医療者とのやり取りをみていたら、心が沈んでいく。「もう見たくない」と思ってしまった。昨日からみるのを一切やめた。話し合いなんて、もともと無理だったのかもしれない。


人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-
(2011/08/25)
矢作 直樹

商品詳細を見る



夫の知り合いの副反応被害者とご家族の苦しみは、きっと想像を絶するものだったはずだ。なぜ私は今まで気づかなかったのだろうか。


書店に並んでいた矢作直樹先生の本を思い出し、「矢作先生だったら、被害を訴える方やご家族にどのような言葉をかけるのかな」と思ってブログを昨日更新した。


東大教授・矢作直樹さんインタビュー(2)亡くなった人に見守られている こころ元気塾 ヨミドクター より一部引用


――医療現場でも不思議な経験はありますか。


 「治療がうまくいったはずの患者さんが急変して亡くなったり、逆に助からないはずの患者さんが回復したり、現代医学で説明できないことは多くあります」


 「いわゆる臨死体験を患者の口から聞くこともあります。光を見た体験などを語るのです。脳内ホルモンの作用で説明されることがありますが、それだけで説明し切れない場合もあります」


 「代替医療としての気功に関心を持ち、講習に参加したことがあります。物理法則では説明がつかない力があることに衝撃を受けました」


 「科学は現象のメカニズムは説明しますが、例えば、なぜ宇宙があるのか、という根源的な問いには答えません。この世界は神秘に満ち、人が知りうる部分はわずかです。欧米では著名な科学者が心霊研究に取り組んできた歴史がありますし、今も代替医療などへの関心は高いのですが、日本は明治時代に古来の思想を捨ててしまいました」



なんと、ブログを読んだ矢作先生の友人だという方に連絡をいただいた。報道関係の方だ。矢作先生に私のブログ記事を紹介していただくことに!


救われたものが、救われなかった命のためにはじまった『募金活動』に参加しようと決めた時、友人の第三次救急に務める医師に言われた。


「僕はいつもレジデントに言うんですよ。100枚死亡診断書を書いて一人前になる。(第三次救急に入院する患者さんは、生死の境をさまよう方が多いから)患者さんが亡くなったからと、いつまでも泣くんじゃないってね」


気持ちを持っていかれると、医師として冷静な判断ができないと言いたいのだろう。でも私はきっぱり言いかえした。


「100人亡くなる方がいて、そのたびに100回泣いてもいいじゃないですか。私は何回でも泣く人でありたいです」


すると友人は「そうですね」と言ったっきり黙ってしまった。


夫は今でも私達のやり取りを覚えているそうだ。


「どちらが言うことも正しい」と言っている。


泣くか泣かないかが本当は大切なんじゃない。大切なのは、やっぱり「心」があるかないかだと思う。


悲しみの淵にある人は、「心」があるかないかを瞬時に見分けてしまうものだ。私はアルジェリア人質事件が起きた時に、献花に並んで下さった方々に「心」を感じた。「心」を感じたから立ち直ったのだ。


「科学的根拠」や「医学的根拠」で人の心は救えない。


だから私は、被害を訴えておられる方やご家族の支援とは、村上春樹氏のエルサレムス賞受賞スピーチにあった「壁が正しく、卵が間違っていても、私は卵の側に立ちます」という姿勢であるべきだと思っていた。理想かもしれないけれど、もともと被害を科学的に解明するのは難しい。


村上春樹エルサレム受賞スピーチ 書き起こし.com of7nさんの書き起こし より一部引用


もし、硬くて高い壁と、そこに叩きつけられている卵があったなら、私は常に卵の側に立つ。

そう、いかに壁が正しく卵が間違っていたとしても、私は卵の側に立ちます。何が正しくて何が間違っているのか、それは他の誰かが決めなければならないことかもしれないし、恐らくは時間とか歴史といったものが決めるものでしょう。しかし、いかなる理由であれ、壁の側に立つような作家の作品にどのような価値があるのでしょうか。



矢作先生や、先生の本を手にとるような方に、彼女達の苦しみを知っていただければ、と思う。


*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*


子宮頸がんワクチン "孤立無援の状態"全国からの訴え ニュース23 2014.7.2 TBS News-i


2014-7-3-1.jpg



足を引きずりながら歩く酒井さん、19歳。三年前、子宮頸がんワクチンを接種した後、麻痺や痙攣を発症した。


ワクチンを接種する前までは、コンクールで入賞するほどピアノが得意だったが、今は利き手の右手も、自由に動かすことができない。


2014-7-3-2.jpg



歩くことにも障害が出ている。


早朝の6時前、まだ人気のない時間に家を出て、高速道路に乗る。向かった先は病院だ。二つの県を越えて行かなければならない。


お母さん

「病院に行くまでが大変」


酒井さん

「長時間車に乗っているのも体がきつい」


途中二回の休憩をとり、ようやく病院に到着したのは午前11時。片道五時間の移動だ。それでもこの病院に通うのには理由がある。


実は酒井さんはこれまで20以上の病院をまわってきた。しかしほとんどの病院から門前払いされたという。


2014-7-3-3.jpg



酒井さん

「(ワクチン接種する)以前の私をみていないから分からないと言われたりとか、困っているから病院に行っているのに、そう言われてもじゃあ、どうすればいいんだ、という感じで」


ようやく患者として受け入れてくれたのが、この病院だった。この日から一週間入院し、免疫を抑制する薬を集中的に投与する治療を行う。


2014-7-3-5.jpg



酒井さん

「(治療を)やってみないと効果が分からないというのが正直怖い気持ちもあるけれども、(治療を)やってみようかな、という気持ちの方が大きいです」


こうした状況にあるのは酒井さんだけではない。今回ニュース23は、副反応を訴える全国の患者およそ60人に“症状や治療にすいてのアンケート”調査を実施した。そこからみえてきたのは、患者達の深刻な実態だった。


2014-7-3-6.jpg



佐賀県「地元の病院では副反応すら信じてもらえず、医師から報告書すら書いてもらえない」


東京都「孤立無縁の状態である」


治療先を求めて患者が回った病院の数は平均で9カ所にものぼっている。

北海道「長野や東京に出向く交通費や宿泊費もかかっている」


治療費は、患者のおよそ半数が一ヶ月およそ10万円かかっている。特に検査代の費用が高いという意見も多かった。



2014-7-3-7.jpg



患者の診療について厚生労働省は相談窓口を設けた。しかし、治療費などを含めた患者の診療・支援体制はいまだ整備されていない。だが、今月、およそ4ヶ月ぶりに開かれる部会で、診療体制についても話し合われることがわかった。


HPVワクチン接種にかかる診療・相談体制案ーーーー


ニュース23が入手した厚生労働省案の内部資料。ワクチンの接種全般に対する診療体制の計画案などが書かれたものだ。


計画案によると、「総合相談窓口」などを設け、副反応が出た場合などに、専門の医療体制などが連携し、診療にあたるという。


連携先とあげられているのが“痛み”の治療が中心の診療科だ。


今年一月、厚生労働省の検討部会が患者の症状についてワクチンの成分に問題はなく、接種のさいの痛みなどが原因となる“心身の反応”の可能性が高いと結論づけられたからと考えられる。


しかし今回、ニュース23で実施したアンケートによれば「痙攣」や「記憶障害」などを訴え、神経内科などに通院しているという患者が半数を越えた。痛み以外の症状だ。今の診療体制案で患者達の訴えに対応できるのだろうか。


2014-7-3-8.jpg



このままでは不十分だと患者を治療する医師は指摘する。


2014-7-3-9.jpg



東京医科大学医学総合研究所 西岡久寿樹所長

「(ワクチン接種後の症状は)時間の経過とともに症状が積み重なったり、あるいは前あった症状が消えて、別の新たな症状が出てくる。一つのワクチン接種の関連疾患としてまとめてあげることが一番大事だ」


西岡医師は痛みだけでなく、「記憶障害」「自律神経の異常」などもワクチンの副反応だと考えている。


2014-7-3-10.jpg



治療を終えて一週間ぶりに自宅に帰った酒井さん。


酒井さん

「ただいま」


治療の前よりも、体全体を動かしやすくなったという。表情も明るい。


「震えが前よりも少し止まって、それでもちょっと震えているけれど、左は完璧に止まっているので字を書いたりするのは楽になりました」


本当に元の体に戻れるのか。手探りの状態は続いている。治療費もこの一年で150万円を越えた。


「副反応の症状と認めて、治療を考えて欲しい」酒井さんはそう思っている。


2014-7-3-11.jpg



「痛み以外で困っていることが沢山あって、まず一番最初には私達のことを受け入れて欲しい。症状として。実際に起きていることを、“症状があるんだ”ってわかってもらえるだけで全然違う」



*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*






コメント

非公開コメント