2014/10/18

笑いのツボは世界共通 言葉越え伝わる感情 柳家さん喬さんに聞く

夫が朝、「今日の夕刊に叔父さんの記事が掲載されるとかいてあるぞ」というから夕刊を楽しみに待っていた。最近、新聞をあまり熱心に読まなかったけれど、久しぶりにとどくのが楽しみだった。


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「夫婦別れして子どもがつらい思いをして、最後によりを戻してという『子別れ』という人情噺があります。子どもが『おとっつぁん、背中流してあげるからまた一緒にお風呂入ろうよ』というところで観客は目頭を熱くしている、一緒にお風呂に入るなんて日本的な感覚で、外国では通じないと思ったら通じるんです。日本人の感覚じゃなくて人間が本来持っている感覚なんだってことですよね」


夕方、新聞をめくったら大きくインタビューが掲載されていた。


外国人を落語でどうやって笑わせるのか私も不思議だったけれど・・・。叔父さんは、落語家というよりも芸術家という言葉がぴったりだ。私達が思い描くような芸能人・芸人という雰囲気はあまりしない。


叔父さんの噺は力がある。


お寿司を食べたら、私もお寿司が食べたくなるし、誰かが亡くなる悲しい場面では、思わず泣いてしまう。外国人を笑わせるとしたら、言葉の力よりも、芸の力なのかもしれない。


昨年、家族で楽屋をたずねたら、夫の差し出した名刺をみて「大学の先生だったら、よんでよ」と言っていた。


ずっとファンだった夫は叔父さんがそう言ってもなかなかお願いできずにいた。本当は大学に来て欲しかったけれど叔父さんは芸能界の人だ。お願いしたら迷惑かな、と思ううちに何十年もたってしまったのだ。


でも、あるインタビューを読んで「教員になりたかった」と知った。今日の夕刊を読んで、もっとはやく叔父さんにお願いしたほうがよかったのかな、と考えてしまった。記事に、「賞金の300万円はこれからの活動を広げるために使いたい」とあったからだ。


そろそろ、長い間、私達家族を楽しませてもらったお礼をしないといけない。今度は私達が、少しでもお礼が出来れば。叔父さんの活動のお手伝いができたらいいな、と思う。


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