2014/10/26

共産党と子宮頸がんワクチンのロビー活動

最近、週刊誌に記事を書くジャーナリストに伺った。今、医療問題のトレンドはダントツで「利益相反」。週刊誌は常に新しい話題を求めていて、今はワクチンの「利益相反」に関心が向かっているそうだ。


柴田安彦の気の向くままに 共産党議員がHPVワクチン接種無料化の責任追及?

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昨日、日本共産党名古屋市議団の山口議員が、「子宮頸がんワクチン副反応による健康被害者の救済を」と題するブログを書いています。その中には「私は、国の動向をそれだけ注視するという名古屋市がどうして国の定期接種化に先駆けてワクチン接種に助成をしたのか? 国に先駆けてワクチン接種をすすめた責任があるのではないか。このまま被害を放置すれば、市が力を入れる予防医療行政そのものが市民から信頼されなくなる。と質しました」とありました。


 そこで次のようなコメントを入れておきました。コメントの返事があることを期待して待っています。


 ……山口議員のブログに書いた柴田のコメント……


蒲郡市議の柴田と申します。蒲郡市も定期接種化の1年前から無料接種を開始しました。HPVワクチンのリスクは当時から指摘されていました。私は当時同会派(共産党)のH議員に薬の添付文書や資料を示し「リスクの情報を明示し、自己の責任で接種をすることを徹底するようにすべきだ」と伝えました。しかし、H議員は「上部機関に問い合わせたが、それはガセネタだ」と言って委員会での議論をしませんでした。私は見かねて傍聴議員の質疑という形で、リスクについての議論をしました。


 このことが中央委員会に匿名の手紙で届けられ、問題視されました。東三地区委員会の声明では「議会などでの柴田議員の主張と、日本共産党の見解には相違があったことは事実です」としています。つまり、日本共産党はHPVワクチンのリスクについてガセネタだと言い、柴田の質疑をした内容は党の見解と違うとしているのです。



※    ※    ※



先日、小渕氏の記者会見を素早く文字おこししたのは、「赤旗」だった。その共産党が、どうして「子宮頸がんワクチン」のロビー活動にはあまり関心がないのだろう?


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【速報】小渕優子経産相表明会見(赤旗政治記者の全文起こし)


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数ヶ月前、あるマスコミ関係の方と話をした。この時私が「どうして、ワクチンのロビー活動の追求に共産党が動かないんですか?」と尋ねた。


私だけじゃなく、皆疑問に思うでしょう?


その方が私に教えてくれた。「共産党はワクチンが昔から好きなんですよ」。ちなみにワクチン接種を推進する市民団体代表の方も、共産党系の医療機関にお勤めだそうだ。


そうなんだ。


「共産党がワクチンが好き」ということを、悪いことだなんて批判するつもりはない。広く平等に子ども達を感染症から守る、という点では党の考えと一致するのかもしれないからだ。ああ、それで共産党系の医療者の団体もワクチンの推進を熱心にしておられるのか。


ところが、先日、蒲郡市議会議員の柴田安彦氏のブログを読んで面白いことを知った。


柴田議員はかつて共産党に所属しておられたそうだ。党を離れたのは、定期接種化の一年前からはじまった「子宮頸がんワクチンの無料化」に疑問を持ったからだそうだ。匿名の投書で追求された、とブログに書いてある。


共産党は、小渕氏をはじめ与党の追求には熱心だけれど、党員にはずいぶんと締め付けが厳しいようだ。


今回ばかりは、私は柴田氏の主張のほうが正しいと思う。私は、そこまでする必要がなぜあったのか、その理由が知りたい。それこそが、ロビー活動かもしれないから。


ワクチンのロビー活動にはいくつかのルートがあることが判明している。共産党の内部で起きたいたことも、見逃せない。当時何が起きていたのか、きちんと明らかにしていただきたい。「無料化」や「定期接種化」とは、つまり、税金の使い道を決めることだからだ。


ぜひ、柴田議員のブログにアクセスして全文をお読み下さい。


【 柴田安彦の気の向くままに  蒲郡市議 柴田安彦 】

共産党議員がHPVワクチン接種無料化の責任追及?

名古屋市議からメール




コメント

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政治家たるもの言動に責任を

 ブログを紹介していただいた蒲郡市議の柴田です。思わぬところに関心を持っていただける方がいて、ネットの拡散力を感じています。

 選挙が近づくと政治家たちは自らの実績や成果をひけらかしたくなるようで、「この道路は私がつくりました」みたいな宣伝がわき出てきます。一方で、問題が起きたテーマなどについては、口をつぐんでしまうのが常です。あれほど子宮頸がんワクチン(最近は厚労省もHPVワクチンと言い、直接効果が明らかでないためか子宮頸がんワクチンと言いません、面白いですね)の普及をすすめていた公明党も共産党も、トーンダウンしているように感じるのは私だけでしょうか。せめて無料化や定期接種化を推進をしてきた責任を感じ、何らかのコメントを出していただきたいものです。

 本気で社会のために働き、自らの言動に責任を持つ骨のある政治家が増えて欲しいと思います。自らを奮い立たせる決意を込めて、このコメントを書かせていただきました。

Re: 政治家たるもの言動に責任を

柴田先生、コメントをありがとうございます。とても嬉しいです。

私は柴田先生のブログを読ませていただき、早速何人かの方に読んで欲しいとお願いしました。

「どうして共産党が、子宮頸がんワクチンのロビー活動を追求してくれないの?」という疑問は、多くの方が感じているからです。

本当は先生のブログを引用させていただいた時に、先生に連絡を差し上げようと思いました。でも、政治家の方が、忙しいことをよく知っています。ですから、迷惑かと思い諦めてしまいました。

先生のような政治家と比べるのは、と思いますが、私は知らない間にロビー活動に巻き込まれてしまったようです。先生のように私も飛び出してしまった過去があります。

私は推進していた政治家や医師にもお目にかかったこともあります。私もあの当時、何かがおかしいとずっと感じていました。

昨年、週刊誌の報道ではじめて知りました。


今回の子宮頸がんワクチンのロビー活動は、見えないビジネス「パブリックアフェアーズ戦略」という特殊なロビー活動だそうです。「市民活動」「社会貢献」を上手く利用する人達がいたようです。

http://sakura4747.blog.fc2.com/blog-entry-137.html

http://sakura4747.blog.fc2.com/blog-entry-138.html

かなり初期の段階から、プロが関わっていることを推進していた方はご存じだったそうです。

ですから、私には「騙されたかもしれない」というやりきれなさがあります。

でも、先生のブログを読ませていただき、私と同じように初期の段階から、声をあげていらっしゃる方がいる、ととても嬉しく思いました。

今日、あるところに書類を送りました。「ロビー活動の解明に役立てて欲しい」とお願いしました。

共産党で当時何が起きていたのかも絶対に明らかにして欲しいと思います。

私も先生にコメントをいただき、これまでがんばってきて良かった、と思いました。

ありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。