2015/01/20

子宮頸がんワクチン“副反応” デンマーク少女の訴え ニュース23

薬害オンブズパースン会議、隈本邦彦氏によると、子宮頸がんワクチンの被害について、全国紙ではじめて報道したのは朝日新聞の斎藤智子記者だそうだ。


【隈本邦彦氏講演:子宮頸がんワクチン・ここが問題】被害者連絡会 千葉県支部設立 勉強会①

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朝日のアピタルに記事がまだ掲載されている。


子宮頸がんワクチン被害、母親らが連絡会 25日に発足 2013年3月24日 朝日新聞アピタル


斉藤記者は、昨年私が院内集会に行った時に、私の前にすわって取材をしておられた。以前、カナダに住んでいた時にみかけた、フランス系のマダムのような華やかさのある女性で印象に残っている。「あの記者さんが、はじめのきっかけをつくったんだ!」と思うと感慨深い。


ところで、先日、塩崎恭久厚生労働大臣が、子宮頸がんワクチンワクチンの被害について「海外の状況も把握するように」と発言した。大臣の発言は直前に報道された『ニュース23』の特集の影響だ。この番組をみると、『被害者にとって報道は命と同じ』と改めて思う。


夫に番組の内容を教えたら「(ワクチンの被害は)もともと因果関係を証明するのが難しいものなんだよ。さらにワクチンはどの国でも『国策』だ。ワクチンはややこしいんだよ」と言っていた。


「だから人の命に関わる薬剤には、洗脳のようなキャンペーンをしてはいけないのよ。そんなの当たり前のことだったのよ」と言ったら、「うん」と夫は頷いていた。コミュニケーションの最初の入り口が間違っているんだから、不信が大きくなるのは当たり前だ。


被害を訴える人達をなきものとして扱うのではなく、夫や友人の医師がいっているように「免疫学者にとって、被害者は宝物だ。ワクチンをより安全に、より確実なものへと導く存在」というような世の中に変わっていって欲しい。因果関係があろうとなかろうと、支援して欲しい。勇気ある報道は、孤立している被害者の未来をきっと明るく照らすだろう。


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塩崎大臣閣議後記者会見概要 (H27.1.13(火)11:35 ~ 11:46 省内会見室) 厚生労働省 より一部引用


(記者)


 子宮頸がんワクチンのことについておうかがいしたいんですけれども、デンマークなど海外での副反応の報告が最近増えているという話もあるんですけれども、海外での副反応の報告について、大臣としてはどう捉えているのでしょうか。


(大臣)


 これは日本においてはもうすでに、この副反応の実態についての究明を厚生科学審議会の副反応検討部会においてこれまでいろいろな症例調査の結果などに基づいて時間をかけて議論をしてきました。どういうふうに対応していくかということについての田村前大臣の時の3つの方針(注)などについてはもうよく御存じのとおりだというふうに思っておりますが、海外でどういう事例があるのかというのは、それは当然事例があれば、我々としてもしっかりと把握をすることは大事でありますので、そういうことは当然この審議会でも同じようにアンテナを張ってやっていただいているものというふうに思っております。


  ・各県に少なくても1つ協力医療機関を選定
  ・副反応報告が確実に行われるよう医療機関に要請
  ・副反応が報告された患者の追跡調査の強化


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子宮頸がんワクチン“副反応” デンマーク少女の訴え ニュース23 2015/01/12


朝母親に起こされておきる、デンマーク人のサラ・ヘルス・ニールセンさん(14 歳)。


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母「大丈夫?」


毎朝、思うように体を動かすことができない。立ち上がるまでに30分以上かかる日も多い。洗面所で髪を整える簡単なことも、彼女には重労働だ。ほんの少しの間だだけ立っているだけでも。すぐに座り込んでしまう。


父「おはようサラ」


サラさん「おはよう」


父「具合はどう?」


サラさん「よくないわ」


学校には長い間通えていない。体に異変があらわれたのは、「子宮頸ガンワクチン」を接種した後だった。


軽快なステップでダンスを踊るサラさん。


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友人とボート遊びをしたり、幼い頃から体を動かすことが大好きな少女だった。


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だが、12歳の時、「子宮頸ガンワクチン」、ガーダシルをはじめて接種した後、40度以上に発熱。二回目の接種の後には、自宅の風呂場で突然失神した。


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その後、前身の激しい痛みや歩行障害など、次ぎ次ぎと発症したという。痛みで堅い椅子には長く座っていることができない。食事もすべて、この椅子の上だ。


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サラさん「数ヶ月前までは、グラスを持つのも大変だった。今はプラスチックのカップなら持てる」


痙攣、倦怠感など症状は多岐にわたる。


サラさん「背中、首、腕にも痛みがあるの」


確立された治療法がないまま、サラさんが飲む薬の量も、増える一方だ。さらに今、深刻なのは記憶の障害だ。会話をしていても


サラさん「日本のお医者さん達は・・・・」


しばらく沈黙その後、
サラさん「私、何を話そうとしていたのかしら?」
どこにいるかわからなくなることもあるという。


デンマークで、今、子宮頸がんワクチンの副反応の報告が急激に増えている。


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デンマーク保健省は、今年九月までに副反応報告が実に1159件にのぼっていることを公表。そのおよそ2割が運動障害、激しい痛みなど重い副反応だ。


デンマークでは2009年から接種を推奨。12歳以上の女性に対して接種の推奨がはじまった。これまでにおよそ50万人の少女達が接種していて、副反応の報告件数は、接種した数からみればその割合は、日本のおよそ3倍にあたる。


神経内科を専門とするサラさんの医師は、サラさんの症状と、接種との因果関係があると確信している。しかし少女達が訴える症状を詳しく把握しようとしする医師は多くないという。


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ヘンリック・イセア医師「デンマークでは関心が薄く、『心の問題』と考える傾向がある。だから、ここで患者であることは、必要以上に大変なことなんだ。信じてもらえないから」


日本の患者も同じだ。去年、ニュース23が実地した患者アンケートでも、多くの人が「信じてもらえない」という苦しみを訴えていた。



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相次ぐ、副反応の報告にも関わらず「ワクチンとさまざまな重い副反応との関連性は証明されていない」として接種の推奨を続けている。


サラさんの両親は、政府の対応に疑問を持ち続けている。


父「彼らは、こんなにたくさんの副反応がある、という現実をみようとしません。副反応の話が出るたびに、『それほど多くの副反応はない』と言われてしまう。きちんと調べようとしないのは間違っていると思う」


ニュース23では、デンマーク保健省に繰り返し、取材を申し込んだが「受けることは出来ない」との回答だった。


副反応を訴え続ける患者達。支援をはじめようと、民間から動き出した人達がいる。元看護師エルセ・イエンセンさんだ。ワクチンの副反応に悩む患者の相談活動をしている。彼女が1週間に受ける相談は10件を越えることもあるという。


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エルセさん「あなたが一番辛いことはどんなこと?」


「誰からも助けてもらえないこと。私のいっていることを、誰も理解してくれないのよ」


患者の受け皿が必要だとエルセさんは訴える。


エルセさん「完全に健康だった人達が、国の制度を信用して接種した結果、支援もなく放置されている。非常に残酷だと思うわ」



さらに子宮頸ガンワクチンに関する幅広い情報を発信する民間のウェブサイト『HPV Vaccine Info』も去年4月、立ち上がった。これまでにおよそ、一千万件ものアクセスがあった。

そして、医療の面では国境を越えた新たな動きがはじまろうとしている。先月、コペンハーゲン郊外の住宅に一人の日本人医師の姿があった。東京医科大学医学総合研究所の西岡久寿樹所長だ。


日本で子宮頸ガンワクチンの副反応の解明に、第一線で取り組んでいる。面会したのは、副反応を訴えるシモーネさん15歳だ。


彼女の体に異変があらわれたのは三年前だ。ワクチンを接種した後、繰り返し失神し、前身に痛み、歩くことが出来ないなど、症状が次ぎ次ぎあらわれた。


西岡医師(首の付け根を軽く押さえながら)「ここは痛いかな」


シモーネさん「痛いです」


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ここはシモーネさんをはじめ、患者80人が通院治療をする、副反応治療の拠点になっているフレデリスクベア病院。デンマークの国立病院が西岡医師に共同研究を依頼。日本とデンマークの患者、それぞれの情報交換が行われた。


西岡医師「私達が今診ている患者達は、かつて診たことがない」


イエスパー・メルセン研究局長「私達の患者も同じだよ」


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患者の総合診療など、総合的に調べた結果、日本とデンマークの患者は症状がほぼ同じであることがわかった。


西岡医師「全部そろっている。自律神経障害でしょう?記憶障害、繊維筋痛症を同じような症状。それから、自律神経の障害の様々な症状が全部出ている。共通のプロトコル(手順)で、共通の臨床研究プロジェクトを始めようとまとまったから、すごい前進だと思う」


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イエスパー・メルセン研究局長もこう強調する「デンマークと、他の国の患者達の症状が似ていることは、とても興味深いことです。共に、それぞれの症状を、それぞれの視点から確認していく必要があります」


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今月には、デンマークから医師が来日し、研究の成果は、WHO世界保健機関にも提出される予定だ。


デンマークで副反応を訴えるサラさん。学校に通えないまま、一年半がたとうとしている。


昨年、5月27日放送の酒井さんの映像。番組でこれまで報道してきた、副反応を訴える日本の少女。その姿をその日はじめてみたサラさんはーーーーー


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『私達のことを受け入れて下さい』 子宮頸がんワクチン "孤立無援の状態"全国からの訴え ニュース23


足を引きずりながら歩く酒井さん、19歳。三年前、子宮頸がんワクチンを接種した後、麻痺や痙攣を発症した。


ワクチンを接種する前までは、コンクールで入賞するほどピアノが得意だったが、今は利き手の右手も、自由に動かすことができない。歩くことにも障害が出ている。



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「どうして見るのが辛いのかわからない。他の女の子達がとても辛い思いをしていて。最初の女の子だと思うけれど、『接種する前は、音楽やいろいろな場所に旅行したり。でも今は、もう以前みたいにできなくなってしまったのよ』


どうして自分達は、こんな目にあわないといけないのか。その答えをサラさんは求め続けている。


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子宮頸がんワクチン被害、母親らが連絡会 25日に発足 2013年3月24日 朝日新聞アピタル


【斎藤智子】子宮頸(けい)がんワクチンを接種後に重い副反応が出たとして、全国各地の被害者の母親らが25日、都内で被害者連絡会を立ち上げる。歩行困難になったケースもあるといい、被害の実態を広く訴える考えだ。


 「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(042・594・1337)。約20人が参加を表明している。事務局長は東京都日野市議(自民)の池田利恵さん、代表には杉並区内の中学生の母親が就く予定。


 池田さんらのもとには、ワクチン「サーバリックス」や「ガーダシル」を接種後に痛みやしびれなどの症状が出て、病因がわからないとの相談が東京のほか富山、愛知、和歌山、山形、長野、長崎などの各県から寄せられている。池田さんは「副反応とは思い至らず苦しんでいる人は多いのではないか。治療法を探し社会的救済を図るとともに、被害の拡大を防ぎたい」としている。


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