2015/02/06

『がん対策基本法』から『医療志民の会』そして『公費助成運動』へ

※2017.3.16
森友学園の疑惑が追求されているため、『医療志民の会』が注目されているようです。多数のお問い合わせをいただきましたので、新しい情報を付け加え再掲載しました↓


『医療志民の会』について 『がん対策基本法』から『医療志民の会』そして『公費助成運動』『医学部新設推進』へ


【2006年6月】

  • がん対策基本法が議員立法で成立する
  • 創薬を目指したNPO法人が設立される




【2008年2月21日】

『医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟』設立。

(肩書きは当時のもの)

  • 会長 尾辻秀久参議院議員(自民党)
  • 会長代理  仙谷由人衆議院議員(民主党)
  • 副会長 坂口力衆議院議員(公明党)
  •     塩崎恭久衆議院議員(自民党)
  • 幹事長 鈴木寛参議院議員(民主党)
  • 幹事長代理兼事務局長 世耕弘成参議院議員(自民党)
  • 副幹事長 西田実仁参議院議員(公明党)
  • 事務局次長 萩生田光一衆議院議員(自民党)
  •      足立信也参議院議員(民主党)




【2009年4月】

麻生太郎政権でまとめた「日本経済再生への戦略プログラム」の中に、(主にがん医療において)未承認薬などの審査を迅速にするよう提言が盛り込まれた。


日本経済再生への戦略プログラム (中間報告案) 2009年3月30日 自由民主党政務調査会 日本経済再生戦略会議

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  • 海外では承認されているが国内では未承認となっている医薬品ががん等の分野で存在。(約14の未承認薬、他に600件程度のいわゆる適用除外)

  • がん・小児等の未承認薬などの集中治験(臨床研究)審査体制を早急に確立(上記600件程度の中から選定して実地)スーパーファストトラックの創設 : 優先審査

  • 未承認薬などの治験を3年以内に終了。

  • スーパーファストトラックの対象となる未承認薬等については審査期間を6ヶ月までに短縮(従来の審査期間 : 12ヶ月)。

  • その他の医薬品についても承認までの期間を2.5年、医療機器についても1.5年以内に整備





【2009年4月15日】

自民・経済再生会議  未承認薬支援などの最終報告了承





【2009年7月21日】

長妻昭厚生労働大臣へ以下の23団体が、子宮頸がんワクチンへの公費助成を求め、要望書を提出。子宮頸がんワクチンの公費助成運動の共同代表、女優の仁科亜季子氏癌研究会顧問の土屋了介氏も同席。


●医療構想・千葉
●医療法人社団 ゆうあい会 ゆうあいクリニック
●財団法人日本対がん協会
●子宮頸がんから女性を守るクリック募金
●子宮頸がん征圧をめざす専門家会議(子宮頸がんゼロプロジェクト)
●子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会
●市民のためのがん治療の会
●社団法人ティール&ホワイトリボンプロジェクト
●社団法人日本産科婦人科学会
●社団法人 日本病院会
●全国医学部長病院長会議
●全国骨髄バンク推進連絡協議会
●特定非営利活動法人 子宮頸がん啓発協会 Think Pearl
●特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会
●特定非営利活動法人 日本婦人科腫瘍学会
●日本癌治療学会
●日本臨床腫瘍学会
●八王子内科クリニック
●らんきゅう 子宮がん・卵巣がん患者による患者のためのサポートグループ
●卵巣がん体験者の会スマイリー
●リボンムーブメント
●リレー・フォー・ライフin福岡実行委員会
●『I know』プロジェクト。



集英社で連載しているジャーナリストの斉藤貴男さんは「医療機関や学会をさて置けば、草の根的な市民グループが目立っていたのが大きな特徴」と感想を述べておられる。


私はこのメンバーには見覚えがあった。


こちらは、県立福島大野病院事件の後の2009年4月11日に設立された『医療志民の会』という会だ。私も設立シンポジウムに参加したからよく覚えている。医療崩壊をくい止めたいと願う医療者、患者、市民が参加した草の根の運動だった。


医療志民の会ニュースblog

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前の年(2008年)に民主党から出馬宣言した、元薬害肝炎原告団の福田衣里子氏が参加していたのが印象に残っている。その他にも政治家が参加していたが、当時民主党に所属しておられた鈴木寬議員梅村聡議員、薬害エイズで有名な川田龍平議員などいずれも民主党に関係のある政治家が多かったように記憶している。シンポジウムの司会をしておられたのは、現神奈川県知事の黒岩祐治氏


(当日の様子を伝える報道。今と違って、医療者と市民とが同じ方向を向いていたことが伝わると思います。↓)


「医療崩壊食い止めたい」 患者や医師が立ち上がる 2009/4/13 j-cast 


興味深いのは、この『医療志民の会』と子宮頸がんワクチンの公費助成運動とは、深い関わりがある、ということだ。





【2009年8月】

厚労省「薬事・食品衛生審議会」の「医薬品第二部会」で、グラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」を優先審査に回すことを了解。




【2009年10月】

グラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」4ヶ月のスピード審査で承認される

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