2015/04/04

東京国立博物館でお花見

毎年桜の時期になると、東京国立博物館に行く。毎年この時期は、博物館の裏にある日本庭園が解放され、桜がモチーフの展示物が展示されるからだ。いつも東京の桜が満開になる時期に、私は東京にいない。でもここに行けば、桜が散ってしまっても、お天気が悪くても、満開の桜をみている気分になる。


東京国立博物館 博物館でお花見を


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上野の桜はもう散り始めているから、花びらで覆われた地面を写したほうがきれい。


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国立博物館の日本庭園はどこか違う気がする。建物の重厚感にあうよう設計されているから、桜が散ってもやはり絵になる。


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庭園が解放される時には、コーヒーやマフィン、ビスケットなどのお菓子を売っている販売車がやってくる。毎年ここで、桜が咲く庭園を眺めながらお茶をするのが楽しみ。


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こちらは館内からみた庭園。博物館の窓は、外の景色が絵のようにみえるよう、つくられているみたい。「ここから外に出られます」という案内を目にすると、庭園が解放されていることを知らない人も、思わず外に出てみたくなるみたい。こういう心遣いを知ると日本の博物館も、頑張っているな、と嬉しくなる。


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扉を開け、外に出るとこんな感じ。


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私は仏像をみると、なぜかほっとする。(これはレプリカだそうです)


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こちらが桜の印のついたお花見の時期に公開されている展示物。


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お花見がテーマの浮世絵がたくさん展示してある。町人や遊女など、江戸時代の様々な階層の人達が思い思いに桜を楽しんでいる。当時の版画をみていると今とは別の世界の東京が広がっている。江戸時代の東京は、一体どんなところだったのかまるで想像ができない。タイムマシンがあったら、一度でいいから江戸時代の東京でお花見をしてみたい。毎年そう思いながら、浮世絵の展示室をあとにする。


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最後に長い間、改修工事をしていた『東洋館』に。ここに来ると、亡くなった陶芸家で、人間国宝の三浦小平二先生を思いだす。私が通っていた幼稚園の園長先生のご主人が三浦先生だった。幼稚園には、三浦先生が集めていた中国などの仏像が並んでいた。そのため、私がかく絵は仏像が多かった。私が仏像が好きなのは、三浦先生の影響だ。東洋館には青磁も並んでいるから、とても懐かしく感じる。


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「上野の博物館に行くと、本物のエジプトのミイラもが展示してあるんだよ」と小学生の頃、親戚のお兄さんに教えてもらった。怖いものみたさでみにきたことを思い出す。同じ上野にある科学館にも、日本のミイラが展示してある。しかし、東洋館のほうが子どもが想像するようなミイラだ。


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このミイラをみて以来、エジプトにどうしても行きたくなって、大学生の時にエジプトに出かけた。あの当時もテロの危険があったけれど、今は比べものにならないほど危険になってしまった。気軽に旅行できなくなっていくかもしれない。だから、本物に触れられる博物館というものは、貴重なんだな、と思う。




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