2015/06/11

集英社インターナショナル 編集者の松政治仁さん

ちょうど今から一年ぐらい前だったかな?ジャーナリストの斎藤貴男さんの取材を受けた。同席したのが編集者の松政治仁さんだった。


BS朝日「鉄道・絶景の旅」番組サイト

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ブログに何度か書いたように、完成した本を読んで嬉しくなったのは私がお願いしたことを、斎藤さんと松政さんがちゃんと覚えていて守ってくれたからだ。


本を手にとっていただくとわかるように、著名な医師や政治家など、大勢の方に取材しておられる。 だから私がお願いしたことを、よく忘れず形にしてくれたな、と思うと感激する。


2010年。ちょうど同じ頃、ある本のインタビューにこたえたことがあり、その時には首が動かなくなるほどのバッシングを受けた。あの時の辛い経験が、良い思い出へと上書き保存されたようだ。


いくつか資料をつくって送ったこともある。その資料やメール、一つ一つに目を通してくれたのは編集者の松政さんに違いない。


松政さんはどんな仕事をしてきた方なんだろうとふと思い、調べてみたら、『週刊 鉄道 絶景の旅』という有名な鉄道雑誌の編集長をしておられた。集英社インターナショナルのサイトの情報を読むと、BS朝日の「鉄道・絶景の旅」という番組は、『週刊 鉄道 絶景の旅』から誕生したそうだ。


どちらかというと、ほのぼのした内容の本をつくっていたのに、「外資系製薬企業のロビー活動」に関する資料によく目をとおして考えてくれたなぁとびっくりする。それがプロの編集者なのかもしれないけれど・・・。


松政さんは若い。30代じゃないかと思う。でも、斎藤さんが本をかきたいと相談するような誠実な編集者なのだろう。これはやっぱりお礼を伝えないといけない、とメールをかいて送ってみた。


送られてきた返事には嬉しくなることがかいてあった。


ワクチンを推進してきた「推進派」とよばれる医師からも多くのメールが届き、斎藤さんに敬意を表しておられるそうだ。


斎藤さんの本が出てから、子宮頸がんワクチンの被害を訴える被害者連絡会への批判が和らいだように思うのは、私だけだろうか。いずれにしても、「片方をバッサリ切り捨てる内容じゃないものを」という私の願いは届いたようだ。


斎藤さんと松政さんに一番強くお願いしたのは実は、亡くなった方のためにはじめた募金活動への疑問だった。募金活動の精神とは、もともとは、救命されたものが、救われなかった方のために活動するものだった。だから「どうして政治家が働きかけないと、被害を訴えておられる方に会おうとしないのか。被害者のためには何もしようとしないのか。どうしてもその理由が知りたい」と伝えたのだ。


本を読んで私が感激したのは、その答えがちゃんと書いてあったからだ。募金活動そのものは上手くいかなかったけれど、こうやって対立構造を和らげることができるなら、それでいいんだと思う。




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