2015/07/27

告発スクープ!狙われた税金 医療費の『闇』 生活保護費まで・・・患者を囲い込む実態 フジテレビ『みんなのニュース』 2015 年7月24日放送 その1

告発スクープ!狙われた税金 医療費の『闇』 生活保護を食い物に フジテレビ『みんなのニュース』 2015 年7月23日放送 その2 の続き


伊藤利尋キャスター

番組ではクリニックの会長を直撃し、そして行政を動かしました。


ナレーション

今月19 日。都内の駅(大塚駅)に弁護しなど6人が集まりました。向かったのはほど近いある場所です。


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「あ〜これは酷いね」「ビルじゃない」


ナレーション

実はこの豊島区にある雑居ビルが精神科Bクリニックという精神科の医療施設に通う人達が住んでいるのです。現在住んでいると思われるのは10 人ほど。弁護士達はその暮らしの実態を調査しに来たのです。


(ある部屋のドアをノックする弁護士)


「失礼します。こんにちは」


(部屋に入る)


こちらは去年からこちらに住み始めたというコンドウさん(仮名・60代)。


弁護士

ちょっとここで生活するのは大変だと思うんです。天井もつながっていてプライバシーもないじゃないですか。全部聞こえちゃうしね。


コンドウさん(仮名・60代)

あっ隣でラーメン食べているなって。


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弁護士

全部聞こえちゃうしね。


ナレーション

コンドウさんの部屋は一部屋を板で仕切った狭い部屋です。トイレは共同で風呂はありません。この部屋で生活を強いられているというコンドウさんはーーーー





弁護士

お風呂はどうしているんですか?ここで体を拭いているとか?


コンドウさん(仮名・60代)

そうそう。結局そこの洗面台で洗って体を拭いているだけです。


ナレーション

コンドウさんは生活保護受給者だ。ところが通院しているB クリニックに生活保護費をすべて管理されていました。普段は一円も持っていないといいます。


別の部屋にいたのは50代のヤスダさん。


ヤスダさん(仮名・50代)『心の病』で生活保護を受ける


ナレーション

大手の企業に勤めていましたが、心の病で仕事ができなくなり生活保護を受けることに。ある日、大田区役所の相談員が自宅を訪れーーーー


ヤスダさん(仮名・50代)

訳わからなくなってBクリニックに連れていかれてそのまま、毎日通えとなった。


ナレーション

なぜか半ば強制的ともとれる形でBクリニックへの通院するよう相談員に言われ住むところまで決められたのです。


他の部屋も調べると・・・・不在。この日、ビルにいたのは3人の患者。弁護士達は本人達の意思を確認し脱出を目指すことにしました。


弁護士

じゃあ、今日出る方向でいいですか?


患者さん

いいです。


ナレーション

早速準備をはじめます。弁護士達が部屋から退出したことを知らせる紙をドアに貼ります。こうして劣悪な環境から飛び出した患者達。


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コンドウさん(仮名・60代)

さみしさはあった。一銭もないから。こんなに自由になるとは思わなかった。


ナレーション

患者達はひとまずビジネスホテルに移り、今後について弁護士と相談することになりました。


コンドウさんをはじめ多くの生活保護受給者が通う精神科のBクリニック。心の病を抱える人達の自立支援医療なのですが、プログラムなどに参加せず読書やいねむりをする患者がいます。


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職員はついたての裏で患者と向き合っていないように見えます。


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買い物をしても患者の生活保護費は職員が管理するので自由に使えません。その上患者達は劣悪な環境に住んでいるのです。


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このBクリニックの住居を紹介した相談員がいる大田区役所はーーー


伊藤隼也さん

3畳程度のベッドでいっぱいの所に一人で住んでいる。これだけたくさんの人を送っていて、その事実を正確に区が把握していないことは極めて問題ではないかと思いますが、どうですか?


大田区生活福祉課 根本勝司課長

決して快適とは言えない。


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ナレーション

そして区役所とBクリニックとのつながりについて驚きの事実が。


大田区生活福祉課 根本勝司課長

大田区には生活福祉課の窓口が4課ございます。各課に1人ずつ(Bクリニックから)職員を派遣頂いています。


ナレーション

なんと、Bクリニックをすすめた大田区の相談員はBクリニックから派遣された職員だというのです。


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さらに大田区の他、江戸川区と港区もBクリニックと委託契約し相談員が派遣されていることがわかりました。


相談員は先ほどのような住居を患者に紹介し、Bクリニックへの通院を指示していたのです。


実はBクリニックでは1日10 時間のデイナイトケアを1人が受けると行政から1万円の診療報酬を受けることになっているのです。


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通院患者は1日およそ700人。こうしたことで年間27 億円もの収益をBクリニックはあげていました。


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これはBクリニックの会長がある精神科の学会で語った音声です。


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(今月5日精神科の学会)
最近はペットが非常に多い。散歩すると皆、小さなペットを連れています。ペット飼うなら人間を飼ったほうがいいと僕は思うんですけれどね フフ



そして新たな事実も浮上しました。


ディレクター


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ビルはクリニックのものではありませんでした。4棟とも同じ有限会社が持っています。

ビルの登記簿————


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クリニックは都内4カ所のビルにあり、トップを1人の会長が務めています。すべてのクリニックはビルを借りていて、ビルを所有する会社に屋賃を払っていました。実はこのビル所有会社の役員に、Bクリニックの会長が名を連ねていたのです。


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しかし厚生労働省の通知によると、医療法人の役員は原則として
経営上利害関係にある営利法人等の役職員を兼務できない、とされています。


コメント

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解りました

我々も動いてみます

Re: 解りました

コメントをありがとうございます。

ブログに記録を残しておけば、テレビをみていない方にも、知ってもらえるかもしれない、
そういう気持ちで書いています。私にとっても人ごとではないからなんです。

私自身、知らない間に精神科につなげられ、
おかしいと思って主治医を問いただしたら「精神障害」にされた過去があります。
はじめは家族にも信じてもらえませんでしたが、
ボイスレコーダーに医師との会話を記録して聞かせたらびっくりしていました。

あれからいろいろ行動して、取材した伊藤隼也さんとも知り合うことになったのですが・・・。

最近、伊藤さんにお目にかかったので、この放送の感想を伝えました。
「私も運が悪いと、あの病院にいて、あの部屋に住んでいたかもしれない。
行政は助けを求めても助けてくれないから番組をみていたら怖くなった」

すると伊藤さんは「今のシステムだと誰に起きてもおかしくないよね。僕だってね・・・」
とおっしゃったのでまた怖くなりました。

この病院はとても有名ですからネットで検索するとすぐにわかります。

他にもいくつか似たようなことをしている都内の病院の名前をきいたことがあります。
皆、必ずいうのは「デイケアは、麻雀とかトランプばかり。
あのまま病院にいたら、とてもじゃないけれど、社会復帰できるとは思えない」でした。

だからテレビをみた時に、「噂はウソじゃないんだ」と驚きました。

しかし先日、「みんなのニュース」で続報がありましたが、
東京都の対応はノラリクラリというかんじにしかみえませんでした。
いつになったら、改善に動いてくれるのでしょうか。

私も、これからも、声をあげていきたいと思います。