2015/08/28

女性を惹きつけるマーケティング 平成26年特別展『江戸時代の罪と罰』

このブログはランキングに参加していない。なぜかというとーーーー


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私と息子は高度医療で救命された元患者だ。瀕死の状態から救命されたから、「亡くなった妊婦さんと残されたご家族のために活動する」という、『周産期医療の崩壊の崩壊をくい止める会』という活動に参加していたことがある。


しかし活動していくうちに、私は悩むようになっていった。私達がよかれと思っていても、それが本当に、亡くなった方やご遺族のためになっているのかわからなかったからだ。


いつしか活動から心が離れていった。しかし、キッパリやめてしまうこともまた、無責任じゃないかと悩んだ。父の友人が新聞記事にしてくれたことがあるからだ。


そこで考えたのが「ブログをはじめる」だった。どうせなら、悩む気持ちを素直に表現してみよう、と思ったのだ。


はじめは家族にも内緒で書いていた。もともと「亡くなった方」「ご遺族」のために、と思っていたら、ランキングにも参加しなかった。「いいね!」ボタンも押してくれた方がいたのに、外してしまった・・・。


しかし書き始めてからじょじょにアクセス数が増えていった。


ある時、コメントを書いてくださった方に教えていただいた。その方は私のブログに、複合キーワード(例えば「吉祥寺・ケーキ」など)できて下さったそうだ。ということは、ある程度、検索結果の上位に表示されている、ということなのだろう。


ちょっと嬉しくなった。やっぱり誰かが読んでくれるから『ブログ』だと思った。


SEO対策のために、ブログのアドレスとキーワードを入力すると、上位から何番目に表示されるかがわかるサイトがある。試しに調べてみると、このようなキーワードで読まれているようだ。


医療に関するものだと、





その他は、





医療に関すること以外にも、日本の地方都市について書いてきたのは、急激に過疎化がすすんでいるからだ。旅行にいって「良い場所だな」と思う時には、写真をとり、できるだけ丁寧に感想を書くようにしてきた。


写真をたまたま目にした方が「私も行ってみたい!」「これ、おいしそうだから食べてみたい!」と思ってくれたらいいな、と思っている。博物館や美術館も同様だ。後世に伝えていくためにはやっぱりお金がかかるからだ。海外ではあの手この手で寄付を集めている。日本ではどうなんだろう?


「もしかしたらブログに書いたら宣伝になるかも」と思ったのがきっかけだった。


●来た人、見た人の魂を揺さぶるような展示


今日、国立公文書館で、展示担当をしておられる氏家幹人氏のインタビューを見つけた。私のブログも、もしかしたらお役に立ったかもしれない。実は私も電車に乗っている時に、ポスターで特別展を知った一人。ほとんど電車に乗らないのに、たった一度目にして「どうしても行きたい!」と思ってネットで検索し、すぐに出かけた。


駅や電車の中には、お金をかけた宣伝広告がたくさんあるというのに!それも私だけでなく、私のような人が大勢いたのだそう。


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Q 平成26年特別展「江戸時代の罪と罰」の反響を教えてください。


おかげさまで、来場者が1万5千人を突破しました。ちょうど皇居の乾門の開放の影響があって普段より多くの人が訪れると言っても、せいぜいプラス3千人ぐらいかなと思っていたのですが、予想より多くて、とても嬉しいです。


反響というのは、ぼくはそこまで実感はないです。主催する側は、時たまパネルが落っこちていないかとか、ズレていないかとかを見るだけなんですよ。ただ、いわゆる個人のブログとか、そういうもので結構反響を呼んでいるみたいですね。前の「旗本御家人」の展示の時もそうだったんですが、ブログやツイッターなどを通して、全然歴史好きじゃない人や、関係ないような人が見に来てくれる。今回は特に、若い女性がとても多かったように思います。



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私は特に以下の部分に共感する。女性を惹きつけるために、女性に人気がある俳優さんをつれてくれば視聴率が伸びると思っているテレビ局の方に読んで欲しい。「国立公文書館・罪と罰」で検索して、感想が書かれたブログも一緒にね。これは女優さんや若い女性や子どもの患者さんを広告塔にし『がんの啓発』をすればいい!と考える方々にも当てはまることだと思う。


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Q 非常に盛り沢山な内容でしたが、展示品をリストアップする際にこだわった点はありますか?


いつも心がけているのですが、「凡庸なものは出さない」「貴重書は出さない」。国立公文書館が所蔵しているコレクションの中には、もちろん貴重書や重要文化財が沢山ありますが、貴重な本だから展示するというのは、それは普通なんですね。そうではなく、来た人、見た人の魂を揺さぶるような、そういう展示をしたい。だから基本的には見せる展示ではなく、「読ませる」展示です。ほとんど字ばかりですが、一通り周ると、何か揺さぶりを感じて出て行ってくれるように考えて、資料を選びました。


坂本龍馬や戦国大名などの有名人の展示をやっても、歴史ファンじゃない普通の人にとっては、「ふーん、でも、私と何の関係があるの?」となると思うんですよね。いわゆる偉人、有名人に焦点を当てた展示が多すぎる。それはそれで歴史をみる楽しみだと思います。最後のほうに鼠小僧や長谷川平蔵の資料を入れましたが、彼らについても、小説やお芝居に出てくる姿とはちがう、生の姿を伝えるようにしました。



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「最後のほうに鼠小僧や長谷川平蔵の資料を入れましたが〜」とありますね。こちらが私が書いた感想。まるで、企画の狙い通りに書いているようだと思いませんか?


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最後に、こちらが国立公文書館 罪と罰のGoogleの検索結果。1つ1つのブログを読んでいくと、「人の心を揺さぶる」ということがどういうことなのかよくわかると思います。


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