2015/12/04

いじめは『こころの問題』ではなく『人権侵害』です! いじめを苦にして自死した私の後輩 その1

●いじめ相談のチラシが変わった


学校から帰宅した息子が私に紙を渡した。あっ!『いじめ相談』のチラシだ。相談窓口の中に、都立小児医療センターの「こころの相談」がまだあるのかな、と急いでチェックする。先日、都議会議員さんに「なんとかして欲しい」と直談判したばかりだからだ。


すると・・・都立小児医療センターの窓口がなくなっている!


今まで配られていたいじめ相談のチラシ

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最近のいじめ相談のチラシ

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●もしも精神科医ではなく、はじめから警察や弁護士に相談していたら・・・


私は息子が小学校の時から「いじめはこころの問題じゃなくて、人権侵害です!相談窓口の中に、精神科があるのはおかしいんじゃないですか!」と訴えてきた。なぜなら、精神科にいってしまうと精神科医は被害者の『こころの問題』にしてしまうからだ。しかも多くの場合、被害を受けた子ども達には自殺衝動を引き起こす恐れのある薬が処方されるという。


被害者と家族は、PTSDなどの診断名がつくから安心するかもしれないけれど、ちょっと待って欲しい。もしもお金を盗られたり、暴力を受けていたら、それは犯罪!重大な人権侵害なんだよ!


どうして、いじめられた子どもが診断名をつけられて治療を受けないといけないの?それって被害者に「泣き寝入りをしろ」と言っているのと同じじゃない。


私の後輩はいじめを受け、精神科を受診し結局死を選んだ。当時、メディアにも大きく取り上げられ「学校は何をやっているんだ!」と学校と教員に非難が殺到した。


教員は亡くなってはじめていじめがあったことを知って、残された日記などを、調べたり聞き取り調査をした。しかし、彼がどうして死を選んだのかまではわからなかったそうだ。


●精神科に行かれたら、何があったのか社会に見えなくなる


そこで問題になったのが自殺衝動を引き起こすという「向精神薬」だった。教員は皆こう思ったそうだ。彼がもしも精神科医でなく弁護士や警察に相談してくれていたらーーーーー


だから私は校長先生に訴えたのだ。「精神科で何が行われているのか、知って下さい!いじめを受けていた私の後輩は、精神科を受診して死にました。精神科で処方される薬の中には自殺衝動を引き起こす薬もあるんです。いじめを苦にして自殺したのか、薬の力で死んでいったのか、本当のことはわかりません。学校は反省しているけれど、何があったのかわかりません。だから何を改善したらいいのかわからないし、学べないのです。真実がわからなくなることは、亡くなったお子さんにとって、最も辛いことじゃないですか」


●真正面から取り上げたのは伊藤隼也さんだけ


校長先生のところに伺った時には、医療ジャーナリストの伊藤隼也さんがサピオで連載していた記事をコピーして持っていった。伊藤さんへのバッシングは相変わらず多いけれど、その当時、伊藤さんぐらいしかこの問題を真正面から取り上げてくれる方がいなかったのだ。向精神薬への批判をかこうものなら精神科医や精神科ユーザーから、出版社や放送局に批判が集中する、そういう時代だった。


しかし意外なことに、校長先生は話を真剣に聞いて下さって頷いておられた。その頃、教員のうつが社会問題になっていたから私の話が大げさではないと恐らく心当たりがあったのだろう。


その後も、アンケートにも繰り返し書いて訴えた。自死遺族の会の会員の方の中には、いじめの被害者の親御さんも多いことを知ったからだ。


先日、都議会議員さんにも直談判した。ああやっと変わったんだ、と思った。


それではもう1度、自死遺族の会が主催した講演の内容をアップしようと思う。


●有名な医師や政治家ほど、裏ではずるいことをしている


息子の社会の教科書を読むと私は嫌になる。私は子どもの頃、社会が大好きだったけれど今は嫌いになってしまった。教科書には理想ばかりがが書かれているからだ。先生は子ども達にウソばかり教えているような気がしてならない。


メディアが取り上げる著名な医師ほど、裏ではずるいことをしているし国の要職についてた政治家は私にこういった。 「超低出生体重児の教育問題を個別に働きかけるのは大変だ。予算をつけてあげられるかもしれないから訴えてみて欲しい」。だから私はブログの副題を変えない。


子ども達が大人になった時に、何らかの被害にあった時にはじめて気づくだろう。教科書にかかれていることは理想でありほとんど機能しない。黙っていては誰も助けてくれない。


多くの方々が、命をたってはじめて私たちの社会は良い方向へ変わっていく。私たちの社会は人が死なないと変わらない社会なのだ。だから亡くなった方々のことを、私たちは決して忘れてはならないと思う。



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