2015/12/10

フジテレビみんなのニュース 「『ハイリスク出産』の現場 “障害”って何だ?命と向き合う家族 」 その4


フジテレビみんなのニュース 「『ハイリスク出産』の現場 “障害”って何だ?命と向き合う家族 」 その3 の続き


茨城県つくば市。この日、医療ジャーナリストの伊藤隼也が、ある一家を訪ねました。


岸本太一さん(31)妻 美玲さん(37)


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岸本さん一家は太一さんと美玲さんと子ども4人の6人家族です。1歳の双子の彩里ちゃんと優里ちゃん、今年の秋は4女の光里ちゃんが産まれました。長女の心咲ちゃんは3歳です。


実は心咲ちゃんには、ある障害があります。食事はーーーー


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岸本太一さん(31)

「口から食べるのが難しいので、おなかに穴を空けて、ここからご飯が食べられるように」


飲み込む力が弱いため、お腹には、水分や栄養を送り込む胃瘻が。


「いただきます。あれっお姉ちゃん、お鼻が出ている」


さらに、自分で痰を出したり、鼻をかんだりするのが苦手なため、吸引器を使って呼吸を助けます。


心咲ちゃんの障害は?


岸本太一さん

「18トリソミーです」


18トリソミーとは、染色体の異常により心臓、肺、消化器などに重度の疾患があり、発育が遅いためながくは生きられないとされ、一年後の生存率は30%ととも。


お腹の中にいた、心咲ちゃんの障害をご両親が知ったのは、妊娠10ヶ月の時でした。


岸本美玲さん

「まず、生まれてこられるかわからない。生まれてこれても、その病院では治療を積極的には出来ない、と言われたので」


岸本太一さん

「お母さんの体のことも考えて、子どもというよりも、次の赤ちゃんのことを、優先してあげたらどうですか?という説明」


医師による説明書には「児の生存できるかは、児の出生後の呼吸がカギを握ります」と書かれています。


そして、2013年12月22日、心咲ちゃんは帝王切開で誕生。


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岸本太一さん

「(生命力が)強い方だったんだと思います」


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1789gで産まれた心咲ちゃん。その小さな手は、しっかりとお父さんの指をつかんでいます。


続く


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