2015/12/13

『下町ロケット』の「ガウディ」開発と新型出生前診断 その4


『下町ロケット』の「ガウディ」開発と新型出生前診断 その3 の続き






(その後、様々な策略で頓挫しそうになるけれど、諦めず開発を続ける)


ちょうどその頃、アジア医科大学貴船教授の悲願である「コアハート」の臨床試験が開始された。


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そんな矢先、一人目の被験者の容体が急変、死亡してしまう。


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貴船教授

「このバカどもが〜」


●みんなのニュースが問うていること 検査そのものを批判しているわけじゃない


患者さんが死亡して「医療ミスが発覚?」というシーンで終わる。臨床試験で、患者さんが亡くなっていく・・・。


私は、伊藤隼也さんにこの問題を教えていただいた時に、問題の本質がどこにあるのかよくわからなかった。


でも、自分自身で調べていくうちに、何かがおかいしいと思うようになった。特に、米国のシーケノム社の代理店「ジーンテック」が設立された経緯だ。国立成育医療研究センターの公式サイトで公開されている、倫理審査の記録をみたけれど、不思議なことに一番肝心な利益相反について議論されていない。


そして・・・私が「出ていけ!」と言われたことと、関係があるのかもしれない、と思った。


●臨床研究や治験は、子どもの未来のためにあって欲しい


下町ロケットは、ちょうどいい時に放送されたね!臨床研究や治験なんて、病気じゃない人はあまり関心がないでしょう?伊藤さんとフジテレビは、検査そのものを批判しているわけじゃないんだと思う。検査をどのように普及させるべきかを、問うているのだ。


今田耕司さんが演じるゴッドハンドを持つ心臓外科医が、


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長良医療センターの川鰭市郎医師や東京女子医大 仁志田博司名誉教授だと思うと、何を伝えたいのか、わかっていただけるんじゃないかと思う。


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フジテレビみんなのニュース 「『新型出生前診断』わが子の障害・・・母の選択 」 2015年9月15日放送 から

東京女子医大 仁志田博司名誉教授

「この技術の導入のために、本当だったら恵まれて生まれるはずの命が消えちゃう可能性がある。そのことは倫理的に非常に重要な問題なんです」






私は、カギを握るのは川鰭市郎医師のご専門、胎児診断や胎児治療なのかな、と考える。


もともと私が臨床研究や治験に興味を持ったのは、子どもが超低出生体重児で産まれたからだけじゃない。友だちが治験の専門家だからだ。彼は周産期医療の治験にも関わってきた。


小さな子ども達のお薬や医療機器は大人と違って、お金にならない。ずっ〜と後回しにされてきたと教えてもらった。


ドラマで注目が集まったから、これをきっかけに、小児医療における、臨床試験や臨床研究そして治験に、多くの人達が関心を持ってくれたらいいな!!


子どもの未来のため、『命をすくうために』あって欲しいから。



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