2015/12/18

国立高度専門医療研究センターには国民に説明する義務がある 私が10年かけて調べてきたこと その2



●倫理委員には、相応しい倫理観があるのか


こちらが新型出生前診断の検査の導入が議論された委員会の記録。倫理委員の中には見覚えのある医師が・・・。奥山眞紀子委員だ。奥山氏の名前をみた時に、私は要望書を出すだけムダなんだとがっかりした。


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国立成育医療研究センター 情報公開 倫理審査委員会 平成24年 第5回倫理委員会
http://www.ncchd.go.jp/center/information/committee/ethics/h24/h24-05.html

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●「殴るのが治療の一環」だという専門家と一緒に研究・・・


私が送った要望書から引用する。


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心のケアにおけるトラブルは、すでに深刻な社会問題になりつつあります。被害を訴えているのは、私だけではありません。「被害が社会に見えないのは、被治療者が権威構造のなかで泣き寝入りをさせられたり 、 閉鎖構造のなかで隠蔽されたりするからである」と専門家より指摘されています。


代表的な具体事例として、日本トラウマティック・ストレス学会元学会長であり PTSD治療の権威、金吉晴医師の起こした暴力事件が挙げられます。精神科医であれば、ハラスメントも許されるのでしょうか。同様に、今回の●医師の対応も、自らの言葉によって相手を傷つけたのなら、さらなる投薬やセカンドオピニオンよりも、まずは心からの謝罪をするべきでしょう。


まして、もともと精神科での治療を望まない患者が、投薬中心の治療で向精神薬を次々処方され、精神障害者とされました。それが明らかな誤りであっても、私には名誉を回復する手段がありません。「失調感情障害」という診断や「障害者手帳を持てばいい」という指導が、今も私や家族を深く傷つけているのです。精神科医療に自浄作用が期待できない以上、センターで解決していただく他ありません。



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●誰のための報告書?


こちらが、ネットで公開されている「こころの診療部」の業績。


http://www.ncchd.go.jp/center/information/report/h18/18-5-05.pdf

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倫理委員の奥山眞紀子氏は「こころの診療部」の部長で現在は特命副院長。暴力事件を起こした金氏と一緒に研究をしてきた。お二人とも日本トラウマティック・ストレス学会の幹部でもある。業績の一覧をみると、私の元主治医の名前が記載されたものもある。元主治医も同様に同学会の幹部だった。


でも、金氏の起こした暴力事件は、裁判所でもカルテ改ざんが認定されているほどの事件だ。金氏の事件を海外に住む人に教えると、皆びっくりする。私が奥山氏なら、金氏に学会を辞めるなり、責任を取るように説得するだろう。なぜなら、それが人の道であり「倫理」だと思うからだ。


精神科医&カウンセラーの倫理違反と被害救済を考える
◆精神科医が患者に暴行:カルテ改ざんの医師に賠償命令 東京地裁



●私が、日本トラウマティック・ストレス学会の「アルジェリア人質事件に関する緊急のコメント」に怒っている理由


こちらには、国がPTSD研究にどれだけ予算をつけたかが記載されている。ため息が出る。金銭の授受に関しては、サイエントロジーとか、反精神医学という批判はやめて欲しい。問題の本質で議論すべきだと思う。


いったいこれらの研究が、私達に何をもたらしたというのだろう?もっと他に、しなければいけないことがあったんじゃないの?私が日本トラウマティック・ストレス学会の『アルジェリア人質事件への声明』に怒っている理由がわかっていただけますか?まずは自らの襟を正すべきじゃないでしょうか!


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殴ったのは治療の一環? - 精神科医の犯罪を問う

要するに、国の精神医学研究の最先端施設で部長を務める精神科医であり、学会長も務めた、PTSDの「権威」である。大規模自然災害や、被害者が多数出る事件が起きると、彼の名前が出ないことはないほどである。さて、このような肩書きだけを見た人は彼についてどう感じるであろうか。ショックを受けて苦しむ人を助ける心の専門家で、しかも国の研究のトップ機関で、組織図上では所長の次に偉いポストにいる人だから、さぞかし優れた人格の持ち主であろうと思うに違いない。


しかし、今回の裁判を見ると、PTSDの患者を殴り、しかもそれを「治療」と称するような人物である。しかも、カルテを改ざんしてPTSDではなく人格障害だとし、その「治療」行為を正当化するという始末である。裁判長にも信用されないようなお人柄ということでした。


いったい彼はどれだけの国の予算を使い、PTSD等の研究をしてきたのだろうか。最近の厚生労働科学研究で、彼が主任研究者となっている研究をピックアップする
�重症ストレス障害の精神的影響並びに急性期の治療介入に関する追跡研究(平成16~18年度)研究費3000万円
�母親とともに家庭内暴力被害を受けた子どもに被害がおよぼす中中期的影響の調査および支援プログラムの研究(平成17~19年度)研究費600万円
�テロ等による勤労者のPTSD対策と海外における精神医療連携に関する研究班(平成14~16年度)研究費480万円
�母親とともに家庭内暴力被害を受けた子どもへの心理的支援のための調査(平成14~16年度)研究費500万円
�心的外傷体験による後遺障害の評価と援助技法の研究(平成13~15年度)研究費1000万円
�学校内の殺傷事件を事例とした今後の精神的支援に関する研究(平成13年度)研究費1000万円
�トラウマのある集団に対する長期的な健康管理に関する調査研究(平成13年度)研究費500万円
少なくとも、5年間で7000万円の予算が費やされている。


このような精神科医の研究に7000万円を費やした挙句、PTSD患者を殴ることを「治療」と主張されるとは、一人の納税者として本当に悲しくなってくる。



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続く

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