2016/01/13

超低出生体重児(早産児・未熟児)の育児 思春期の教育問題 その3 親の経済が予後を左右する 後編


(早産児・未熟児)の育児 思春期の教育問題 その3 親の経済が予後を左右する 前編 の続き


●爆発的に伸びる時期を見極めないと、子どもは伸びない 


いろいろな制度に対する不満はあるけれど、それはさておき、この1ヶ月間、私が毎日、勉強をみてきた。


私は職員室とか先生が苦手なの。勉強をみるなんて拷問だな。嫌だな〜と思いながら仕方がなく教えることに。


●「もう手遅れですよ」と「まだまだこれからですよ」の違い


それでも、じょじょに効果が出てきたようで、ある教科のテストは40点以上、劇的に上昇した!


でも、私は思うの。こうやって、点数を効率的にあげることが、教育なの?


教育というと、私は小学校時代の恩師を思い出す。私はその恩師への年賀状に「息子がひどい点をとって」と書いた。そうしたらやっぱり先生だな、と思った。返事が送られてきた「それだけ悪いということは、まだまだこれからですよ!」と一言添えてあった。


「新型出生前診断診断」で、日動画廊の長谷川さんの発言に非難が集中した。


茨城県教育委員「障害児出産を減らす方向に...」と発言し批判殺到 フジテレビ


でも、あの発言は今の教育現場を象徴していると思っている。


だって、今の先生は忙しくて教員の大半は教員というよりも会社員みたいだもの。恩師のように教育の理想や哲学を語らない。「まだまだこれからですよ」なんて、ほとんどの教員は言わないだろう。先生は私の小学校時代の恩師だけれど、小学生にだって、先生の信念や哲学は伝わっていた。


点数をあげるだけなら、塾と私でもいい。別に学校に行かなくてもいいじゃない。私でも先生ができちゃうじゃない。


でも、人は一人で生きているわけじゃないし、仲間や友だちができるように学校があるんでしょう?


●授業中、先生のいうことを、細かくノートに記録すると成績がよくなる・・・


保護者向けの説明会である先生が言っていた言葉に、私はちょっとついていけないと思ってしまった。「評価をよくするためには、例えば普段の授業で、先生のいうことを、もらさずノートに写す。これなんか良いですよ」なんて言ったからだ。


あのね、製薬企業のロビー活動なんて、とても巧妙なのよ。先生がいうこと、教科書に書いてあること、新聞にかいてあることが絶対だ、正しいだなんて、今の時代に教えたらダメだよ。


先日、ダイハードをケーブルテレビでみたけれど、テロがあの当時よりも、リアルに感じられ、作り話には思えなかった。一昔前よりも、世界は不満に満ちている。こういう時代に、とてもじゃないけれど、「素直に信じなさい」なんて教育は私にはできそうにない。


まるで今の日本の公教育は、「平均」という理想を追い求めているようだと思う。与えられた課題を無難にこなし、疑うことを知らない子どもが大人になった時に、もしも社会が劇的に変化していたら、どうするのだろう?


それでも息子は楽しそうに学校に毎日通う。私は息子と同じ年頃、もっと先生や学校に反発していたけれどなぁ。「偉いなあ」と私は思う。私なら、とっくの昔に学校に通えなくなりそうだ。

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