2016/02/09

NHKクローズアップ現代 『“副作用”がわからない? ~信頼できるワクチン行政とは~』その9


NHKクローズアップ現代 『“副作用”がわからない? ~信頼できるワクチン行政とは~』その8 の続き


●使用中止の判断が下されたロタシールド


この仕組みを使って直ちに使用中止の判断が下されたワクチンがあります。


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乳幼児に感染性胃腸炎を引き起こすロタウイルスのワクチン、ロタシールド。1998 年に販売されました。


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●疑われた副作用は、命に関わる『腸重積症』


その直後から副作用として腸重積症という重い腸の病気が疑われます。


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●半年で10件の報告 接種を中止に


報告は半年で10件でしたが、すぐに医師に対し、接種を見送るよう通知されました。


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●データベースで照合した結果 発症率が13.6倍に



そして電子カルテのデータベースでワクチンとの関係を調査。


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すると、このワクチンを接種した人は発症率が13.6倍であることがわかったのです。


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●ロタシールドを打って腸重積症になる人は1万人に1 人


ロタシールドを打って腸重積症になる人は1万人に1 人の割合。命にかかわる事態に陥ります。


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一方、ワクチンを打たない場合、ロタウイルスに感染して重症化するのは1万人に20人の割合。数は多いものの、主な症状は下痢による脱水で水分補給をすれば命に関わることはほとんどありません。結局デメリットが大きいと判断され、危険を察知してから、わずか4ヶ月後に使用中止となりました。


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ロタ・シールド調査研究共同主任(当時) エリック・フランス医師

症例はごくわずかでしたが、この仕組みによって迅速に使用中止の判断ができて安心しました。


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続く


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