2016/02/16

『ジャパンワクチン』の人達はそんなことは言っていない 誰がブランドイメージを傷つけてるのか


先日、医師の友人が遊びにきて私に教えてくれた。私が、HPVVのプロモーションを、ずっと追い続けてきたからだ。東京に来たのは、勉強会があったようだ。


「今日、今まで一緒にいた人は、実はジャパンワクチンの人なんですよ。ジャパンワクチンを知っていますか?」


もちろん。グラクソ・スミスクラインと第一三共株式会社が、共同でつくったワクチンを売るための会社のことだ。まあ、私は名前を聞いただけで、いろいろ言いたいことはある。


でもせっかくだから、一番ききたかったことを尋ねてみた。「『ジャパンワクチン』の人達も、偽被害者が多いとか、演技をしているとか、ほとんどが心因性だと思っているんですか?」


彼は一部の医療者とおぼしき人達が、ネットで繰り広げている議論を頭に思い受かべたのだろう。苦笑いをして私にこう言った。


久住医師の質疑応答

Wedge Infinity の記事「日本発『薬害騒動』の真相」への反応


「『ジャパンワクチン』の人達だって、そんなことは思っていないし、言ってもいませんよ」


私は「やっぱりな」と心の中で思った。グラクソやメルクが、被害者の面会を拒むのは、裁判を想定しているからだろうと思っていたからだ。企業の対応としたら仕方がないのかもしれない。本当に彼らがアクドイのなら、私にも何かしらの嫌がらせのようなことがあっていいはずだ。


私はグラクソやメルクのプロモーションには、言いたいことが沢山ある!でも彼らの名誉のために書いておくけれど、嫌がらせなどは今まで一度もない。


それどころか治験の仕事をしている友人は「日本の利益相反はたしかにおかしい。何とかしないといけないよね」と私に言っていたほどだった。


私は中で働いている人の本音をきいて安心した。


友人が言うには、中で働いておられる方々の今の関心は「どこまで被害だと認めていくか」ということだそうだ。


いつか父も私に水俣病の救済について、同じことを言っていたなぁ。「被害者といっても、中には被害者じゃない人までいる。それに救済と一口に言っても、どこで線を引くかは、とても難しいんだよ」


学生だった私は、父の言っている意味が分からず、ケンカになってしまった。


しかし今になると、救済をどうしたらいいのか、という企業の側のとまどいもわかるような気がする。


「ワクチンを製造・販売する企業と、医師の考えは少し違うんです。さらに医師も、感染症を撲滅しようとする医師と、小児科医とは少し考え方が違います」と友人が言っていた。


今回のHPVV は、がんを予防するワクチンだから、がん治療に関わる医師は、また考え方が違うのだろう。


1つだけはっきりわかったのはーーーーーワクチンを製造・販売している会社にとっても、被害を訴える人達に辛く当たる一部の医療者の活動は、よい印象を持たれていない、ということだ。被害を訴える人達を、公然と非難するなど、してはいけない、と言っていた。


考えてみれば当然だ。ワクチンを打った方々は、ワクチンを製造・販売している会社と、ワクチンをすすめる医師の言葉を信頼したからこそ接種したのだ。反ワクチンや反医療の考えを持っていたら、ワクチンを接種するはずがない。


自分達を信じた人達に辛くあたるなんて、長い目でみれば、ブランドイメージを傷つけることにつながるものね。








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