2016/02/19

『ジャーナリスト』村中璃子氏のツイートに愕然とする



●「インターネットを悪用した人権侵害」の撲滅に力を注ぐ法務省


先日、法務省が「在日特権を許さない市民の会」の動画に対し、初めて削除要請をした。当然というか遅すぎたと思う。言論の自由とは最低限のルールやマナーを守ってこそ、保障されるものだと思うから。


◆  ◆  ◆


ヘイトスピーチ動画、法務省要請で初の削除 ニコ動など 朝日新聞デジタル 2016年2月15日11時40分

インターネット上で公開されているヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)の動画が人権侵害にあたるとして、法務省がサイトの運営者に削除を要請し、一部が応じたことがわかった。ヘイトスピーチを撮影した動画が削除に至った初めてのケースという。

◆  ◆  ◆


●急増する子どもの「ネットいじめ」


子どもの通う学校では「ネットでのいじめはやめよう」という手紙を一年に何度も配っている。そのほかにも警察の方が学校にきて授業もしている。それほど深刻なのだ。法務省のサイトに「ネットいじめ」について、詳しい説明がある。


◆  ◆  ◆

法務省 インターネットを悪用した人権侵害をなくしましょう

2016-2-18-2.png

インターネットによりコミュニケーションの輪が広がり便利になる一方で,インターネットを悪用した行為が増えており,他人への中傷や侮蔑,無責任なうわさ,特定の個人のプライバシーに関する情報の無断掲示,差別的な書き込みなど,人権やプライバシーの侵害につながる情報が流れています。

◆  ◆  ◆


昨日私が、ある団体を通じて某お役所に質問書を送ってもらったのは、ネットで被害者の人権を踏みにじる発言を繰り替えす一部の医療者に我慢できなくなったからだ。


●改ざんされた個人情報を、不特定多数に向けて晒すジャーナリスト・・・ 


その象徴的な存在が、村中璃子さんという医師免許を持つジャーナリストだ。彼女に対する批判はたくさんあるけれど、今日はそれがテーマではないから書かない。


私は彼女のあるツイートに呆然とした。


リンクを張ると、興味本位でみる人もいるだろうからあえて記載しない。村中さんは、医療ジャーナリストの伊藤隼也さんの亡くなったお父様の裁判の記録をツイートしていたのだ。


村中さんは気づいておられるのだろうか?この文書はわざと改ざんしてあるのだ。もちろん嫌がらせのためだろう。非常に悪質だと思っていた。


こうしたプライバシーに関わる文書を、不特定多数の目に触れるネットに晒すことは、法務省のサイトに記載されている「ネットいじめ」の定義に当てはまるだろう。それどころか裁判記録などの公文書を勝手に書き換える改ざんは犯罪行為だったはず。


「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」のだろうか。その文書を伊藤さんを快く思っていない人達が、真偽も確かめず公然とネットでさらし続けてきた。


その改ざんされた裁判の記録を、HPVVの被害を訴える方々を支援する医師の名誉を傷つけることに利用するなんて。とてもジャーナリストだとは思えなかった。


ああ、こういうのは嫌だ。大人がこういうことをするから、こどものいじめがなくならないのだ。


●ネットと現実社会は違う


もっとも、ネットと現実社会は違う。私だけが「嫌だ」と思ってみていたわけじゃない。


「どんな理由があっても、医師を名乗る人が、被害を訴える人達を公然と批判したらいけない」というのが、一般社会の暗黙のルールだし、少なくとも先進国とよばれる国では常識だと思う。


ここにきて法務省もようやく重い腰をあげた。時代は変わるはずだ。その日が一日もはやくくるように、私も『NO』という声を上げていくつもりだ。


コメント

非公開コメント

No title

始めまして。記事をとても興味深く読ませていただきました。私もサクラ47さんの記事にとても同感です。以下のところとても共感いたしました。
**********
こうしたプライバシーに関わる文書を、不特定多数の目に触れるネットに晒すことは、法務省のサイトに記載されている「ネットいじめ」の定義に当てはまるだろう。それどころか裁判記録などの公文書を勝手に書き換える改ざんは犯罪行為だったはず。
**********
ジャーナリストとネットいじめ、非常に根の深い問題だと思います。私もこうしたジャーナリストの発言等を見ておりますと非常にかなしい気持ちになります。今後ともぜひ興味深い記事を書き続けていってくださればと思います。ありがとうございました。

Re: No title

このたびは、私のブログを訪問いただきありがとうございました。

私はこの改ざんされた文書を見つけた時、本当に嫌な気持ちになりました。どんな方法でも、批判できればいいのかとショックを受けました。村中さんは、ジャーナリストを名乗るのであれば、ご自身が批判する方達への人権にも関心を持って欲しいですね。

あんまりにも伊藤さんに対する悪口が酷いので、国立国会図書館に行き、伊藤さんの過去の記事を読みました。ネットに書かれている批判が本当なのか、自分の目で確かめたんです。

そうしたら、良い記事がいくつかあって、伊藤さんにメールを送って、お願いしてブログに引用させていただきました。悪口を放置しておくと、そのうちに「伊藤隼也が書いた記事だから」と読んでもらえなくなるんじゃないかと思ったからです。引用させていただいた記事はいくつかあるのですが、私が一番良いと思ったのは、こちらのサピオに連載されたエイズの特集です。


『 今も感染と差別は広がり続けている ――エイズ忘れられた病渦――』 親に言えない! 仕事がない!家庭と職場を覆う差別と偏見 その1
http://sakura4747.blog.fc2.com/blog-entry-405.html


伊藤さんはもともと精神医療でお父様を亡くされ、医療ジャーナリストになったそうです。だから、こうした記事が書けるんだと思いました。文字におこしてブログにアップしたら、ゲストさんのように読んでくださる方が増えました。今は「サピオ・エイズ」で検索すると、上位にきます。

私自身が手のひらにのる小さな子どもを生んだからわかるんです。記事を読んで、あの頃の記憶が蘇り、人ごとだとは思えませんでした。今まさに、ご自身やご家族が陽性だと知り、ショックを受けている方の希望になればいいと思いました。