2016/03/06

医療情報誌『集中』出版の不思議 その4 『国立がん研究センター研究費不正報道』と『神奈川県予防接種研究会』


●なぜ削除されたのか


『集中』のWebサイトに掲載されていた「『国立がん研究センター』研究費プール問題の深淵」はいつの間にか削除されたようだ。記事のアドレス http://www.medical-confidential.com/confidential/2013/04/post-533.html をクリックしても今はーーーーー


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「ページがみつかりません。削除されたか、ページが移動した可能性があります。」と表示される。探しても出てこないから、削除されたのだろう。私は削除された理由が気になった。


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●記事が削除された2015年4月27日頃、何があったのか・・・


削除されたのが、だいたいいつ頃なのかがわかれば、手がかりが掴めるかもしれない!そこで記事を復活させることに。


こういう時に便利なのが、Internet Archive ( https://archive.org/web/ ) というサイト。ここに記事が保存されていたら、消された記事が読めるし、いつ頃削除されたのか、おおよその時期もわかる。


さっそく、「『国立がん研究センター』研究費プール問題の深淵」の記事のアドレス http://www.medical-confidential.com/confidential/2013/04/post-533.html を入れクリックする。すると削除された記事が見事に復活!削除された時期は・・・どうやら、昨年の4月27日頃のようだ。


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そこで次に子宮頸がんワクチンの被害を訴える患者さんの団体、『全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会』がこの頃、どのような活動をしていたのか調べてみた。『集中』に情報提供していると思われる方は、子宮頸がんワクチンの公費助成推進運動にも関わってきた。何か動きがあったかもしれない。


すると面白い事実がわかった。削除される一週間ほど前の昨年4月21 日、『全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会』が、こちらの記者会見を行なっている。ジャーナリストの岩上安身氏のWebサイトに記事がある。タイトルにある「醜悪である」と発言したのは、神奈川県予防接種研究会のメンバーの久住英二氏だ・・・。


◆  ◆  ◆

2015/04/21 子宮頸がんワクチン推進派による声明は「事実に基づかない」 副反応被害者・弁護士らが抗議 ~推進派医師が被害者らに「醜悪である」などと暴言を浴びせていたことも明るみに


(略)この声明は4月4日付けで医療ガバナンス学会のメールマガジンとしてインターネット上に公開されており、同学会の理事長を務める久住英二氏が、ワクチン接種後に健康障害が起きた患者らに対してTwitterで「醜悪である」などと、医師として不適格極まりない発言を行なっていることも明らかになった。


(問題となっている久住英二氏の発言)



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子宮頸がんワクチンで被害を受けた、という方々の問題は、反原発活動と同様、先鋭化しすぎて一般の方々の賛同を受けられにくい、という点にあると思う。そして、ポリオ生ワクチン被害者やVPD被害者を引き合いに出している点が醜悪である。


◆  ◆  ◆


4月24日には、斎藤貴男さんの『子宮頸がんワクチン事件』が発売されている・・・。




子宮頸がんワクチン事件子宮頸がんワクチン事件
(2015/04/24)
斎藤 貴男

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●2015年4月21日の記者会見と、『子宮頸がんワクチン事件』に共通すること


『全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会』の記者会見と、斎藤貴男さんの『子宮頸がんワクチン事件』に共通するのは『神奈川県予防接種研究会』と、研究会のメンバー、ナビタスクリニック理事長久住英二氏の『醜悪』発言を取り上げていることだ。斎藤さんの本には『神奈川県予防接種研究会』を傍聴した感想と久住氏のインタビューが掲載されているのだ。


『国立がん研究センター研究費不正問題』と『子宮頸がんワクチン』のロビー活動。いっけんすると関係ないように思われる二つの事柄。しかしよくよくみていくと、交差していることがわかる。


続く


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