2016/03/14

『牧本事件』を追う その2 牧本敦医師の講演「すべては小児がんの子ども達のために」①


様々なメディアで一方的にバッシングされた牧本医師。牧本医師の講演を文字におこし、報道が真実なのか検証していきます。


2012年8月24日(金)開催 もっと知ってほしい「小児がん」のこと in 福岡~What We Can Do Now:わたしたちにできること~
「病気の子ども達から教えられたこと」





小児がんについて 牧本敦


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皆さんこんばんは。


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今日は主に、私が勤めている国立がん研究センター中央病院というところの、子ども達から教えられたことを、小児がんに関する説明を含め、解説したいと思います。


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●小児がんは子どもの病死の原因、第一位


去年(2011年)から今年(2012年)にかけて、国も、小児がんの対策が遅れているということで、私や他の先生をお集めになって、小児がんの問題点はどういうところにあるのか議論をしてきました。


その時に、議員さんの会館の呼ばれた時に、皆でつくったスライドを数枚、示します。端的に言葉が書いてあるんですけれども、小児がんというものは、病気で死んでしまう原因としては第一位なんですね。


例えば、心臓病とか先天異常とか、重病とよばれる病気はいくつもあると思うんですが、いまだに子どものがんというものは、子どもの命を奪う、一番、多いものである、ということです。


●小児がんの子ども達 年間およそ2500人か 


年間、およそ2500人といわれていますが、まだ国に大人のがんも含めて、がん登録の制度というものが確立していないので、大体、これくらいじゃないかという数しかわかりません。


一方で、先ほど、二人に一人ががんになるっておっしゃっていましたけれど、大人のがんはだいたい、60万人くらい毎年発生しているんですね。ですから、(小児がんは)すごく少ないことがわかると思います。


●数は少ないが多様


ただ、小児がんとひとくくりにして、2500人なんですが、その2500人が様々ながんを含んでいて、年齢も0歳から20歳を越えても、小児がんになってしまう場合があります。多臓器、身体中、いろいろな器官にわたりますので、すごく多様です。


続く

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