2016/03/17

『牧本事件』を追う その3 患者でも、患者家族でも、遺族でもない私にできること



古典落語の『唐茄子屋政談』。吉原の花魁に入れあげてお金を湯水のごとく使い、勘当された若者が、人助けをし、再生していくという古典落語の人情噺です。こちらの柳家さん喬は、親戚の叔父です。今日のテーマにピッタリなので、紹介いたします。





●Googleの検索結果を、変えてみよう!


前回までは牧本敦医師の講演の内容を紹介しました。文字におこすのって、結構時間がかかるんです。私がどうして文字におこしたかというと、Googleの検索結果に反映させるためです。


牧本医師は「もう一度、小児がんの治療をしたい」そうです。私は牧本医師のブログを拝見した時に思いました。「もしも、報道されているような悪い医師だったら『もう一度戻りたい』と書くのかな?」。


不正があったのは確かだと思います。しかしその一方で、報道されていない(できない)事実もあるんじゃないと思いました。


◆  ◆  ◆

ひとつ歳をとりました。 小児がんと闘う牧本敦医師のブログ 2014/09/29

再び自分が「小児がんと闘う」ことが、そのような方々に自分ができる唯一の償いであるし、自分の生きる道であるという確信に至りました。

まだ、将来像も白紙であり、現時点では自分を鍛え直すこと以外には何も動けないのですが、少しずつ考えていければと思います。


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ただ「もう1度」と思っても・・・現実は厳しいようですね。


患者会からなどから、嘆願書や請願書などが出ていないか調べてみましたが・・・残念ながら出ていないようです。


難病と闘う子ども達には『メイク・ア・ウィッシュ』という団体があり、願いを叶えてくれます。でも、お医者さんにはありません。何かできないかと、考えて思いついたのが、Googleの検索結果に良い情報を反映させてみよう!、でした。


患者でも、患者家族でも、遺族でもない私にできることなんて、たかだか知れています。それでも、何かせずにはいられませんでした。


●もっと他に、批判する方法はあるはず


なぜなら、『牧本敦』で検索すると今はこんな感じ。ご本人のブログの下に、ネガティブな情報がこれだけ並ぶのです。


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しかも、批判記事にはこのような言葉が並んでいます。


『何もしなくてもカネが降ってきます。努力せずに金が来る』
『貧相な研究業績だ』
『巨額の研究費を扱うに相応しい人物だったのか』



たった一人を実名でつるし上げ、このような辛辣な言葉で批判する理由が私にはわかりません。もっと他に、批判する方法があるでしょう?これでは『いじめ』と同じじゃないかと思ってしまいました。


『牧本事件』を追う その1 「拠点病院の研究者たちには、何もしなくてもカネが降ってくる」は本当か


もし私だったら・・・。マイナスの情報がいつまでも上位に表示されたら、耐えられそうにありません。だからせめて「このお医者さんはどうして、こんなことになったのかな?」と、立ち止まって考える人を増やしていけたらいいなぁ、と思いました。


上位に反映させるには、いくつかコツがあるそうですね。1つだけハッキリしているのは、内容を充実させる、ということだそうです。そこで集中的に、記事を書いてアップしてみました。一ヶ月後、半年後、少しずつ変わっていくかもしれません。


ただ、患者さんとご家族の中には「私的流用がどうしても許せない」と考える方もいらっしゃるでしょう。私も、高度医療で救命された元患者なんです。患者さんの生活は大変ですからね。


冒頭で紹介したのは、『唐茄子屋政談』という古典落語のお話です。私の親戚の叔父は、この動画に出ている柳家さん喬といいます。テレビにはほとんど出ませんが、古典落語の世界では結構有名なんです。牧本医師の報道を知った時、私の頭に浮かんだのが、叔父さんの『唐茄子屋政談』でした。


私は、牧本医師にもう一度がんばって欲しいと思います。すべてを失った人にしかできないこともあると思うから。江戸時代の勘当って、今の時代では考えられないほど厳しいものだったそうですね。その江戸時代でも、もう1度チャンスがあったんですから・・・そう思います。


ということで、これからも、この問題を注意深くみていきたいと思います。



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