2016/04/07

週刊文春 カリスマ女医宋美玄にも「有名病院留学」詐称疑惑を読んで その5



●医療への不信を生み出すもの


こうやってブログに本音が書けるまで、何年かかっただろう?もう6年?本当に辛く、長かったなぁ。


さて最後に。宋医師は、ご自身のブログにメディアに出る理由をこのように書いている。


◆  ◆  ◆


されて嫌なことはしても効かない LUPOのパワー全開な日々

そもそも私が目の前の患者さんを診察するだけでなく、いろんな情報発信をする必要性を感じたのは福島大野病院事件などの医療事故報道が医者叩き一辺倒で、このままでは医療者はみんなモチベーションを失って、結果的に困るのは医療者だけでなく患者さんたちもだ、と思った時からです。


それからかなり長い間、
マスメディアは分かりやすく医者を悪者にして視聴率を稼いでいる
とか、
外資の生命保険会社がスポンサーにつくと医療不信を煽るようになるとか、
言葉は悪いですが、マスコミ=マスゴミというような認識でいました。


しかし、実際に新聞・雑誌やテレビの現場に触れてみると、当たり前ですが悪意だけで作っているはずもなければ、言いたいことが全部言える訳でもなく、商業媒体なので読者や視聴者が興味を持つことが優先になります。
すばやく伝えるということと適切に掘り下げて伝えるということの両立が難しいのは、救急外来で専門性の高い治療ができないのと同じ。
まあ、商売のために極端にデフォルメした二元論を唱え、「お上」だか「既得権益者」だかを批判するひたすら質の低い伝え手がいない訳ではないと思いますが、それはどこの業界にも一定数いるレベルだと思います。


医療への報道をなんとかしてほしい!という目的がある場合、ある程度の批判的な目というのも必要だと思いますが、それだけではだめで、やっぱり相互理解を深めることと、出来るだけ顔が見える関係を作っていくことが大事じゃないかと思います。まあ言うのは簡単ですが、北風をびゅーびゅー吹かせても意味がないのは自分の身に置き換えてみれば分かるし。


そんなこんなで与えられた機会を大事にしつつ、ぼちぼち毎日生きていきますです。



◆  ◆  ◆


医療不信を生み出すのは一体何なのか。こういう記事が出てしまうこと事態、非常に問題だと思う。私だって、頭を下げたぐらいだ。実際には、反発する声だって大きい証拠ではないのか。


それに、医療側と市民との橋渡しをしたいというのなら、どうして、グラビアに出る必要があるのだろう?


ベストセラー・カリスマ美女医 初のセクシーグラビアに挑戦 2011.05.31 NEWSポストセブン


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少なくとも私は男性社会への批判や、手作りを強要する教育関係者への批判などを宋医師のような女性にして欲しくない。かえって私たち女性への差別や偏見を助長すると思うからだ。


続く

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