2016/04/12

『医療崩壊』と『メディア戦略』 世の中を動かすには『ワイドショーに出ないといけない!』その4


●舛添要一氏は本当に周産期医療に関心があったのか? 元愛人母語る「実子への非道な仕打ち」


この頃の舛添氏は確かに、国民の方を向いていたし、上医師の活動も評価されるべき点があると思う。でもーーー


私が舛添氏の活躍を『メディア戦略』じゃないかと疑うようになったのは、2014年2月の東京都知事選挙の時だった。「愛人が産んだ重い障害のあるお子さんを認知しようとしなかった」と女性週刊誌に暴露されたのだ。愛人だった女性のお母様が「縁を切るために『2000万円でどうですか』」と舛添氏が言ったと証言していらした。その他にも「遠距離で親を介護していたのは嘘。選挙用のパフォーマンス」という親族の証言が週刊誌に掲載された。


有権者の反発は大きかった。舛添氏がことあるごとに「遠距離介護で母親の介護を続けてきた」と語ってきたからだ。


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舛添新都知事 元愛人母語る「実子への非道な仕打ち」 ライブドアニュース 2014年2月10日 0時0分 女性自身
http://news.livedoor.com/article/detail/8520647/


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A子さんの母は続ける。

「孫が生まれてしばらく経って、1度だけあの人に会いました。そのときの態度、口ぶりは一生忘れません! 開口一番、あの人が口にしたのは『2千万円でいいですか』という言葉でした。金は払うから、この子の認知はしない、養育費も払わない、今後いっさい面倒をみないという意味だったと思います。娘と子供を切り捨てるための手切れ金として、いきなり『2千万』と言ったのでしょう。娘はストレスで体調を崩しました。障害を抱えた子供の面倒を一生みるのがあの人の責任です。社会保障の充実を訴える陰でこんなことを平気にできる……。人の道を外れたことを平気でする男が都知事になって、本当に大丈夫でしょうか……」


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●「県立柏原病院の小児科を守る会」の視察は、『メディア戦略』だったのか


私は記事を読んで、ある疑惑が頭に浮かんだ。舛添氏が県立柏原病院を視察したのも、もしかしたら『メディア戦略』の一環だったのかもしれない、と思ったのだ。当時、崩壊寸前の小児医療を守ろうという「県立柏原病院の小児科を守る会」の活動は多くのメディアで取り上げられた。テレビ東京で「ルビコンの決断」というドラマにもなった。


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舛添大臣 「自発的な成功」視察2008年07月07日 丹波新聞
http://tanba.jp/modules/features/index.php?page=article&storyid=426


舛添要一厚生労働大臣が3日、 県立柏原病院 (酒井國安院長) を視察した。 医師の負担を軽減するため 「コンビニ受診を控えよう」 と呼びかけている 「県立柏原病院の小児科を守る会」 (丹生裕子代表) と懇談したほか、 丹波新聞社の足立智和記者が、 同病院の機能低下が丹波医療圏域に与えている影響について説明。 舛添大臣は 「おかみのおしつけの運動ではなく、 自発的なものであることが成功のカギだ。 厚労省としてできることはやる。 国民も努力しなければならない」 と、 「守る会」 をモデルにした意識変革の広がりに期待感を示した。


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経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」2009年12月17日放送奇跡の医療革命!お母さんたちが立ち上がった!:テレビ東京 

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2009年12月17日放送
奇跡の医療革命!
お母さんたちが立ち上がった!

詳しい内容


兵庫県立柏原病院をめぐり、医師不足で廃止の危機に立たされた小児科を地元の若い母親ら(佐藤藍子)が大運動を起こして、よみがえらせた物語。若い母親たちは小児科廃止反対を署名運動で撤回させようとしただけでなく、患者側にも問題があったと考え、風邪程度でも病院にやってくる「コンビニ診療」を自制する啓蒙活動も実施した。小児診療をスムーズに進めるための患者側のためのチャートを作成し、勤務医の負担軽減を提案した。こうした運動を目の当たりにしたある小児科医師は意外なる行動をとった。

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小さな地方紙のニュースが、あっという間にあちこちのメディアで取り上げられ、ドラマになるなんて・・・。何かがおかしい。何か見えない、大きな力が働いているようだと思っていた。なぜなら私の家族をはじめ、一般社会では、「医療崩壊」という言葉が認知されていないからだ。


実際に、今、メディア関係の方に、当時の話をしても『県立大野病院事件』や『医療崩壊』という言葉を知らない方も多い。 宋美玄氏の週刊文春の記事がスルーされていることを見れば、やっぱりと思う。『医療崩壊ブーム』は、ネットの一時的な盛り上がりに過ぎなかったんだろう。


続く

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