2016/04/12

『医療崩壊』と『メディア戦略』 世の中を動かすには『ワイドショーに出ないといけない!』その5


●舛添要一東京都知事は、『救児の人々』に登場するシングルマザーの元交際相手にそっくり・・・


このブログで、私のインタビューが掲載されたロハスメディア社の『救児の人々』という本について触れてきた。『救児の人々』は新生児医療の様々な問題を取り上げている。実は冒頭に、舛添氏にそっくりな男性が登場するのだ。


『ロハス・メディカル』 2010年5月号の誌面に掲載された『救児の人々』の広告

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私はNICUに我が子が入院した時に、この世の矛盾が凝縮していると思った。


日本の周産期医療は世界的にもレベルが高いといわれているが、そのために生まれる悲劇もあるからだ。例えば救命されたお子さんの脳機能に障害が残るようなケース。障害があると知った親御さんの中には、受け入れられず育児を放棄してしまう方が一定の割合でいるといわれていた。


育児を放棄するのは、支援が不足しているから、ともいえる。なかなか表に出ない問題を、病院の外の人達に知ってもらわないと予算もつかない。何もはじまらないと思った。


実名でインタビューに答えたのは顔や名前が分かった方が、身近に感じてもらえるかもしれないからだった。


『救児の人々』からは、その後、私の章を削除していただいたけれど・・・どちらにしても、私が望んでいたような支援には結びつかなかったんじゃないかと思った。


なぜなら、私が女性誌に掲載されたインタビューを読んで驚いたのは、舛添氏が『救児の人々』で取り上げられた、シングルマザーの元交際相手の男性にそっくりだったからだ。私には舛添氏に、周産期医療に関心があるなんて、とてもじゃないけれど思えなかった。


舛添氏が地方の医療機関に視察に行ったのは、政治家としてのパフォーマンスだったんじゃないのかな?


●どこからどこまでが『メディア戦略』なのか


そういえば、2009年、舛添氏に抜擢され、一躍「時の人」となった村重直子氏は一時期、上昌広医師の下で働いていらした。村重氏が舛添氏の私的なアドバイザーグループ「大臣政策室」の政策官に就任し、2010年に『さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命を預けますか?』(講談社)を出版したのも、もしかして!?


疑い出すと切りないけれど、でも現実は?


舛添氏に好感を持つ女性有権者が、今の東京にどれだけいるのだろう?上医師にアドバイスをした当の舛添氏が痛感したはずだ。


『メディア戦略』というものは諸刃の刃。オセロゲームに似た恐ろしさがある。


続く



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