2016/04/20

『牧本事件』と『ロハス・メディカル』 その2


●『ロハス・メディカル』は、誰が、いつ、どんな目的で創刊したのか


こちらは家に保管してあった『ロハス・メディカル』2010年4月号。久しぶりに手に取るといくつかのことがわかる。


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●『ロハス・メディカル』を編集している『医師35人の合同編集委員会』とは


まず1つ目。先ほどの表紙の青い線で囲った部分を拡大した画像。よく見ると「編集/『医師35人の合同編集委員会』」と記載されていることがわかる。


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それでは、もう1度おさらいしてみよう。『ロハス・メディカル』とはどのような媒体なのだろう。『ロハス・メディカル』がどのような目的で創刊されたのかは、『全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会』が東京大学に送った質問書に詳しく書かれている。


「東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携部門」に関する公開質問書


質問書にあるように『ロハス・メディカル』の創刊には、アインファーマシーズの寄付講座、上昌広医師の研究室の活動が関与している。もともとは上研究室の活動目的の一つだった「メディカル・リテラシーの向上」のために作られたそうだ。しかも『ロハス・メディカル』を発行する『ロハスメディア』代表取締役の川口恭氏は、上医師の大学時代の友人だ。


ここでポイントになるのは、『メディカル・リテラシーの向上』というけれど、上医師の専門が『メディア戦略』ということだ。あくまでも『メディア戦略』の延長だということを忘れてはいけない。


実際に調べると、編集に関わる『医師35人の合同編集委員会』には、上医師も参加していることがわかる。つまり厳密にいえば「『公平で中立』ではない」ということになるだろう。


冒頭で紹介した『ロハス・メディカル』2010年4月号は非常に分かり易いと思う。裏表紙はこのように、グラクソ・スミスクライン社のカラー広告も掲載されている。「やっぱりグラクソ・スミスクライン社か」なんて思ってしまう。


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●土屋了介氏と嘉山孝正氏の対談 「メディアリテラシーの向上」のためといえるのか?


中をパラパラめくると、2010年4月号は、こちらの土屋了介氏と嘉山孝正氏の対談が目玉だったようだ。当時は『改革』という言葉がふさわしく思えたけれど・・・


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前回紹介したように、上医師が書いた「2013.3 研究費流用問題_19I3.docx」という文書には「垣添忠生総長と土屋了介・中央病院長は不仲だった」とあった。


後からこうした事実を知ると私はどうしても疑ってしまう。これが「メディアリテラシーの向上」なのだろうか?『ロハス・メディカル』はどちらかというと、日本共産党中央委員会の発行する機関紙『しんぶん赤旗』あるいは創価学会の発行する『聖教新聞』などに近いんじゃないのかな?


続く


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