2016/05/12

NHK クローズアップ現代 『~小児がん 新たなリスク~』 その7

●晩期合併症の問題は子どもの問題から、大人の患者が増えるにつれ、社会の問題になる


「晩期合併症の問題は子どもの問題から、大人の患者が増えるにつれ、社会の問題になってきます。小児がんの治療は彼らの未来の扉を開くものです。ですから彼らが社会に貢献しながら、自分らしく生きられるよう国が支えていくべきなのです」


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●バーミンガム小児病院の『晩期合併症専門外来』


バーミンガム小児病院では晩期合併症専門の外来があります。


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治療を終えた患者に対し、毎年必ず検査を行います。


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この日検査に来た16歳の少年は4歳の時に肺がんになり、抗がん剤の治療を受けました。心臓の機能が落ちる晩期合併症が起きていないか、12年間検査を続けています。


元患者

「毎年診てもらっているから、何かあっても不安はないよ」



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●長期のフォローアップが小児がん経験者の自立を後押しする


長期のフォローアップは小児がん経験者の自立を後押ししています。ロンドンに住む、アレクサンドラさんです。幼い頃に白血病の治療を受けたアレクサンドラさんは、低身長に加えて17歳の時に脳腫瘍を発症しました。


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放射線治療が原因の晩期合併症でした。腫瘍は定期的な検診により早期発見。さらに専門医のアドバイスを受けることで学校に通いながら治療を受けることができました。アレクサンドラさんは看護学校を卒業。今月から夢だった看護師として小児病院で働きはじめています。


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「私は小児がんの晩期合併症がありますが、上手く付き合っていけていると思います。やりたいことができて、自分の人生を生きています。幸せです」


続く

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