2016/06/02

『牧本事件』とメディア戦略 その2

●『研究不正改訂案』というワード文書 


こちらのワードで作成された『研究不正改訂案』を見つけたのは偶然だった。私がこれまで書かなかったあるキーワードと『牧本事件』で検索をした時だった。なんでこんなに詳しい情報が書いてあるんだろう?と不思議に思って、たどり着いた。

(※『1) 日本版NIHの強化 ・ 安倍総理主導で、メッセージを出す。』で検索すると出てきます)


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ダウンロードする。


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・ 厚労省: 一部研究者と技官の癒着
 今年二月、国立がん研究センターの牧本敦・小児科医長が科研費の流用で懲戒解雇されました。複数の愛人や家族に家電製品を買っていました。国がんを巻き込む組織的な問題の筈ですが、厚労省・国がんは第三者委員会も設置せず、刑事告発もしていません。牧本医師は流用した金を返し、普通に働いています。


 彼は、医師主導治験として公的研究費も貰っています。この治験を用いて、滋賀県の大原薬品が承認申請予定です。両者は接待漬けです。捜査二課は、ここで立件しようと考えていました。今年の春です。最近の状況は知りません。警視庁記者クラブに出入りする知人の話では、「検察が二の足を踏んでいる」とか。


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内容もさることながら、作成者が知りたくなる。


そこでいつものようにプロパティを調べる。まずはじめにワードのファイルの概要を開く。作成者の覧は『alice』と記入されており、特定ができない。


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やっぱりダメか、諦めかけつつ一応、詳細情報を確かめる。


●作成日は2013年6月19日 修正者は『KAMI』


すると!なんということだろう。修正者に『KAMI』と記入されている。作成日は2013年6月19日。


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それでは、2013年には何があったのだろうか?現代ビジネスの『医療詐欺』をもう一度引用させていただく。


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医学会には薬の宣伝をする「御用学者」がいる---上昌広『医療詐欺』第1章より 2014年08月17日(日) 現代ビジネス


2013年2月26日、国立がん研究センター中央病院の小児腫瘍科長、牧本敦医師(当時四五歳)が国の研究費約2,570万円を不正にプールし、一部を家電製品の購入などに私的流用したとして懲戒解雇されました。

牧本医師は2007~08年度、厚生労働省から計約2億2,000万円の研究費を受け取っていましたが、物品納入業者に架空発注して代金を過大に払い、その分を不正にプールする「預け」という手法で裏金をつくり、少なくとも五百数十万円を私物のエアコンやテレビなどの代金に充てていたという話です。

国立がん研究センターの記者会見では、牧本医師本人がプールしていたという説明がされましたが、そんなことはあり得ません。出入り業者が一人の医師のためだけにリスクを負うなんてことは考えにくいからです。

そうなるとひとつの可能性が浮かびます。

牧本医師は、国立がん研究センターで代々おこなわれていた裏金づくりのスキームで、私的流用をした――。国立がん研究センター関係者によれば、事情は以下のような感じです。


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●『研究不正改訂案』に書いてあることは、真実なのか


再び『研究不正改訂案』を読む。ああ、なるほど。冒頭に「世論が盛り上がれば」とある。『福島県立大野病院事件』と同じように世論を盛り上げるために今回は『牧本事件』ということだったのだろうか。


『医療崩壊』と『メディア戦略』 世の中を動かすには『ワイドショーに出ないといけない!』その1


しかし『牧本事件』の主人公、牧本敦医師の言い分もきいてみないとわからない。私には牧本医師が『牧本事件』と非難され小児がん治療の最前線から永久追放されるほど、悪い人だと思えない。それに、国がんが情報開示しないのは隠蔽体質だからではなく、『愛人』をかばっているのかもしれないでしょう?


名指しされた大原薬品工業株式会社について調べてみると、牧本医師が講演で紹介していた『STAND UP』というフリーペーパーを支援していることがわかる。私には、若年性のがんの患者さん達を、長い間、支援してきた会社のように思えるけれど・・・。患者さん達はどう思っているだろうか?


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若年性がん患者支援団体「STAND UP!!」への活動支援 社会との関わり 大原薬品工業株式会社

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若年性がん患者支援団体「STAND UP!!」への活動支援

若年性がん患者の精神的支援活動の一環として、若年性がん患者のための情報マガジン「STAND UP!!」(フリーペーパー第1弾)を発刊されました。
大原薬品は若年性がんの患者さまがこの支援団体の活動をより多く知っていただけるよう、現在その冊子を大学病院、地域がん拠点病院、小児がん専門病院等への設置活動に対するお手伝いをさせていただいております。冊子の内容は、若年性がん患者が病気とどのように向き合っていくかの経験談を掲載した情報誌で、大変感動的な内容となっており大原薬品は今後もこの活動を継続的に支援していきます。



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No title

コメントをありがとうございます。

『集中』という雑誌は一般には出回りません。また、ブログには基本的に誰もがアクセスできる情報だけを掲載するようにしてきました。

しかしネットが普及すると、会員制の雑誌であっても、断片的に内容がわかるんですね。

当時書かれていた内容を知り、私も少なからずショックを受けました。かなり早い時期に「愛人」という言葉が出ていたからです。

あとこれらの情報を読んで、重要なことを思い出しました。私の手元にあるものは、もしかしたらあることを証明してくれるはずです。

それにしても、牧本先生はよく心が折れなかっですね。