2014/02/03

給食アレルギー対策 心配なら「私立受験」?

髪を切りに行って雑誌を読んでいたら気になる記事を見つけた。医師が食物アレルギーのお子さんの親御さんに「給食が心配なら私立を受験することも考えて」というようなアドバイスをしていたのだ。「専門医が不足している」という医療側の問題には触れていないような・・・。



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(2007/06)
よしなが こうたく

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私は私立に通っていてお弁当だったけれど、牛乳だけは毎日飲まされていたよ。例えば重度の牛乳アレルギーのお子さんの場合は、牛乳が体にかかっただけでショックを起こすこともあると、新聞に書いてあった・・・私立に通っても危険はあるんじゃないだろうか。私立だから食物アレルギーの子どもを想定した「アレルギーの授業」などはないかもしれない。


給食と食物アレルギーを考える(中) 学校現場の模索 確認や注射 態勢は? 西日本新聞 2013年10月16日 より一部引用


「牛乳が体にかかっただけでもショックを起こします。学校にはまだ相談していなくて不安です…」
アレルギーの子がいる親の自助グループ「福岡アレルギーを考える会」(野田朱美会長)が9月、福岡市で開いた小学校入学前の子どもがいる家族を対象にした相談会。牛乳のアレルギー反応で意識が低下し命の危険もあるアナフィラキシーショックを起こす長男が来春小学校に入学するという同市の主婦(42)は涙ぐんだ。



NHKクローズアップ現代 続発するアレルギー事故 学校給食で何が?より一部引用

この学校ではさまざまな機会を捉えて児童がアレルギーを理解するように指導しているのです。

「調理実習の時とか考えとる。
秋穂の食べれへんものとか。」

「アッキーに牛乳がかぶらんようにするとか。
牛乳に近づけさせないとか。」


伊勢市立城田小学校 宮城弘明校長
「クラスの他の子どもたちも、秋穂さんのアレルギー疾患のことでいろいろなことを学べたのではないかなと。
お互いにいいふうにかみ合って、6年間子どもたちは育ってきてるのではないかなと思ってます。」



それに、私のまちは死亡事故で有名になってしまったが、「心配だからお弁当にさせて欲しい」というような保護者にはお弁当を認めているんじゃないだろうか?むしろ私はお母さんが大変だから、そのために市ががんばってくれているのかと思っていた。ちなみに私の子どもにも「失明するかもしれない」という不安がある。未熟児網膜症でレーザー治療を受けたため「強く目をぶつけると失明するかもしれない」と医師にいわれているのだ。学校には伝えてあるが体育の授業はちょっとばかり不安だ。小学校に入学する前のちょうど今頃は本当に不安だったことを思い出した。


事故があったので世間の関心が高まり、「救急搬送」「配膳ミス」というような報道が続くということもある。報道があること事態どこでどんなミスが起きたかわかるし情報が共有できる。悪いことではない。しかし、食物アレルギーのお子さんのお母さん達はやっぱり心配なんだろうなぁ〜。


私立に通わせているお母さんは私に言っていた。「公立の子どものほうが体格がいいのは、きっと給食があるからだと皆言っている。給食は母親のためというより、子どものためにあったほうがいい」と。死亡事故がおきてからも、市の給食制度を悪く言う人を私は知らない。新しい取り組みもはじめているし改善されているように思う。


けれど、やっぱり私が感じてきたように、保護者と市と学校という当事者の間だけで情報が共有されているだけ、なのかもしれない。いくら一生懸命とり組んでいてもそれが社会に伝わらないのでは・・・とちょっと残念に思ってしまった。


この前いただいたお便りの内容をもう一度アップしようと思う。これぐらいしか私にできることがなくて残念・・・


「半加工品などは使用せず手作りを基本とした給食を提供する」これだけでも私は有り難いと思っている。


■「学校給食について」

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「市では小・中校全校に栄養士を配置し、各学校で立てた教育計画に基づいて献立の作成と調理を行い、給食を活用した食事指導や食文化の伝達などの食育も積極的に進めています。食材については『●市学校給食物資食材取扱基準 』に基づいた安全な食材を使用し、●市産の野菜等も積極的に取り入れ、半加工品などは使用せず手作りを基本とした給食を提供しています。

なお食材の放射性物質につきましては、●市独自でも検査を実施し、その結果を市のホームページでも公表しております。


■「学校給食における完全除去食対応の見直しについて」


教育員会では、食物アレルギー事故の再発防止対策として平成25年度第2学期から導入した厳しい完全除去食について、この間、公益法人●市医師会との連携の下、見直し検討を進めてきました。

その結果、医師の助言により、下記の3項目について、食物アレルギーのある児童であっても基本的には接種可能なことや、重症な食物アレルギーでなければ除去が必要ないことが確認できたことから、児童・生徒の適切な栄養素の確保・生活の質の維持と併せて、調理上の負担の軽減を図るため、平成26年2月から取り扱いを見直すこととしました。


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給食献立にアレルギー物質記載漏れ/相模原  2014年1月31日 ローカルニュース 神奈川新聞

相模原市教育委員会は31日、同日分の市内中学校の配達給食で、献立予定表にアレルギー物質のエビの記載漏れがあった、と発表した。食物アレルギーを学校側に申告していた生徒8人のうち、3人が注文していたが、エビを食べず、健康に影響はなかった。

 市教委によると、中学校の養護教諭が同日昼前、配達された給食の八宝菜に、献立予定表にアレルギー物質として記載のないエビが入っているのに気付いた。連絡を受けた市教委が全30校に連絡したが、1校の1クラスが給食を食べ終えていたという。

 また、専門医にアレルギーの診断を受けておらず、食物アレルギーの症状で吐き気などを訴えた生徒が1人いたが、軽症という。

 市教委学校保健課は記載漏れを謝罪。確認作業に当たる職員を2人から4人に改めるとした。


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食物アレルギー:誤食の小3女児を搬送−−板橋の学童クラブ /東京 毎日新聞 2014年1月31日

 板橋区は31日、ピーナツアレルギーのある小学3年の女児(8)が区立の学童クラブで、誤ってピーナツチョコレートを食べ、救急車で病院に搬送されたと発表した。児童は点滴を受けた後に帰宅したという。

 区によると、女児は30日午後4時25分ごろ、おやつとして出されたピーナツチョコを一口食べた直後、喉の違和感を訴えた。


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