2016/08/03

国立成育医療研究センターに誕生した子どもホスピス『もみじの家』と クローズアップ現代『幼い命を守れ 小児在宅ケア・地域の挑戦』 その1

●8月2日にワークショップがあるので、参加しませんか?


先月7月4日、息子が産まれた国立成育医療研究センターから電話がかかってきた。「8月2日に、ワークショップがあるので、参加しませんか?」というお誘いだった。


丁度、1年に1度の検診の日だったので参加することに。


電話をかけて下さった看護師さんの話では 「8月2日に成育を受診したお子さんと、保護者の方に声をかけた」ということだったけれど・・・たまたまにしては偶然だな、と今でも信じられない。


●子どもホスピス『もみじの家』のハウスマネージャーに就任した、元元NHKアナスンサー内多勝康さん

今年のはじめ、成育の敷地内に『もみじの家』という子どもホスピスが誕生した。ハウスマネージャーに就任したのは、こちらの元NHKアナスンサー、内多勝康さんだ。

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内多勝康ハウスマネージャー就任のごあいさつ 『もみじの家』
http://www.home-from-home.jp/2016/04/08/内多勝康ハウスマネージャー就任のごあいさつ/

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4月1日に、「もみじの家」のハウスマネージャーに就任いたしました、内多勝康と申します。私は、先月までNHKのアナウンサーを30年間勤めていたという、少々変わり種です。長年、慣れ親しんだ職場を離れ、どうして全く違う世界に飛び込んだのか。それは、「もみじの家」の将来に、社会的意義や大きな使命を感じたからです。

“医療的ケアが必要な子どもたちが退院した後、家族の暮らしをどう支えていくのか?”

私は3年前、『クローズアップ現代』で、このテーマについて取り上げた事がありました。その時、私は、スタジオで、こうコメントしたことを、今でも覚えています。

「今や世界で最も新生児の命を救うと言われる日本ですが、今度は、救った命をどう守っていくかという新たな宿題を背負っています。」

番組では、寝る時間を削って、神経をすり減らしながら、子どものケアを続けている、何人ものお母さんたちに出会いました。退院という言葉は、決して良いイメージだけでなく、その後に背負わなくてはならない、いつ終わるとも知れない過酷な日々を突きつけるものでもあるということを、私は思い知らされました。そして、子どもや家族の幸せのためには、医療や福祉、教育など、様々な専門職が結集して課題解決にあたる必要性も痛感しました。

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●クローズアップ現代をみて、手紙を送った


私は内多さんがハウスマネージャーに就任したと知り、驚いた。なぜなら、このブログをつくった理由の1つは、内多さんが制作に関わったというクローズアップ現代をみたからだからだ。


医師の友人のすすめもあり、国立成育医療研究センターには手紙を書いて「ブログをつくりました」と伝えてある。


小さく生まれた子供を社会でどう支えるか「その1」 手紙を書いてみる


なぜそんなことをしたかというと、ブログの副題にあるように、私の住む街で給食で死亡事故が起きたからだ。医療の進歩のおかげで重い病気や障害を抱えた子ども達が、病院の外で暮らせるようになった。


しかし支援が十分でないことや、社会の理解がないことで、悲しい事故が起きてしまった。死亡事故が起きた小学校の先生方は、大きな精神的ショックを受けたときいている。


この事故は、食物アレルギーのお子さんと親御さんだけの問題じゃない。


息子が救命された時よりも、さらに小さな超低出生体重児も増えている。


しかし一方で、教育現場は予算も人も不足していて、余裕がない。このままでは、また同じような悲しい事故が起きてしまうんじゃないかと、危機感を感じたからだった。


でも、あの番組をみて、「このままでいいのか?」と思ったのは私だけじゃなかったようだ。内多さんも、同じだったんだなぁ、と思った。


ちなみに、自己紹介にあるように、NHKの『おはよう日本』は、私に生きる希望を与えてくれた。『牧本事件』を考えるきっかけになった、小児がんの特集もNHKのクローズアップ現代だった。


偶然にしては、できすぎている。


続く

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