2016/08/14

『Wedge(ウェッジ)』と村中璃子氏に関する話題 その後 その2

●『Wedge(ウェッジ)』の記事と、国際医療福祉大学との関係


もう1つネットで話題になる原因がある。それは、問題の記事と国際医療福祉大学との関連だ。実は、記事の鍵を握る方が、今年の4月に昇格し国際医療福祉大学にうつったといわれているのだ。



国際医療福祉大学ときいて、ピンとくるのは私だけじゃないはずだ。なぜなら、上昌広医師は、アクセスジャーナルという情報誌に名指しで批判されるほど、医学部新設派として有名だったからだ。


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自ら、「国際医療福祉大学」=「医学部新設賛成」派であることを証明した東大・上昌広教授 2012/04/01 執筆者: Yamaoka (8:38 pm)
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医学部新設が国民のためになるのであれば大いに結構なことだが、既存の医師偏在こそが問題で、新設は同大の私益のためと見て、問題提起して来た。既報記事においては、国際医療福祉大学と水面下で繋がっていると思われる政治家や大学研究者などもいるとして、その情報も報じて来た。

もっとも、いまだから明かすが、その結びつきがどれほど密なものであるかは、正直、よくわかっていないケースもあった。そのなかには、東大医科学研究所の上昌広特任教授(横右写真)も含まれていたが、その上氏は『学研・進学情報』(発行・学習研究社)という月刊誌の今年4月号に、医学部新設の必要性を説いたインタビュー記事を緊急掲載した(=横左同。4頁)。

この記事が実に興味深いのだ。というのは、何を思ったか、上氏、同記事において、国際医療福祉大学一派であることを自ら暴露する結果になっている(記事で述べている医学部新設の根拠に説得力がない。その論考については次回に報じる)が、自分と同じ立場から、医学部新設について積極的な発言などしている者の名前をたくさん挙げており、それは本紙がこれまでに名前を挙げて来た者とまったくというほど重なり合うからだ。

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アクセスジャーナルの過去の記事には黒岩祐治神奈川知事の写真や、鈴木寛氏のお名前も掲載されているし、ばらまかれた怪文書には、患者目線という言葉が書かれていたそうだ。しかも国家戦略特別区域の「東京圏」の成田市分科会のヒアリング対象者のお一人は先ほどの湯地晃一郎医師

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首相官邸 内閣府地方推進事務局 国家戦略特区 第2回成田市分科会 出席者名簿 平成27年2月9日
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/tokyoken/naritashi/dai2/sankou1.pdf

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(※湯地晃一郎医師の現在の所属先は東京大学医科学研究所『国際先端医療社会連携研究部門』。東大が公開しているこちらの資料によると、平成26年11月に設置された講座で、寄付元は東急不動産株式会社となっている)

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これだけの事実が揃えば、ネットで話題になるのは当然だろう。だっていつも登場するのが、同じようなメンバーなんだもの。

続く

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