2016/09/25

超低出生体重児の退院後の支援と、子どもの自己決定権 その2 

●理解するスピードが少し遅い


超低出生体重児と発達障害の問題はとても関心が高い話題のようだ。


子どものプライバシーに関わるけれど「勉強ができない」を、もう少し具体的に書いてみる。できない原因を簡単に説明すると、「理解するスピードが少し遅い」ということだと思う。


●復習する時間がない 宿題も成績を下げる要因になっている


加えて休みごとに出される宿題が多い。息子の場合宿題が成績をさげる要因になっている。


苦手なところを復習する時間がないから、「宿題を減らして下さい」とお願いしたこともある。ところが、宿題はテストとセットのことが多く、宿題をしないと結局テストの点数が下がってしまう。


できる子どもには簡単かもしれないし、もっと自由に勉強をさせてくれてもいいのに。


●勉強時間を長くすると、成績が向上するんですか?


小学校でPTAの委員をしていた時に、「夏休みが今年から少なくなる」というから手をあげて質問したことがある。「どうして休みを減らすんですか?勉強時間の長さと、成績向上との因果関係があるんですか?」と尋ねた。


すると校長先生は答えられなかった。


●「ああ、そうなのか!」と思えるような指導をするほうが大切だ


教員である夫が私に言ったことがある。


経験が少ない教員ほど、成績向上のために、宿題の量を増やそうとする。でも理解していない子どもに量だけ増やしても、結果には結びつかない。「ああ、そうなのか!」と思えるような指導をするほうが大切だ。


●どうして成績が悪いのか、原因を探る


息子の成績が悪いから、私はまずデータ収集からはじめた。ノートや教科書、副教材をチェックし、配られたプリントを教科ごとのファイルにとじて保存した。成績が悪い、といっても、どこに原因があるのか知る必要がある。


株式投資をしている人が、データ収集するような感じ。


その結果わかったのは、息子は、中学での勉強が、小学校とどう違うのか、理解できていない、ということだった。


小学生の時なら、授業をききながしてもテストである程度点数がとれた。でも、中学生になるとそれでは無理だ。テストまでに、テスト範囲を、ある程度勉強しないと、点がとれない。絶対に覚えないといけないことが増えるからだ。例えば英語の単語のスペル、国語なら、古文や漢文などの文法などだ。


小学生の時と同じように、聞き流したら、それじゃあねぇ・・・。


もともと理解する力や覚えるスピードが遅い。超低出生体重児で生まれたことと、これは関係があるのかもしれない。ただ、息子をしっている教員や、医師はこれを「障害」だとは言わない。


超低出生体重児には就学猶予という制度がある。


でも、私はこの制度に関しても、疑問を感じてきた。


そもそも日本の教育は余裕がなさすぎるからだ。覚えなくてはいけないことが多すぎると思う。歴史の教科書をみて、まだこんなに用語を覚えないといけないのか、と少しガッカリした。


続く


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