2016/10/25

フジテレビ 『とくダネ!』 「 『新型出生前診断』で揺れる出産現場」 をみて その2

●お金になる医療と、ならない医療の差に愕然とする


「謎に満ちたジーンテック」なんて書いたが、今や登記謄本もネットで閲覧できる時代だ。成立の経緯、経営陣の経歴などを調べてある。もちろん、『ジーンテック』の前身『スキャン株式会社』についても。


感想を一言でいうと、「同業者からの批判が絶えない理由がわかる」だ。「この臨床研究は、医学の発展や患者のためなんです」と言われても私は素直に信じることができないなぁ。


昨日書いたように、『もみじの家』の取り組みは、ナショナルセンターに相応しく素晴らしいと思う。しかし、この事業は大きな難題を抱えている。運営費が常に不足しており、寄付を集め続けないと維持できないのだ。


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●『新型出生前診断』を臨床研究として行う理由 国民は納得しているのか?


寄付を募る時に、ネックになるのが、私はこの『新型出生前診断』だと思ってきた。


だってジーンテックの設立の経緯を含め、大きな矛盾を感じるんだもの。医療はもはや産業でありビジネスなんだということを、突きつけられた気がする。


不満に思っているのは、当事者や取材に応じる医療者だけではない。「子どものためのナショナルセンターが率先して行う研究なのか?」と教育者までいっているよ。


今日の『とくダネ!』をみても、社会に混乱をもたらすことは、はじめからわかっていたのに、としか思えない。成育は社会に広く寄付を呼びかけるなら、『ジーンテック』にも寄付してもらえばいいのに。


ためしに、『新型出生前診断』 『医療的ケア児』はどれくらい注目されているのか、検索してみた。すると、このブログの昨年書いたある記事が上位に表示される。


けっこうびっくりした。そのうち、社会問題になっていくのかな。

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