2016/11/14

NHK首都圏ネットワーク 「がんと生きる」 たどりつけない小児がん拠点病院

●なぜ、専門医にみてもらったほうがいいのか


11月9日、NHK首都圏ネットワークで、小児がん拠点病院が取り上げられた。私が文字に起こさなくても、NHKは最近、放送内容をネットで公開してくれている。(※NHKのサイトで番組の内容が公開されています↓)


シリーズ「がんと生きる」(3)たどりつけない小児がん拠点病院 NHK首都圏ネットワーク 2016年11月9日
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●市からのアンケートの回答 「命や健康よりも大切なものがあるんですか」


私はこの前、市から送られてきたアンケートに書いたばかりだった。患者さんの少ない病気は、やっぱり経験豊富な医師にみてもらったほうがいい。


『すべての医療的ケア児を普通学級へ』は本当に実現可能なのか? 『福祉ニーズ調査』


市は『インクルーシブ教育』を目指すというけれど、実際の教育現場と乖離している。文科省の締め付けが厳しいのか、カリキュラムがぎゅうぎゅうで、病院に行くのも苦労している。課題を提出できないと「成績を下げる」と言われる。遊んでさぼっているわけじゃないのに、子どもがかわいそうだ。それなのに、『インクルーシブ教育』?矛盾している。


だから命や健康よりも大切なものがあるんですか、なんて、まるで、電通の過労自殺で亡くなった女性のお母さんが訴えたようなことを書いたばかりだった。学校に余裕がないんだから、そんな素晴らしい理想を目指さなくてもいいと思う。


この特集では、私が伝えたかったこと、「なぜ専門医にみてもらわないといけないのか」をわかりやすく伝えていた。


番組に出演されていた患者さんのお母さんの言葉がつきささる。


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お嬢さんが原因不明の頭痛と吐き気に襲わた時、まさかがんだと思わないから、ネットで「頭痛・病院・子供」という検索ワードで検索したそうだ。当然検索結果には、眼科や小児科が表示される。だから今でも、ご自分を責めているという。


息子も赤ちゃんの時に総胆管結石になったけれど、街の小児科医には「ただの風邪です」と言われていた。普通に生まれた赤ちゃんはまずかからない病気だから、その小児科医が悪いわけじゃない。念のために受診した国立成育医療研究センターの救急でも、はじめはわからなかった。子供の難しい病気は、経験豊富な医師でもわからないことも多いそうだ。


私と窪田満医師とを結ぶ線  「その先生はもしかして窪田先生ですか?」 その2


番組には、講演を文字に起こした原純一医師も出ていらして、「最初の病院を受診してから、3か月以上たってやっと来られる患者さんもいる」とおっしゃっていた。講演では、あまりハッキリおっしゃっていないけれど、やっぱりなるべく早く専門医に診ていただいたほうがいいそうだ。


『こどものがんについて』 原 純一医師の講演と『インクルーシブ教育』 その1


だから牧本敦医師は相談事業をしていらしたんだなぁ。


『どんなことがあっても息子の主治医は牧本先生』 小児がん専門委員会議事録を読む その1


番組をみていたら、なんだかいろいろなことを思い出してしまった。まさに「これから動き出す」という時だったんだよね。。


●教育現場にも、ハンドブックを置いて欲しい・・・


特集の最後に、取り上げていたのは東京都が医療機関向けに作成したハンドブックだった。小児がんは成人のがんに比べて進行が早いといわれているので、地域の医療機関から、素早くつなげるためだそうだ。


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この特集を取材した記者さんは、きちんと取材しているなぁ、と感心した。なぜなら、最近ある人にきいたばかりだからだ。国立がん研究センターも、国立成育医療研究センターもがんばっているそうだけれど、最近評判が良いのは、東京都立小児総合医療センターなんだと言っていた。良い先生が集まってきているそうだ。


その話は本当のようだ。


ああそれにしても、あのハンドブックの内容を変えて教育現場にも置いて欲しい。

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