2016/11/22

超低出生体重児の中学生活 その1 「君はどうせ覚えられないから、先生が書いてあげる」という先生

● 「君はどうせ覚えられないから、先生が書いてあげる」という指導なら、私でも先生ができる!


中学生の息子の期末テストの勉強をみていたら、風邪を引いてダウンしてしまった。


なぜ、私が期末テストの勉強をやらないといけないかというとーーーーー息子の公立中学の先生はこんな感じだから。これは中学1年の時の英語の教科書。赤いペンで書いたカタカナは、息子じゃなく英語の先生が書き込んだ。「君はどうせ覚えられないから、先生が書いてあげる」と休み時間に書いて「くれた」そうだ。


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私ははじめてみた時に、驚いて固まってしまった。すごい指導法だ。こんな教え方でいいなら、私でも先生ができるよ。


もうこの教科書は使えないなぁ。季節や曜日が覚えやすいように、イラストがついていたのに・・・。それよりも、今の若い先生には、想像力が欠落しているようで悲しくなった。こういう指導を側でみていて、何も感じない他の先生達にも不信感が募る。


ただこれは我が国の今の教育を象徴していると思う。


今の学校の先生達は、教育者ではなく、会社員みたいだからだ。文科省から出されたノルマをこなすことで精一杯で、子ども達のほうを向いているとはあまり思えない。


「どうせこの子はできないから」と思わないと、先生もやっていけなくなるんだろう。



●簡単に切りすてる教育を続けていいの?


でも本当にそれでいいの?


できない子ども達を、簡単に切り捨てていって本当にいいの?


そんなことをしていったら、将来、自分達の首を絞めることにつながらないの?


我が国は、すさまじい勢いで高齢化がすすむ一方で、子どもの数が減っている。これまでのように切り捨てる教育をしていては、もう国がもたないと思う。今はなるべく多くの子ども達が、どんな形であれ、将来、社会に貢献できるようにしていかないといけないんじゃないかと思う。


私は学校や先生には言いたいことが沢山あったけれど、あの時、何も言い返さなかった。反論するにも結果を出さないと説得力がないと思ったからだ。


●変わらないといけないのは学校や先生じゃないの?


さっそく英語の教科書の付属のCDを購入し、毎日きかせ音読をさせた。平行して、1年生の1学期に遡って単語や熟語を覚えさせた。


ただ、文法は、何度も繰り返してもなかなか覚えられない。理屈で説明しても頭に入らないようだ。


そこで、学校で使っている問題集に出てくる文章を、すらすらいえるように特訓することに。英語はコミュニケーションだから、問題を解くよりも、しゃべるほうが面白いだろうと思ったからだ。


最近、思いきって、個別指導塾もやめることにした。年間40万円以上も払っていたけれど、私ほどは熱心に勉強を教えないからだ。


あれから1年いじょうがたち、結果が少しずつ出てきた。


超低出生体重児じゃなくても、勉強ができなくて悩んでいる子どもがいる。この子達だって、時間をかけて、指導したら、成績が伸びてやる気になるかもしれないのに・・・。日本は、子どもを大切にしない国だなぁ。


中学生なんてまだ発展途上だから、可能性がある。学校の先生って、基本的に勉強が好きでできる人達だから、できなくて悩む子どもの気持ちはわからないんだろうな。


私は自分が成績が悪くて悩んできたし、カンニングをして捕まったこともあるから、できない子どもの屈折した気持ちには敏感なんだよ。


そろそろ、子どもに「変われ」というばかりじゃなく、学校や先生も変わればいいのに。




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